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【モラハラ】私が出張や飲み会に行くためのコツ6つ
私は現在、モラハラクソ夫と別居しています。クソ夫と同居していた時代の悩みとして、私が出張や飲み会に行きづらかった問題と、そのような時にどうすれば良いかという悩みについて思い出し、その対策についてお話ししたいと思います。
パートナーがモラハラであるかどうかに関わらず、女性の皆さん、こんな悩みはありませんか?
・夫は「今日の夜は飲み会だ」と急に飲みに行く・・・
・私は、飲み会に行くために夫にお伺いを立てないといけない(子供の迎えや家事を頼むため) →ダメな場合もある
・夫は、「来月から出張だ」と、家庭に事後報告で仕事の予定を立てられる・・・
・私は、仕事の予定を自分で決める前に夫に相談しないといけない →ダメな場合もある
また、女性が出張や飲み会に行けたとしても、
・子供の面倒や預け先の調整
・夫のご機嫌取り
・夫が見てくれる場合でも。夕食の用意はしていかなければいけない
など、しがらみがありませんか?
「子供が小さいうちは女性が我慢すべきだ」という考えをお持ちの方もいるかもしれません。確かに、母乳を与えて育てている時期など、どうしても母親でなければいけない時期も少々あります。しかし、そういった時期を除いては、私は女性も男性と平等に出張や飲み会に行くべきだし、そうあるべき世の中だと思っています。しかし、なぜ女性だけ行動に制限されるのでしょうか。
私の家ももれなくそういう感じでしたし、さらにクソ夫は「自分が良くても妻はダメ」という、モラハラの価値観そのものでした。「母親のくせにそんなに行きたいのか?子供がかわいそうだ」と言われたこともありました。
そのため、クソ夫は私の何倍も飲み会や出張に行っているにも関わらず、私は行くのに毎回苦労をしました。お願いをしていたにも関わらず、モラハラ炸裂して行けなかったことも、何回もありました。
そんな私が同居時代に、少しでもクソ夫と同等までは行かないものの、出張や飲み会などに行くためにいろいろな工夫をしていました。その工夫について主に6点ほどあるので、お話しさせていただきます。
1,情報を匂わせる
まず一つ目は、その情報が入手された時点で決まりでなくても、すぐに匂わせるという点です。これはいきなり「来週出張に行くよ」などと話をした時に、相手も心構えができていないとか、クソ夫は機嫌が悪い時に話をするとムッとするということもあるので、機嫌がいい時にこういったイベントがあるかもしれないということを匂わせておくのです。
そうすることで、本当に決まった時にお願いをしても、「ああ、あのことね」とスムーズに行くこともあると思います。これはクソ夫に限らず、匂わせておくというのは案外有効だと思っています。
2,エビデンス(証拠)を残す
次に、その匂わせの段階から、家族共用の壁掛けのカレンダーに書いて、「私はこの話をしましたよ」というエビデンスを残すということを工夫していました。例えば、来月に同期が帰ってくるから飲み会があるかもしれないといったことが発生した時は、先ほどの匂わせの段階で「この日かこの日に飲み会?」と書いておくのです。
そうすることで本当に決まった時も、「この時に言ったよね」と書いてあると、「ああ、そうだった」と文句を言われることはありません。
ちなみに、エビデンス記載を失念した際、「そんなこと聞いてない」としらばっくれることもありました(単に記憶力が悪いのかもしれませんが・・・)。そういうところもあるので、とにかくエビデンスを残すというのも工夫していた点です。
3,リマインドをする
先ほどの1、2を実施したにOKをもらったとしましょう。通常であれば、当日「じゃあ行ってきます」で済むと思うのですが、クソ夫は忘れがちです。記憶障害?知らばっくれているのか?疑うレベルで忘れます。そのため、リマインドを忘れずに実施します。
先ほどのカレンダー記載が1ヶ月くらい前だとすると、2週間~1週間くらい前に「来週の金曜日は飲み会でいないからね」と言うのです。そうすることで「分かったよ」と思い出すのです。
しかしさらに残念なことに、この段階で点で「俺、来週その日いないんだけど」とほざくことがあります(今思い出しても胸糞です・・・)。この場合、次の対策に移れるので、直前のドタキャンをする心労も減ります。
4,奥義①実家・義理の実家を頼る(コツあり!)
