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棚活2022のはじまり
3月に入り暖かい日が続いています。
3月10日ごろから最高気温がどんどん上がり、3月14日には29.7℃を記録しました。
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この陽気の中で今年も棚場の活動を本格的に始めました。
盆栽活動の始まりは、植え替えです。
毎日、鉢の様子を観察して芽の膨らみ具合をチェックしていました。芽が大きくなり緑が見え始めると、植え替えをしていきます。
盆栽は小さな鉢に細かい根を張り水分や養分を吸い上げています。数年経つと、この根が鉢一杯になってしまうため、健康維持のため根を整理する必要があります。
春は芽吹きと同時に根がどんどん張る時期なので、その直前に、根を整理し新しい鉢に植替える必要があります。
この作業は頭では理解できていても、実際に行うときにはかなり躊躇します。わたしも最初の数年間はなかなか思い切って根を切ることができませんでした。
たくさんの鉢の植え替えを行ったので、できるだけ多くの根を切り更新していくことで樹がより元気になるということが分かってきました。
植替え前に鉢から樹を抜くときはいつもドキドキします。一年間の発育結果が分かるときです。
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冬の間、あまり手を入れることのなかった装置の現在の様子をご報告いたします。
SALZ mini
この記事を投稿したのが2021年6月25日でした。もうずいぶん時間がたっています。
SALZ mini は当初、自動水やり装置+データロガー という機能を持っていました。
データロガー部分が、数週間にに一度のペースで正常にデータを送れなくなる問題があり、その状態でも自動水やり装置としてきちんと仕事をしているので、タンクへの給水をするぐらいで、半分放置していました。
これは嬉しいイベントでした。
その後も、使い続けました。現在の様子はこのようになっています。
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現在もきちんと機能し続けています。
耐腐食性のある水分計ですが、さすがに錆びてきています。
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タンクは容量や耐食性の面では今の所問題ないのですが、透明で光が当たるためか藻が繁殖しやすいです。時々、タンクの掃除をする必要があり、この部分は改善すべき点と考えます。
SALZminiSolo2
SALZminiSolo2は、自動水やり装置の機能に絞って作りました。
現在の様子をご覧ください。
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こちらも、水分計が少し錆びています。自作のカバーも壊れることなくそのままでした。
タンクは色付きのプラ容器です。今の所は特に問題はありませんが、水の量が見えないので、時々ふたを開けて確認する必要があります。
3段式かんすい升
夏の水やり問題を根本解決し、さらに一歩進めて、ザルづくりのような促成栽培をねらった装置です。
これができたおかげで、管理が余裕を持ってできるようにできました。
夏場はどんどん水を欲しがる盆栽たちでしたが、秋から冬になり鉢が乾きにくくなってきました。
こうなると、今度は根腐れが心配になってきます。ということで、秋にはかんすい升への自動給水を停止していました。
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今年はもう少し攻めた肥培管理をしたいと考えています。
昨年までは赤玉土に少し砂を混ぜた用土を使って松を植えていました。
今年は砂の分量をもっと増やし、乾きやすい状態を作りながら、水やりを行うものにしたいと考えています。
ミニ百葉箱
ミニ百葉箱は最初、100均の箱を白く塗ったものを使っていました。
機能的にはこれで問題ないのですが、どうしても満足できず、百葉箱のミニチュア作りに挑戦しました。
このミニ百葉箱は大変気に入っていて、同じものをたくさん作るにはどうしたらよいか。なんてことまで考えるようになりました。
このミニ百葉箱、植え替え作業をはじめた時に、ちょっとひっかけて棚場から落としてしまったのです。
今使っているのは、初号機、工作精度がなく、すき間だらけでしたので、棚場から落とすと、接着していた部分が数か所とれてしまいました。ちょっとショックで、写真を撮る余裕もありませんでした。
その後再度接着を行い、また、下に敷いた人工芝も新しいものに取り換えてもふもふ感をアップさせました。
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さいごに
今年はどんな成長がみられるのでしょう。今から楽しみな我が家の棚場でした。