bda ORGANIC"セクシュアル・ヘルス通信"

私。荻野 月子、39歳。独身。 かれこれどのくらいセックスしていないんだろう? bda ORGANIC presents ”セクシュアル・ヘルス通信”では、セックスにまつわるさまざまなトピックスをお届けします。 https://www.bdaorganic.jp

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最近の記事

第四回 セクシュアル・ヘルス塾 「なかなか聞けないセクシュアル・ファンタジー(性的空想)の探し方」-AV男優 一徹さん-

 "セクシュアル・ファンタジー"という言葉をご存知でしょうか? いわゆる"おかず"と呼ばれるもので、女性の間ではあまり聞きなじみがないかもしれない。それは、性欲やファンタジーをより増進させ、充実したセクシュアル・ライフをおくる為にもとても大切な要素。今回は「自分の好みの"セクシュアル・ファンタジー"は何だろう? 」をテーマに、講師を務めるラブライフアドバイザーのオリビアさんと"女性のためのAV"の立役者でもあり、人気AV男優の一徹さんに伺いました。 <セクシュアル・ファンタ

    • 年下男との"美味しい"セックス

      「きっと、セックスがよかったのよ」 撮影現場のおしゃべりは “年下男とのセックス”をテーマに盛り上がっていた。 今では当たり前になった年上女と年下男の組み合わせ。 最近呼ばれる結婚式が立て続けに年上女房だったことから そんな話がはじまった。 「年下男の魅力は、やっぱりセックスよ!」 年下とのロマンスが事欠かない 生粋のクーガー、ヘアメイクのありさはそう断言する。 「あの、つるつるのシルクスキンといったら!  年齢を重ねてしまった人間にはない"テクスチャー" あれを

      • 潮、吹いたことがありますか

        セックスから遠ざかって早10年。 オーガズムどころか いまだかつて潮吹きというものを体験したことがない 私、月子。 だけど今回はその潮吹きとやらを 考えざるをえないシチュエーションに遭遇した。 PRの会社を立ち上げ 第一線で活躍し続けている友人、栄子。 彼女の輝かしい50歳の誕生日会に招待されたときのことだった。 いまだにシングルで 浮いた話を聞いたことがない彼女だったが ひさしぶりに会う栄子は どこかキラキラしていて "仕事で頭がいっぱいモード"のいつもとは何かが違っ

        • 【他人の夫婦生活】 円満夫婦は "秘め事フリー"

          私はその週末に とても仲がいい結婚生活を送っている 別の女友達をご飯に誘った。 結婚して13年。 今でも旦那さんと仲が良く、 セックスも楽しんでいる友人だ。 「実をいうと私たち、 あと一歩で離婚っていう関係だったのよ」 今は仲がいいけど もちろんそうじゃない時もあって。 だけどその離婚危機になったことがきっかけで セックスがよくなっていったの。 彼女はそう言う。 “もう、別れてもいいや” 「そう思ったら、それまで我慢してたこと なんでも言えるようになったのよ。

          【他人の夫婦生活】40歳からの"離婚デビュー"

          離婚。 離婚が人生にもたらすもの。 結婚すらしたことがない私には想像できないが 半年前に離婚したばかりの友人と、 別れのなぐさめもかねて ご飯を一緒に食べることになった。 実際に会ってみると 思っていたよりも 明るくふるまう彼女の状況は 私が想像したそれとはまるで違っていた。 なんでも 離婚したとたんに いろんな男とセックスをしているのだというから 聞き逃せない話になっている。 「で、月子。あんたは最近セックスしてるの?」 あらためて問われてみると、 セックスしてい

          【他人の夫婦生活】40歳からの"離婚デビュー"

          第三回 セクシュアル・ヘルス塾「女性用 プレジャーアイテムのトレンド、選び方、使い方(セルフプレジャー事情編)」

          日本のセクシュアル界を牽引する「TENGA (テンガ)」から、女性向けのセルフプレジャーアイテムの新ブランドとして2013年に誕生した「iroha (イロハ)」 それまでの "オナニー" という世界観から "女性のためのセルフケア" へと、まさに世界観そのものを開発しているこちらのブランド。現在のセルフプレジャーアイテム、そしてセルフプレジャー事情を、広報担当の西野さんに教えていただきました。 <使いやすいシンプル設計のセルフプレジャーアイテム>  もっちりとした質感が特

          第三回 セクシュアル・ヘルス塾「女性用 プレジャーアイテムのトレンド、選び方、使い方(セルフプレジャー事情編)」

          第三回 セクシュアル・ヘルス塾「女性用 プレジャーアイテムのトレンド、選び方、使い方(初心者編)」

           第三回目のセクシュアル・ヘルス塾。今回は、セルフプレジャーをサポートする、さまざまなアイテムをレポートします。昔はオトナのオモチャ、アダルトグッズ、ラブグッズ、セックストイなどさまざまな呼ばれ方をしていましたが、今回は"プレジャーアイテム"と総称し、今の最新アイテム事情を教えていただきます。  ゲストには日ごろ女性の性について取材することが多く、プレジャーアイテムにも詳しい ライターの三浦ゆえさん、そして講師のオリビアさんに、実際に見て触って具体的な使い方から選び方まで、詳

          第三回 セクシュアル・ヘルス塾「女性用 プレジャーアイテムのトレンド、選び方、使い方(初心者編)」

          獅子座女子の恋愛・セックス

          「何が聞きたい?」 目の前のシルクガウンを羽織った女性が私に問いかける。 濃いめの化粧がエキゾチックで年齢がよめない。 ここは地中海をおもわせる渋谷の小さなカフェ。 今日は“ホロスコープのリーディングセッション”をしてもらいに来ていた。 他にお客さんはいないから、いわゆる貸切状態だ。 「恋愛ね。それとセックスでしょう?」 私の顔をマジマジと見つめたまま女性が続ける。 「あなた一途ね。それも、思い出をだいぶしまいこんでるわね」 そう言って、生年月日からホロスコープをわ