そして次に、このクソ夫が断ってきた時の奥義を2つお話ししたいと思います。
1つ目は月並みですが、実家・義理の実家に頼るということです。これは親御さんが近くにいて関係が良好でないとなかなか難しいのですが、まずはクソ夫に頼る体裁を見せながらも、親に頼るのもやむを得ないと思います。
ただし、私がここで明らかに他の人と違う工夫をしていた点があります。それは、クソ夫の悪口を忘れずに言うという点です。「夫に頼んでいたのだけれど急にダメと言われてしまった」とか、「他の家は夫が見てくれているのだけど、うちはダメだった」などと言うのです。
なぜここで悪口を言うのが大事かというと、いずれ夫婦関係が破綻したり、もうこの人とはやっていられないという時に、このクソ夫の悪口が積み重なることで親も納得感が増すのです。「確かに散々家庭の予定を聞いていたのに急に断ったり、子供を見てくれなかったりしていたよね」と。実際、うちの実家もクソ夫と一緒にいられないとカミングアウトした時は相当驚かれましたが、「思えば、うちに頼ってくることもあったよね」と言ってくれたりもしたので、この悪口の擦り込みは大事です。
これは義理の実家にも有効だと思います。うちは家庭の事情で義理実家はありませんでしたが、「あなたのところの息子さんのせいで私は制限されています」という擦り込みは、日頃からやっておくと、いざという時に役立ちます。あんたんとこの息子がクソだから、こうなったんだぞ、と。
5,奥義②子供に留守番をさせる
そして2つ目の奥義として、子供に留守番をさせてしまいます。これは、長女が小学校5年生(当時)でしっかりしているのでできたことですが、ある程度の年齢であれば、留守番もありです。
数時間なら良い経験にもなりますし、小学校や保育園で特別なイベントがない限りは、休ませてしまうのもありだと思います。そうすることで、そもそも家から出ないので、保育園のお迎えの心配もする必要がありません。
そしてこういった時に、スマートフォンやタブレット、テレビなど日頃制限しているものを解除してみたり、めったに出さないようなお菓子やシールブックなどのおもちゃも置いておくなど工夫をすると、子供もむしろワクワクしながら留守番をしてもらえるかなと思っています。子供自身も、「平日なのに1日家にいられる」ということは、特別感もあって楽しいイベントです。
6,録音や記録をしておく
「以前から言ってのに断られてしまった」「女のくせに行くのはおかしい」など、理不尽なたやりとりは、録音やテキストメモ、あるいは書き殴ったノートでもいいので、履歴を残しておきましょう。これが、いずれ別居や離婚をする時に、実際私は今結構役に立っているのです。
「女は行く必要がない、と言われた」「再三協力を仰いだのにダメだった」など、それがいつ何回あって、どういうふうに断られたかなど、やりとりを残しておくと、離婚調停や裁判で説明を求められたときや、第三者(例えば両親や友達)にも「こういうことがあってつらかった」と言語化する時にも役立ちます。少しつらいかもしれませんが、断られてしまった履歴は残しておくようにしましょう。
私の思いとしては、「相手のせいで出張や飲み会に行かない」という選択肢はありません。もちろん、100%全ての誘いを受けるわけではなく、ある程度はふるいにかけますが・・・基本的に女性が我慢する必要はないと思っています。
「育児中の女性を誘う側がおかしい」という視点もあるかもしれませんが、私はそのような場が好きですし、何より家庭の事情で我慢をするのは自分の心の健康にも良くありません。
そして、クソな仕打ちを受けたら悲しいのですが、最後のコツでお話しした通り、録音やメモを残しクソぶりを逆手に取り、いざ別れる時の材料にすることで、「断ってくれた、しめしめ記録するぞ」くらいのテンションで、ネタにしてしまいましょう。
男女平等が叫ばれる昨今、女性にも社会での活躍の機会が与えられる一方で、子育ての負担はまだまだ女性だけに強いられている現実があります。納得がいきませんが、そんな中でも、自分のやりたいことや生き方を、少しずつ実現していきましょう!
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