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BranCo!2019準優勝チームに、学生スタッフが聞いてきた!【BranCo!2020オリジナルインタビューVol.1】

こんばんは。BranCo!学生スタッフです!

みなさん、3連休いかがお過ごしでしょう?
大学が始まっている方もこれからの方もいらっしゃるかと思いますが、ぜひゆっくりと下半期の計画を立てられるこのタイミングでブランドデザインレクチャーの申し込みやマイページ登録をご検討いただけますと幸いです!笑
(リンクは記事下部に記載しております)

さて、今回、いつもの投稿とは違った形をとっておりますが、今日から不定期連載の形でBranCo!2020オリジナルインタビューをnoteで公開していく運びとなりました!

その第一弾として、BranCo!2019の準優勝チームである「お豆腐」の皆さんに準優勝に至った秘密を打ち明けてもらってまいりました!

BranCo!2020へのエントリーをご検討中の方、チーム登録を終え実際にアイデアを考え中の方はぜひ参考にしていただければと思います!

チーム「お豆腐」
佐野さん:多摩美術大学修士2年、広告のグラフィックデザインを勉強中
近藤さん:首都大学東京理学部修士2年、進化の研究をしていて、現在はショウジョウバエ1万匹を飼育中

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▲ 左から近藤さん、佐野さん

どうしたら暇を有意義に過ごせるか

スタッフ:
今日は、お二人がどのようにBranCo!のテーマに取り組んでいたのかをお聞きしながら、準優勝の秘密を探っていきたいと思います。まずは、作品についてお伺いします。どういったブランドデザインを提案したのか簡単にご説明いただけますでしょうか?

佐野さん:
前年度は「暇」というテーマだったのですが、私たちは「暇を不満に感じている人が多い」というインプットから、「暇を有意義に過ごす」という方向性に着眼し、「おわび本屋」というサービスを提案しました。

スタッフ:
「おわび本屋」ですか。具体的に、どういったサービスなのでしょう?

佐野さん:
「おわび本屋」とは、待ち合わせに遅れた人が待っている人にお詫びとして本を送るサービスです。 定額制で本が読み放題になるサービスがありますよね。あのようなサービスの短時間バージョンをプレゼントするイメージです。待ち合わせに遅れる時間だけのアクセス権を購入して、本を読んで待っていてもらうというサービスです。

スタッフ:
面白いですね!でも、どうしてそのアウトプットになったのですか?

佐野さん:
遅れてくる人を待っている時間って、一番意味のない時間だと思うんですよね。「自分は悪くないのに、無意味な時間を過ごさないといけない。その時間を有意義なものにするためにはどうすればいいんだろう」と考えたときにSNSでもソーシャルゲームでもなく、読書という案が出ました。現代は、読書をする習慣が減っていると思うのですが、このサービスが存在することが待ち合わせ時間にSNSじゃなくて読書をする契機になると思ったんです。それって、有意義な時間の過ごし方ですよね。

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メンバーはバラバラなほうが面白い

スタッフ:
ありがとうございます。とても素敵なアイデアですね。確かに、何かをプレゼントされるって、それ自体が嬉しいし、遅れてくる人を待つというマイナスの時間がプラスの時間になるサービスだと思います。次に、チームの結成についてお伺いしたいです。お二人とも大学も学科も違うんですよね。どういった経緯でこのBranCo!に参加されたのでしょう?

佐野さん:
そうですね、メンバー全員が違う大学に通っていたんですが、中学と高校は一緒だったんです。最初のきっかけは、私が大学内で掲示されていたポスターを見たことでした。大学で広告の勉強をしていることもあって、参加したいなと思ってみんなに声を掛けたんです。同じ大学の友達じゃなくて、このメンバーに声を掛けたのは、専門分野がバラバラなメンバーの方が面白いアイデアになると思ったからですね。

近藤さん:
そんな感じです。気づいたら、メンバーになってたんですよ。(笑)
声を掛けてもらったタイミングでもうエントリーされていました。

スタッフ:
それだけ仲が良いってことですよね。見ていても仲の良さが伝わってきます。それでもグループワークを進めていく上で大変なことも多かったかと思うのですが、実際のところどうでしたか?

