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【おすすめ!】SwitchBot温湿度計で【ミニ百葉箱】を作ってみた。

できたもの

SwitchBot温湿度計を屋外で使うための入れ物を作ってみました。
当初は小学校の裏庭にあった百葉箱のようなものを作りたいと思いスタートしましたが、正確な気温を測定するために機能的に突き詰めるとファンを回して常に外気を取り入れるような作りにした方がよいようです。私の場合、そこまで厳密に気温を計測しなければならないわけではないので、部屋で使える温湿度計を棚場のそばで使いたいと考えています。Bluetoothでスマホと通信し、蓄積したデータをグラフにして見せてくれます。同じ温湿度計を部屋の中でも使っていますので、内外気温の様子を見ながら、楽しんでおります。

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スマホのアプリ

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こだわりポイント

・百葉箱を意識して、白いペンキで塗りました。
・常に表示は見たいので、透明な窓があります。
・通風のための鎧戸を作りたかったですが、防水のことを考えた結果、自分の工作スキルでは難しくなると判断しあきらめました。
・SwitchBot温湿度計を雨風や毎日の水やりからしのげるようにしました。
・盆栽の棚場の美観を損ねない清潔感のあるつくりにしました。
・誰でも作れるようにしました。
・セリアで手に入るもので作りました。
・箱の底面にはコルクが貼ってあるので、マスキングテープで保護して、白くならないようにしました。

用意するもの

・SwitchBot温湿度計
・スマホ or タブレット(Bluetoothが使えるもの)
・木製コレクションケース(セリア)
・針金
・固定物
・白いペンキ
・マスキングテープ
・キリ
・紙やすり


SwitchBot温湿度計

SwitchBot温湿度計は一見すると、ただの温度湿度計のように見えますが、Bluetooth通信ができて、スマホやタブレットなどとつながります。ミニハブを使うと、外からでも温度湿度が計れます。
今回、数あるデータロガーの中からSwitchBot温湿度計を選んだ理由は、価格です。とにかくお安い。複数台購入しても良いと思えるくらいです。
さっと調べた感じでは、データの取り方もわかりそうで、マイコンからの工作もできるかもしれないという期待感があります。取り扱い会社のGREEN HOUSEは以前よりUSBメモリでお世話になっていましたので、とても親しみがあります。

木製コレクションケース(セリア)

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とにかく今回はこれにやられました。筐体のつくりがなかなか決まらず、セリアで使えそうなものを物色していた時に目に留まりました。これでとにかく作ってみよう。と思えるものでした。

白いペンキ

最近、気に入っているペンキです。少量で使えて、保管場所も気にならないのがとてもGood。

作りかた

1.アクリル板を外します。
2.箱の底面をマスキングテープを張って保護します。

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3.ペンキを塗る面を紙やすりできれいにします。
4.布で木の粉をきれいにぬぐいます。
5.白いペンキを丁寧に塗ります。
6.良く乾かした後、白いペンキをもう一度塗ります。
7.キリで穴を開けます。
8.針金を用いて、固定物にくくり付けます。
9.針金を曲げて、蓋が少し開いた状態にします。
10.マスキングテープをはがし、SwitchBot温湿度計に付属していた金属プレートを貼ります。

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11.SwitchBot温湿度計を金属プレートに貼り付けます。
以上です。

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作るきっかけ

SALZminiを作成し、SALZminiLITE(仮称)の作成を進めています。
SALZminiLITE(仮称)については、SALZminiからWifi機能を取り除き、単体で動作するものを目指しています。この装置を熟成させる間、また少し違った事にチャレンジしたくなりました。

自動潅水機を作成するうちに、センサーの扱いの難しさを何度も何度も思い知らされました。いつか、自分で納得のできるレベルでセンサーを使いこなしたいと考えていました。

土壌水分計、温湿度計これらをたくさんつないでベンチマークし、それぞれの個性を知ってみたい。と思い、情報収集を行っていました。
M5Stackのようなマイコンにセンサーをたくさんつないでみたいと調べていたのですが、実はアナログ入力がたくさんできるものを探すのですが、意外と少ないことがわかりました。

多分きっとこれは方向性が違っているからだと考え、異なる方向からのアプローチを模索していました。

実はかなり以前に、このようなものを入手していました。

サンワサプライ 無線温湿度計&照度計 CHE-TPHU5(たぶん生産終了)

自動潅水装置を作りたいと思うもっと前です。Bruetoothを使ってスマホとやり取りでき、ログも取ってくれるスグレモノです。久しぶりに動かそうとした所、アプリが開発中止になっており、アンドロイドの新しいバージョンには対応していませんでした。

また、このようなものも入手していました。

CYALKIT-E03 Solar-Powered BLE Sensor 5 Pack

https://www.cypress.com/documentation/development-kitsboards/cyalkit-e03-solar-powered-ble-sensor-5-pack

こちらは、太陽電池で駆動する温湿度計です。
スマホと繋がるというだけで、将来きっと何かできるかもということで入手していました。今思うとなかなか高価な買い物です。

これらはすべて、Bluetoothを用いています。その気になった時に、Bluetoothの勉強をして、接続できれば良いかなと考えていましたが、機は熟しました。いまこそ、Bluetoothを使うべき時なのかなと。

今後の展開

Bluetoothの勉強をしています。今まで作っていた自動潅水装置との連携など、やってみたいと考えています。できれば、今まで購入した機器たちも何とか自分のプログラムでデータを拾ってやりたい。途中で挫折するかもしれませんが、今はそう思っています。

お約束

SwitchBot温湿度計は屋外での使用を想定していませんので、あくまでも自己責任で利用しています。参考にされる場合はその点十分にご注意ください。

参考文献

百葉箱-Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E8%91%89%E7%AE%B1

論文の紹介: 安価で高性能な強制通風筒 NIAES-09 の自作
http://www.naro.affrc.go.jp/archive/niaes/magazine/136/mgzn13604.html

追記

その後、もう少し本物らしいミニ百葉箱を作ってみました。
もしよろしければ、こちらの記事もどうぞ。

#百葉箱
#温湿度計
#データロガー
#Bluetooth
#BLE
#SwitchBot

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