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          あのね、あいつ浮気してるみたいなの

          「あのね、あいつ浮気してるみたいなの.......」 え.......? 由佳子が結婚したのは22歳のとき。 私たちも知っている地元の同級生、トオルと。 昔から仲がよかった二人は 高校の時からくっついたり離れたりをくりかえして 結局は、二人でいることに落ち着いたのだった。 二人がよくケンカをしているのは知ってたけど 浮気って話を聞くのははじめてだ。 空をにらむ由佳子は よく見ると憔悴していて 連日眠れないらしく、 病院にいって睡眠薬をもらっても気が晴れず 軽度の鬱、と

          あのね、あいつ浮気してるみたいなの

          そうよ。 私は、獅子座の女

          2019年、夏。 海いって、花火して、ビールのんで 騒いで。 これでもかってくらい 楽しい遊びがつまっている。 一年のうちで一番好きな季節。 そのなかでも 8月22日におとずれる私、月子の誕生会は 大切な“夏の締め”なんです。 仲間たちと集まって ひさしぶりの近況をお互いに報告しながら もりあがる恒例行事。 特に今年は “40”の大台にのる、節目だから。 そんな理由もあって パーティを企画してくれている業界の仲間たちが 盛大な誕生日をかねたパーティを催してくれた。

          わたしのアソコ

          私は、セックスについて そして 自分が女性であることについて 気になりはじめていた。 オーガズムを感じたこともなく、 ひさしく遠のいているセックス。 それって女性としての喜びを 受けとってないってこと? そもそも。 自分のアソコにいたっては 見たことも、 ケアしたこともなかったし。 他人のアソコだって見る機会もなく 人のも、自分のも ほとんど知らずに 今まできた。 本当に。 女性器って...... 自分のアソコってどうなっているんだろう? そうあらためて考えると

          第二回 セクシュアル・ヘルス塾 「産婦人科医に聞く、今さら聞けない大人の性教育」-丸の内の森レディースクリニック 院長 宋美玄 先生-

          第二回目セクシュアル・ヘルス塾「産婦人科医に聞く、今さら聞けない大人の性教育」  大人の女性のためのセクシュアル・ヘルス塾、第二回目の講師は「女医が教える本当に気持ちのいいセックス」の著作やコメンテーターとしても活躍されている、産婦人科医の宋美玄先生です。10年以上、性の分野に関わられてきた宋先生に『女性が感じる性欲とセックスの仕組み』について、科学的・解剖学的・生理学的に、レクチャーしていただきました。 写真左 丸の内の森レディースクリニック 宋美玄 院長 写真右 bd

          第二回 セクシュアル・ヘルス塾 「産婦人科医に聞く、今さら聞けない大人の性教育」-丸の内の森レディースクリニック 院長 宋美玄 先生-

          ほろにがくてあたらしい、私たち

          「実は私......。一回も、イッたことがないんです」 そういっていっきにビールを飲み干すと 大きなため息がでた。 「下手をしたら痛いときもあるし。 だから。セックスをもうずっとしてないんです......」 思いかえしても ちゃんとした彼氏がもうず〜っといない。 仕事ばかりが優先で 色気のある話がぜんぜん出てこない。 ー イッたこともない、彼氏もずっといない ー それって普通のことなんだろうか? 懺悔のように吐きだすと ビールのおかわりをもらう。 普段と変わら

          ほろにがくてあたらしい、私たち

          オーガズムは脳のスイッチ

          はじめて取材したセクシュアル・ヘルス塾の帰り。 話の内容が刺激的だったからか 「ちょっと飲もうか」 私と編集のエミさんは 新宿3丁目にある しっとりおちついたお店にとびこみで入ることにした。 「ウィスキーが飲みたくなっちゃった」 めずらしく そんなことを言いだしたエミさんに つきあう形になったけど なんだか私も、まっすぐ帰りたくない。 はぁ...... 席に着くといっせいにため息がでる。 ウィスキーとビールで乾杯したところで 私たちは、口をひらいた。 「どー

          第一回 セクシュアル・ヘルス塾 「大人のための性教育」 -ラブライフアドバイザーOliviA氏-

          第一回 セクシュアル・ヘルス塾 「大人のための性教育」オーガニック セクシュアル・アメニティ・ブランド bda ORGANIC が、セクシュアル・ヘルス塾「大人のための性教育」を、ラブライフアドバイザーOliviAさんを講師に招き開講した。 わたしたちは普段、セックスについてどれだけオープンに話し合うことができているだろうか?まわりをみわたすと、ふざけたセックスの話はできても性にまつわる本当の悩みをうちあけることは実はあまりない。 ラブライフとはいわゆる性生活の総称。「性

          第一回 セクシュアル・ヘルス塾 「大人のための性教育」 -ラブライフアドバイザーOliviA氏-

          どうして君はイカないの?

          第一回目の「セクシュアル・ヘルス塾」は ラブライフアドバイザーのOliviA(*)さんが講師。 ラブライフアドバイザー? そんな仕事があるということを、はじめて知った。 ラブライフって? セックスライフのこと? それをいうなら 私のラブライフは、ここ何年も休戦状態。 そんな人がここで取材なんかしてていいのだろうか。 会場にいる女性たちは 美しく、おしゃれで いかにも満たされたラブライフをおくっていそうだった。 気後れする私に応えるように 編集のエミさんが口を開