数十年前の同級生の話。
先日グーグルホームにヘイsiri!!と話しかけてしまい”その方は私ではないようです。ですが私でよければ力になりますよ。”という神対応を受けてありがとうと涙を流しそうになったのですがその時ふと小学校の頃にあったことを思い出しました。
私が小学生だったころ、丁度"情報”というパソコンの授業が導入され、家にパソコンがある子もない子もコンピュータールームでパソコンの使い方やネットサーフィンのやり方等を教えてもらう授業が始まりました。果ては授業の発表会で使うパワポの習得とかだった記憶があります。
今では息をするようにパソコンを使っていますがそうでもない世代や子供の意欲等は凄まじいものでネットリテラシーに関する授業は欠かせないしなかなか大変だと教鞭をとっている友人から聞いたことがあります。大変そう。(完全に他人事)まあ確かになんでも調べれるってなったらまず大概子供ってえげつないもの検索しますよね。
私がパソコンに触れ始めたころはフラッシュ動画等の全盛期だったのでそのあたりをよく見ていた記憶があります。金●田の大冒険とか大好きだったなあ、ブリトラを知ったのも二次元創作サイトを知ったのもそのあたりだった気がしています。
さて、パソコンの授業の話に戻るのですが、検索欄に何かしら入れると大概の事は何でも教えてくれるという文明の利器、これはすごいなあと思いながら家でもパソコンを使っていたのでへらへら授業を受けていました。
同級生にN君という何となく鼻に触る男の子が居たのですが(お父さんが飛行機乗りで小学2年生の頃から塾に通っていてスネ夫君的な感じ)常に自信満々なところが私は何となく苦手でダイレクトに嫌うわけではなかったんですが必要最低限の会話はしない、というスタンスを貫いていました。
そんな彼、情報の授業でも家にPCあるから楽勝さ、といった相変わらず鼻に付く感じのご様子だったのではいはい。としれっと見守っていたのですがパソコンに日ごろから慣れている余裕からか、パワポを作るときに何かしらの変な作業をしたらしく変なウィンドウが消えなくなったようで焦っていました。(私は性格が悪いので斜め後ろから残念残念、と心の中でくすくす笑っていました。)何を思ったかN君はパワポの画面に“ウィンドウ 消し方”と打っていて吹き出しそうになった私はギリギリのところで息を止めて笑いをこらえていました。本当にクズみたいな性格だなと今でも思うんですが今思えばあれがOKグーグルやhey!siri!!に繋がる何かだったのではないかとふと思った次第です。(最終的に先生が救済に入って彼のデータは無事だったようです)そんなくだらない話。
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