【レポート】尹雄大氏講座「記憶と反応」
4年前ステージ4の癌にかかった時に多くの人がお悔やみの言葉をかけてくれた。だがその時に嬉しかった言葉とそうでない言葉があった。断言するが自分に声をかけてくれた人は彼らなりの気の使い方をした筈である。当時はそうは思えなかったが今となってはその出来事と距離感が出来、そう総括できる。ただ多くの人は私の言葉をそのまま受け取ってくれなかった。私の言葉を自分の親戚やかつての入院体験を語るきっかけにしたり、自分の投影や想像力の範疇で私の言葉を「決めつけ」にかかっていた。当時は少なくともそう