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エンタメとお花の話

自転車をこいで病院へ行っているとやたらとお花が目に入る季節となりました。自粛期間の今、晴れ渡る空や綺麗な草木を見るとなんとなく勿体ないような悔しいような気分になる自分はひねくれ者でしょうか。

そんなお花を眺めながらイヤホンで音楽を聴きながら病院へ、ふと自分の好きなものについて考えてみました。

映画や本、音楽などなど日々接するエンターテイメント、私はそれらがとても大好きで毎日欠かせないくらいそれらに触れています。音楽を聴きながら本を読むのは当たり前、欲張りだしたら映画を観ながらお絵かきなんてザラ。日々とてもとても貪欲にエンタメばっかり摂取しています。

そんなエンタメとの向き合い方、なんとなくお花に似ているなと思いました。今日はそんなお話。

例えば映画が公開されたとき、CDや本が発売されたとき、ライヴがあるときはお花が満開になった時なんだなと。今回桜に例えてお話を進めますが桜が咲くのは年に一回、ライヴだったりCDだったりはそれこそ年に数十回、数枚は発売が有るわけですがそれって満開の時なんです多分。私たちはそれを見て楽しかったり嬉しかったりとかそんな気持ちを吸収してまたその次に備える。桜だったら年に1回だけれどまた桜が咲くまでの期間はお水をあげたり、添え木をしたりと支えていく事が必要なんだなって。

お花が満開の旬に群がるのはもちろん楽しいし時勢的にも盛り上がるわけですが、そうじゃない準備期間も水をあげたり肥料をあげたり、そういうことをしないと桜の木もお花も持続しないのはコンテンツと同じなんだなとふと思ったわけです。そしたら次の年にはもっと大きくなって素敵な花を咲かせてくれるかもしれないし、逆に何の世話もしないと枯れちゃったりするわけで。そこもまたエンタメと同じだーなんて思いながら自転車をこいでいました。

だからってどうだとか何をしろっていう話じゃないんですが好きなものを大切にする事ってきっとそういうことだなと。今、特に私の中で現場に行くことが出来ない事が多大なストレスできっと演者の方にとっても死活問題なんだろうなと察しています。何ができるんだろう、行けないものにお金を払いっぱなしにするわけにはいかないのでそりゃ振り替えが決まらず中止になったチケットは払い戻したしライヴハウス店頭や事務所を通して取ったチケットに何の措置も音沙汰もなくてイライラしていることろもありますが。

どうなるかわからないけどとりあえず今後発表されたイベントのチケットは抑えるし、投げ銭イベントをwebでやってるような推し達にはできる範囲で課金して、極めつけに事務所直営の通販があるようなバンドの物販やらCDをぽちったり。きっと微々たるものなんだろうけれど少しでも自分の好き、が続くように、今を乗り越えれるように自分なりにぼちぼち動いています。

来年桜が咲くころ、エンタメ業界をはじめ世の中がどうなっているのか、正直わかりませんがどうか幸福な未来であってほしいな、なんて思う一日でした。

長々と読んでいただきありがとうございました。これを読んでくださった方々のお家での時間が少しでも幸福なものとなりますよう心から願っています。

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