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Podcastを1年続けてわかったこと

1年間、友人とPodcastを継続的に制作してきた。率直な感想を述べるなら「めっちゃええ感じ」という一言に尽きる。

継続によってコミュニティが形成されたとか、ビジネスチャンスが生まれたといった話は一切ないが(そもそも求めていない)、純粋にこの「めっちゃいい感じ」という感覚を言葉にしたい。

まず、学生時代の友人との会話はジャズのような「即興性」があり、信頼関係の中から生まれる独自の「場の空気」が心地よい。

はじめは「ええこと言ったろ」と思って、しっかりした放送回を企画していたが、「この2人でやっているのに何かヘン」と思って、ゆるーい企画にした。なので番組の放送内容は大したことない。

ただ、割とちゃんと「空間を作ること」を意識している。
収録には「スペースマーケット」というサービスを利用して会議室(静かな環境)を確保し、2万円程度するShureのマイクを使用し、毎月1回4時間の収録場所を確保している。

この会話に集中できる環境づくりができたことが継続の秘訣だと思う。
これだけでスタバや居酒屋で話すのとは訳が違ってくる。
ある種の茶室のような空間(外界から切り離された没入感)を作り出している。

過去のノリだけがあなたのアイデンティティではない

40歳になり学生時代が楽しかったことを思い出す。
(学生時代を過ごした)京都に帰ったりするが、楽しかった時間には戻れない。その時、その場、その仲間と作り出した同じ空間にはもう浸れない。

当時のノリは取り戻すことはできないが、過去ノリだけがあなたのアイデンティティではない。

今のあなたにフィットした「心地よいリズムのノリ」は創ることができると思う。
Podcastは「対話しながらリズムを作る」作業でもある。
Groove(グルーヴ)があるnote記事みたいなものが友人と作れる。

1年間続けてきて、そんなことは言える。


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