玄関で転倒

近所のお宅で飲んで帰って来たら、カミさんが玄関で転倒した。

靴を揃えようと上がりかまちから乗り出して頭から落ちたらしい。

救急車を呼ぶような事態なのかどうなのか迷って、カミさんが言うままに#7119に電話した。

「脳外科をご紹介する状態であることは間違いないが、気持ち悪くなるかどうか様子をみてください」とのことだった。

氷をタオルに包んで打ち所を冷やした。

しばらくして吐きたいという。ボールを持って来たら、2度ばかし吐いた。頭を打ったせいなのか、悪酔いなのか判別がつかない。

動かして良いのか迷ったが、なんとか引っ張り上げて布団に寝かせた。

いつもは2階で寝ている私も、放ってはおけないので狭い布団に添い寝した。夜中の3時頃にすやすや寝ているのを確認して2階に上がった。

翌日は福山に帰省する予定になっており、それもいつものエクスプレス予約ではなく、初めての「大人の休日倶楽部」予約なので、もし払い戻しするなら、新幹線が発車する前にみどりの窓口がある駅まで行く必要があるな、とタイムリミットを計算した。

カミさんは「気持ち悪い」と言いながら、もっぱら悪酔いのせいだと分かって、頭を打ったのは軽傷ですんだようだった。

私はカミさんが吐いたボールを洗って、いつものようにお好み焼きを作った。

在来線に乗るのか1本遅れてヒヤヒヤだったが、無事、福山に辿り着いています。