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【おすすめ!】SwitchBot温湿度計で【ミニ百葉箱】を作ってみた。2

はじめに

私のnote.comの記事で一番多く読んでいただいているものは

です。
100均の箱を白く塗っただけのつくりなのですが、このシンプルさがウケている理由だと思われます。今回はこの記事の続編を書きたいと思います。

私の興味はよりリアルを目指したミニチュアづくりに進み、この度キット化を果たしました。

じつは、キット化を目指しながらも、原点の「SwitchBot温湿度計を庭に持ち出したい。」という目的は常に忘れてはいませんでした。

そもそもSwitchBot温湿度計とは

スマホとつながる温湿度計。スマホのアプリと連携してグラフ化できるほか、規定値を設定して、そこから外れた時にアラートする機能を持っています。

内部情報が広く知られているため、発信される信号を解析して独自の集計を行うことができます。

SwitchBot温湿度計はそもそも室内向けで防水対策されていないため、屋外で管理されている盆栽鉢と同じ場所に置くことはできません。

ですが、ここは逆転の発想で「設置場所を屋内にしてやればよい」ということに気づき、水がかからないような工夫をしていくことにしました。
メーカーさんの想定からは外れた使い方なので、屋外でご利用される場合は自己責任でお願いいたします。

100均でお手軽に百葉箱のようなものを作る方法1

今回、キット化するにあたり、ネタ元ととなったグッズがあります。

セリア 小動物のウッドクラフトハウス

110円で手に入ります。百葉箱とは異なりますが、雰囲気は楽しめそうです。

組み立ててみます。

箱の大きさがマッチしていません。がディスプレイが見えるように前に持ってきています。
直置きを避け、何か台になるものが必要です。

注意書きには本来の目的用途以外でのご利用はお避けください。とあります。自己責任の範囲で楽しむ必要があるようです。

100均でお手軽に百葉箱のようなものを作る方法2

ドンピシャの箱がありました。

プラスチック製で透明カバーがあり、雨をよけることができます。通気に難がありますが、マグネット付きで実用的な保護カバーです。

もうこれで十分と思えるようなものです。防水面は大丈夫だと思いますが、蒸れないか心配になります。

実は・・・

SwitchBot社の開発の方は、私の努力を見てくださっていたのか、とても素晴らしいものを開発されていました。

SwitchBot 防水温湿度計

屋外でも使える防水温湿度計がとうとう発売されました。浴室でも使える優れものです。
表示は省略されており、スマホで温湿度を確認します。乾電池で駆動し、約2年稼働します。
表示がないためか、お値段も低く抑えられており大変ありがたい製品です。

ということは、もはや、温湿度計を保護する入れ物は不要となってしまったのです!
百葉箱はもう要りません。木陰に吊り下げておけばよいのです。

サイズもそれほど大きくないため、大品盆栽だったらそのまま樹にぶら下げて置いてもいいかもしれません。
半年分ぐらいのデータを蓄える機能がありますので、樹の育成環境をみるためのデータロガーとして使えると思います。

さいごに

SwitchBot温湿度計を庭に設置することで、IoT化の一丁目一番地である「見える化」ができます。

もちろん、ガーデンオブジェとしてのミニ百葉箱の役目はなくならないと思います。選択肢が増えることはとても良いことだと思います。

余談ですがセリアのウッドクラフトシリーズはもはや100均のクオリティを超越しています。

こからぼ!100均探偵局 さんの記事

セリアさんが100均でミニ百葉箱を発売してくれれば、それはそれでとても喜ばしいことです。

近年、物流の世界では温度管理がきちんとできたことを示す証拠として、データロガーを荷物と一緒に送るケースもあるようです。

とても大切な盆栽がどのように管理されてきたか知る手掛かりとして、温湿度の履歴を取ることが今後趣味者のたしなみとなるのではと予感しています。

多肉植物や着生ランなどを育てている方も、温湿度管理は大切とお聞きしています。もっともっと多くの方が温湿度管理を行い、そしてそこから得られる知見を共有してくださることで、我々初心者ガーデナーは救われるのではないか。そう思うのです。

IoTの第一歩を踏み出し、次のさらなるステージを目指して、皆さんご一緒に歩みませんか?

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