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バトロワ化する世界

これは僕の中でなんとなく感じている妄想に近い世界観です。
これがただの妄想であることを僕自身の祈っていますが、どうもそういう見方しかできなくなってしまったのでnoteを書きます。

内容に不謹慎な表現を含みますので、そーゆーのが嫌いな人は読まないで下さい。

さて、本題に入ります。

僕が思う、現代を捉える世界観、それが「バトロワ化」です。
みなさんはゲームに詳しいですか?
最近、世界的にもかなり話題になっているゲームがいくつかありますが、
その中でもバトロワ系の人気はかなり過熱しています。

バトロワとはバトルロワイヤルのことです。
Fortnite、APEX、PUBGなどが有名です。
早い話がプレーヤー同士が銃での撃ち合いをするオンラインのシューティングゲームです。
しかしこれまでのシューティングゲームと違うところが、
複数人のプレーヤーの中で、勝利者が1人(1チーム)だけという勝利条件である点です。


つまり勝者以外は全員戦死するコンセプトのシューティングゲームです。
もし勝者になれば、とてつもない量のドーパミンが出る仕様なので、没入感が半端なく、それが決まる直前のアドレナリンの分泌量も非常に多くなります。

ゲームの概要はこれでわかるかと思います。

ざっくり説明すると、まず飛行機からジャンプして、マップ上のどこかに着地します。
着地しても丸腰なので、とにかくなんでもいいので武器を拾います。
アイテムやより強い武器を捜索しながら、同時に索敵して戦闘をしかけたり、敵から逃げたりします。
もし戦闘で負けるとそのラウンドでは復活できません。ポイントもほとんど入りません。
時間経過と共に安全地帯が縮小していきます。
安全地帯の外でもすぐ死ぬことはありませんが、ダメージを受けてしまいます。
どれだけ強いプレーヤーでも安全地帯の外ではダメージを受けます。
そして安全地帯はどんどん狭くなるので、最終的に残ったチーム同士で勝者を掛けた撃ち合いになります。

強ければ生き残り、弱ければ死ぬ。
勝者になれればポイントなどがたくさんもらえるという仕様です。

これはゲームの話ですが、これと似た現象が現実でも起きているんじゃないかと思っています。

代表的なものとして、勝者による弱者の蹂躙です。
それもかなり露骨な形で弱者を食い物にしようとする勝者が現れました。
自分以外の人を地獄の谷底に落として喜んでいる某経営者がネットで話題です。

下記の動画はどうやら社員用に向けられたメッセージのようですが、これが流出してしまいました。

リストラを発表する経営者。
負けた原因は自分にもあると発言しつつ、どうも見る側からすれば、
「負けたのはお前らクズの責任」だと感じてしまうのは私だけではないのでは?
業績悪化は経営者の責任なので、経営者を辞任するのであれば、このリストラは納得感はあります。
しかし彼はこの敗北で、ほとんどダメージはありません。
ダメージがあったとしても、別のビジネスでその傷を回復することができます。

彼は経営者にも関わらず、「コロナ禍でワクワクしている」という趣旨の発言をしています。
彼の心中はこのようなものではないでしょうか。

会社が大赤字を出したが、これで邪魔な従業員を合法的に解雇できるようになった。
自分はとにかく知名度さえあれば情弱に情報商材を売って、情弱からお金を騙し取りボロ儲けできる。
というか、手のかかる面倒な教育系の事業は縮小し、情弱を騙して少人数で回せる高単価な情報商材を売ってる方が利益率も高いし、楽だ。

事実として、彼のスピーチには他社の経営者やブログから批判的な意見が出ています。


それでも恐らくマコなり社長は反省することはありません。
なぜなら彼は既にこのゲームで勝ちを確信しているのです。

とにかくどんな手段を使ってでも成功者として有名になりさえすれば、
そのフォロワー達に対して情報商材を売りつけ、自分だけの利益を確保すればいい。

彼はついに真面目な教育ビジネスを手放し、
信者を地獄に突き落とす情報商材にリソースを全力投球することに専念しています。

マコなり社長がしていることは完全にバトロワです。
自社の従業員を解雇して自分はセーフ。
自分のフォロワーを騙して金儲け。

ダメージ受けても速攻で回復。

安全地帯を確保しているので勝ち確定。

安全地帯から敵を撃ちまくる。

敵を倒すことでポイントをガンガン稼ぐ。

自分だけいい武器使って攻撃力がケタ違い。

「そんなことしたらファンが減って誰も情報商材を買わなくなるよ」と思う人がいるかも知れませんが、それは間違いなのです。

世の中の人はそんなに頭が良くないのです。
日本人の3分の1は日本語が読めないのです。

それ以外にもかなりの人がPCを使えない、小学校レベルの算数ができない、中学レベルの理科が分からない。

そして極めつけは、日本人の半数が偏差値50未満であること。

そうなのです。
真っ当なビジネスをやるよりも、情弱にウソを高値で売りつける方が効率がいいと頭のいい人は気付いてしまったのです。
そして、私やその他の人がどれだけ詐欺をネットで告発しても、それは情弱には届きません。

