大学時代の友人に勧められて森鷗外の短編小説『半日』を読む。妻と夫の母親との小競り合いが夫の視点で語られる。そこはかとなくユーモアも感じられるので暗い話には傾かない。夫婦には「玉ちゃん」という一人娘がいる。娘の何気ない仕草が可愛くて夫を和ませる。この短編は鷗外初の口語体小説らしい。
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