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北東パスを使う以外何も決まっていない旅 2日目

2日目。朝から高山の観光地のほうに向かった。

まず最初に行ったのが高山陣屋。陣屋の前でちょうど朝市をやっているということだったので、そこで朝食を調達しようと思った。


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行ってみると朝市で売っているものはりんごや餅やさるぼぼなど。すぐ食べれるものではなくお土産しかなく、別に食べれるところを探した。周りを見渡しても空いている店はほとんどない。唯一空いていた近くののでそこで朝食を食べることにした。

高山陣屋が空いた時間になった。3月といえども山の上なので流石に寒い。特に靴を脱ぐと靴下の下から寒さがじわじわとくる。ゆっくりと見て回りたかったが、足が許してくれなかった。時々、日向をセーブポイントにしながら建物や蔵を見学した。

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高山陣屋は江戸時代に建てられた、幕府の直轄地を統括していた場所だそうで、幕府直轄領ながら十万石以上の領地を管轄しており、大名と比較してもかなり規模がでかい。管轄してる領地は岐阜県から福井県まで、巡回するだけでも1ヵ月以上かかったと言うそうだ。

次に川を渡って高山城跡に向かった。高山城は戦国時代に建てられ、1700年位まで使われていたらしい国替えになった後、加賀藩が管理していたが維持費の問題から破却されたそうだ。

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当時は石垣もあったようだが現在では石垣がほんの一部再現されたぐらいしか残っていない。お城から降りるとかみのまちのほうに向かったここは観光の中心となる場所で、江戸時代の街並みが残っている

雪国ならではの、軒が大きく突き出した建物は直接水路に雨水を落とせるようにしているそうだ。観光脳中心となるこの辺りでは、ほとんど全ての建物が往時の姿だったが、少し外れると新しい建物と入り混じっている

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その前に、高山の博物館に入った。無料だ。昔の蔵の外観をそのままに、バリアフリー化したものらしく、立派な梁や柱はそのままだった。

高山駅前のバスターミナルから松本へバスで行くことにした。松本へは2時間以上山道を走る。この区間、中央縦貫道の計画があるが、現在開通しているのは一部区間、トンネル数本といった印象だった。途中、平湯温泉に寄った。たぶん、上高地に行ったときに、行ったことがあるのでなんとなく名前は覚えていた。平湯温泉では、10分間の休憩だったが、その間に足湯に入った。

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山を抜けたバスは、アルピコ交通の新島々に寄った。ここからは、アルピコ交通の鉄道と、だいたい並行して松本の市街地の方向に入っていく。

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松本に着いた僕はまず松本城に行くことにした。駅に着いたら最初にお城の方向に向かって歩くのはこの旅でほぼ毎日行うことになる。松本城は駅から大体歩いて10分位。

松本城は天守閣から天守閣こそ6段とかなり背が高いものの、平城なので姫路城や松江城ほど大きさを感じない。本丸を囲う堀が広く、城下町との高低差もない江戸時代っぽい平城である。

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天守閣に入りたかったが非公開だそうだ。まぁ子供の頃に入った記憶があるようなないようなだが仕方がない。松本城周りをぐるっと回って開智学校まで歩いてみた。ここも閉まっている門の隙間から写真を撮ってちょっとだけ観察した。

あとは、松本について知ったことをいくつか。扇状地なのか湧水が多いみたいで街なかで水がくめるようなところがある。花いっぱい運動は松本の発祥らしい。パルコ、アルピコプラザ、井上百貨店と百貨店系の店も多かった。

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松本駅でそばを食べたチェーン店の信州そば。関西に美味しいそばのチェーン店がないのですごく好き。安くてそばうまい蕎麦すごく好き。

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