佐野さん:
そうですね。やっぱりみんな忙しく、大学が違うこともあり、直接会って作業をする機会は少なかったです。会って作業ができない分、LINEは活用しましたね。それも、ゆるく進めていく感じだったので、ラストスパートは大変でした。(笑) 作品に関しては、アイデアベースで進めていった感じです。インプットとコンセプトが漠然としている段階で、もうアウトプットがなんとなく完成していました。そこから立ち戻って、暇の不満な部分について考えて、インプットとコンセプトを深めていった形です。それをさらに、アウトプットに落とし込んで完成させました。

スタッフ:
なるほど、やはり工夫されていたんですね。逆の視点になりますが、メンバーがバラバラで良かったと思うようなことはありましたか?

佐野さん:
最後のプレゼンを完成させる作業では、私が大学でデザインを学んでいるのでアプリデザインを担当して、近藤君が学会発表の経験を活かして発表を担当しました。作業を分担する際、お互いのバックグラウンドやスキルが違うことを活かせたと思います。

スタッフ:
ありがとうございます。近藤さんは、誘われて参加することを決めたということでしたがモチベーションの点でご苦労はありましたか?

近藤さん:
そうですね、本当にやる気になったのは一次予選からでした。はじめは、誘われたのでせっかくだからやってみようくらいの気持ちだったと思います。
でも、一次予選で他のチームのプレゼンを実際にその場で聞いていて「あれ?」ってなりましたね。同じテーマのはずなのに、自分では全く考え付かなかったアイデアがどんどん出てくるので、これは面白いぞ!と。予想以上にスケールが大きいことや、BranCo!という場の熱量にも驚きました。そこで一念発起して、二次予選は前日の夜中までプレゼンを作り込みました。大変でしたが、今となってはいい思い出です。

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参加して、自信がついた

スタッフ:
なるほど、「それぞれの強みを活かせる」というのはチームで取り組むことができるBranCo!ならではかもしれないですね。それでは、実際にBranCo!に出場してみてよかったことを教えてください。

佐野さん:
私は美大生なので、普段は一人でデザインをしています。今までできなかったプレゼンやチームでものを作り上げる経験ができたことがよかったです。
広告会社である博報堂さんが運営をされているので、プレゼンが重視されていると感じたんですが、そこで100人以上の人に向けてプレゼンをしたことは自信になりました。また、このチームでBranCo!2019をやり遂げることができた充実感は大きかったです。

近藤さん:
こういった自分のアイデアを発表するようなうコンテストって 文系の方が参加されているイメージだったのですが、理系でも得意分野を活かすことができることを知りました。あとは、メンターさんからの学びが大きかったです。一次予選通過チームには、博報堂の社員さんがメンターとして付いてくれるんですが、とても感謝しています。学会発表とは違う、人を惹きつけるプレゼンについて学ぶことができました。メンターさんのおかげで、僕たちのプレゼンの完成度もだいぶ上がったと思います。

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スタッフ:
ありがとうございます。
最後にBranCo!2020に出場する学生に向けてメッセージをお願いします!

佐野さん:
私自身、参加を決めた段階ではこんな賞まで頂けるとは全く思いもしなかったので、「こんなアイデアじゃ通るわけないよね」と貴重な可能性を捨てるのではなく、まずはなんでも出すだけ出してみる!というチャレンジ精神を持って挑んでほしいです。そしてぜひあの大きな舞台を踏んでほしい!

近藤さん:
僕も最初は何もわからないまま一次予選に参加したのですが、こうして何にも代えられないような貴重な経験ができて、その上、結果を残すこともできました。なので、BranCo!自体がよくわからなくて出場を悩んでいる学生さんにこそ挑戦してほしいですね!また、チームによってどこを目標とするかも様々だと思います。単純に「賞を獲る」ことだけではなく「仲間たちと一緒に何かを作り上げる」ことを目指してみてもいいと思います。とにかく参加して損することは絶対にないと思うので、一歩踏み出していただきたいと思っています!

BranCo!2020は11/18までエントリーを受け付けています。
(エントリーにはチーム登録とエントリーシート提出が必要となります。)

https://branco2020.page.link/mypage

また、10/19開催のブランドデザインレクチャー by BranCo!も参加受付中です。お席に限りがございますので、お早めにお申し込みください!
https://branco2020-lecture.peatix.com

詳細は、HPやSNS等で情報を発信しておりますので、ぜひご確認ください!
web: http://branco.h-branddesign.com/
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**BranCo!2020 運営事務局 **

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