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#69 親知らずは抜かなくて良いと聞かされていたあの日 - 毎日投稿29日目

昨年から奥歯に虫歯が見つかり通院を続けていました。

高校生以来虫歯がなく、年1の検診以外ずっと縁がなかった久しぶりの歯医者は、数十分の治療の為に何回も、何ヶ月も通院を要求してきました。
「こんなに何度も通わないとダメなの……」と、スケジュールをロックされるフラストレーションが僕の心をバキバキに折ってきます。

しかしその治療もやっと終わり。
これで解放された、僕は自由だ。
これからは普通の歯磨きに加えてフロスもちゃんとやろう。

喜びを讃え新たな決意を胸にしたのも束の間、タイトルのコレです。

「じゃあ次は親知らず抜きましょうか」と当たり前のように言ってくる歯医者さん。
「えっ嫌です」と断固として断る僕。

絶対嫌です。


親知らずが生えてる事は、高校生の時に通院してた歯医者さんから知らされました。
「えっマジっすか……抜かないとマズイですか……」とビビり散らかした高校生の僕。
「いや、この生え方なら抜かなくて大丈夫ですよ笑」と軽く受け流した歯医者さん。


嘘じゃん……


いや当時の歯医者さんも別に嘘をついた訳ではないと思うんですが、結果的嘘をつかれたようなモンなので、僕は今通っている歯医者さんに対して心のシャッターを閉じました。

歯「いや親知らずのせいで他の奥歯も虫歯になってるんで」
僕「じゃあそこだけ治療してください」
歯「親知らずが影響して治療しても再発する可能性があります」
僕「えぇ……」
歯「親知らず、抜いた方がいいですよ」
僕「麻酔は……」
歯「局部麻酔です」
僕「絶対嫌です」
歯「えぇ……」

口の中の感覚だけ失った状態だと僕の奥歯の奥に生えた歯を必死で抜く歯医者さんの顔が見えるって事じゃないですか。

絶対嫌です。



実際は当初の治療が終わる少し前に親知らずの事は言われてたんですが、高校生の時に抜く必要はないと言った歯医者さんへの信頼と、オッサン(僕)の奥歯を抜くオッサン(歯医者さん)の顔を間近で見たくない、と言う極個人的な理由から不毛なやり取りを繰り返してました。
恐らく僕より歯医者さんの方が100倍不毛だと感じ、親知らずくらいでガタガタ言うなと思った事でしょう(歯だけに)。

とは言え放置しても現状より良くなる事はないので結局抜く事になりました。日付は未定です。
抜いたら歯医者さんへの愛憎入り混じるnoteを投稿してやりたいと思います。

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。

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