なぜならば情弱のリテラシーは極めて低く、このような告発にまでたどり着けません。
某巨大掲示板の管理人が昔、このような発言をしました。

幸運なことに、日本は豊かな国です。
今では国民のほとんどがスマホを持っています。
なぜならばガラケーは店頭からほぼ消滅し、スマホしか売ってないからです。
スマホを持った人は半強制的にネットに繋がります。
スマホで見る情報はアルゴリズム的に閲覧数の多い情報で、情弱はアクセスが多い情報1個だけを見ることになります。

情弱がマコなり社長に関して知る情報とは極論ですがこれだけです。

情弱は上記サイトの内容の真偽をいろいろな情報から確かめる、検証するということができません。
だってIQ70~99までのギリギリの知能の人々です。
自分でいろいろ考えるということができません。
書いてあることを鵜呑みにする人々が人口の50%ぐらいいるのです。

このようなことに気付いた人の一部は「騙す側に回る」という選択をして、自分だけが勝てるようにゲームを進めていくのです。

コロナ禍で世界中の人々がいろいろな不幸な状況に置かれています。
人間は、動物は危機的状況に陥ると、とにかく回避策を取ります。
さらなる不幸を避ける為、必死に藻掻きます。
そして悪い詐欺師の罠にハマってしまうのです。

その方法ではサバイバルできないということが理解できない。

そのような人が人口の50%~80%ぐらいいるのです。

全く予測能力がない人々が危機的状況を回避しようとして「絶対にやってはいけない手段」を選択してしまうのです。

下記の動画はかなり衝撃的ですが、タリバンがアフガニスタンを制圧し、
その状況から逃げようと米軍機の上に乗り、振り落とされて落下してしまいます。

もしかすると彼らは「よし!俺がジャンプマスターだ!」と思っているのかも知れません。

知能が低い人の行動は常に悲劇的な結末を迎えます。

そしてこのような人々を食い物にするしか勝てなくなったゲーム。そしてそのゲーム内では情弱が必ず負けるように無理ゲーの難易度設定がされている。

それが日本社会というバトロワなのです。

自分以外を騙してマネタイズするバトルロワイヤルの時代になったのです。

自分以外は全員敵。それを倒せばお金がもらえるのです。

しかし自分以外のプレーヤーも負けるわけにはいきませんんで、必死で戦います。

バトロワの特徴は恐ろしく難易度が高いのです。
そのラウンドで1チームしか勝てない仕様なので、実力と運が揃わないと勝てません。

そしてそのバトロワで勝つと恐ろしく儲かるのです。
勝てるのは才能あるごく一部のプレーヤー。
難易度はかなり高い無理ゲーですが、ごく少数の勝者は雄叫びを上げるのです。

僕も数ヶ月APEXにドハマリしましたが、その無理ゲー感に心が折られてしまい、もう二度とバトロワで遊ぶことはないでしょう。

バトロワではどれだけ必死に戦ってもほとんどのプレーヤーは負けてしまう仕様なのです。 
ほとんどプレーヤーが絶対に負けるのにプレイするしかないのです。

マコなり社長にカモられる為に生まれてきた情弱たち。彼らがどれだけひどい目にあっても、誰も気に掛けることない。
ただマコなり社長のお金だけが増えていく仕様なのです。

あなたのTLが最近やかましくなったのは、無理ゲー社会のバトロワが現実世界で始まった証拠なのです。

東京オリンピックの強行も、誰もが感染拡大を予測し、警告しました。
しかし実際には東京オリンピックは開催され、当然ながら感染が拡大しました。
日本政府や東京都はこれでIOCに違約金(損害賠償?)を払う必要がなくなりましたが、たくさんの人がコロナに感染し、重症化したり、長期後遺症になったり、死んだりしています。
損害賠償を避けるため、たくさんの犠牲者が出ると知りながらも五輪開催を決断したのです。自分たち以外は死んでもいいのです。

Twitterでは安楽死という言葉で検索すると非常に多くの人が安楽死を望んでいることに気づくでしょう。
安全地帯にいないので生きているだけでダメージが入ります。

年収1,000万円超えのエリートサラリーマンも日々の仕事の重圧や納税額の多さに苦しい人生を送っています。
これも安全地帯の外なので、他のプレーヤーと比較すると強いハズなのに、日々ダメージが入っているのです。

バトロワと同じような現象が世界中で起こっています。


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