韓国の尹大統領の弾劾訴追案は、なんと否決されるという事態に。いや、これ、本当にどうするの???
尹錫悦大統領弾劾訴追案、定足数に達せず不成立 韓国国会
与党、国民の力も、弾劾訴追案に反対と言っていたが、途中に賛成と変わり、最終的には、反対に回った。これで、尹大統領の弾劾という事態は、とりあえず避けたことになる。
尹大統領弾劾案否決…与党のボイコットで投票不成立
与党の国民の力の議員が、退場することで、弾劾訴追案は、無効となった。与党議員が退場したあとも、野党議員が残って、与党議員が戻ってくるのを夜遅くまで待っている映像を動画で見た。
しかし、結局、与党議員が戻ってくることはなく廃案となった。与党でどういう理由で方針を変更したのか?
これは、このまま大統領が弾劾されれば、確実に与党勢力も、劣勢となって、力を失うのが目に見えている。それなら、とりあえず、弾劾という最悪の状態は避けた上で、野党議員の裁判などを継続して、彼らの力も削いで、時期を見て、大統領に辞任されるという思惑ではないだろうか?
最大野党の「共に民主党」の代表 李 在明(イ・ジェミョン)氏は、いくつかの裁判で有罪になっていて、大統領選挙に出られない可能性が高い。
確実に有罪になって、大統領選挙に出れない状態にすれば、与党にも挽回の余地があるかも知れない。ないと思うけど。
とにかく、今は事態の収束を行いながら、なんとか野党の力を削いで、国民への対応もしながら、大統領の辞任も行うということにしたとしか思えない。
結局、政争の事しか考えていないのがわかる。
日韓、災害管理の相互協力を強化
うーん、なんだろうな・・・災害時の対応などでノウハウを共用するというのだが・・・
「大韓民国の災害管理組織の発展過程については、防災庁の設立を準備中である日本が、韓国の災害管理体制を参考にするため発表を要請した」というのだ・・・誰が、韓国の災害管理体制を参考にするって??????
セウォル号事件や、ソウル梨泰院雑踏事故などを見ても、とても災害に対しての管理や、対応ができている国ではないのは、誰でもわかる。
日本は、災害の多い国だが、韓国から学ぶことは何もない。学ぶなら、台湾だ。
来年の成長見通し引き下げ相次いでいるのに…韓国経済を襲った不確実性危機
来年の韓国経済は、今年よりもさらに悪化するのは確実だ。その状況で、さらに政治的なリスクまで大きくなってしまった。
トランプ大統領が就任することで、半導体、自動車の輸出も厳しくなる。中国経済も、悪化しているデータしか出てこない。内需も、悪化し、少子化対策も待ったなし。政府債務、企業債務、家計債務も、減らさないといけないのに、それの対策もできていない。
それなのに、大統領は、職務を停止し、与党、野党の対立も激しくなる。さらに、野党は、継続的に、大統領弾劾訴追案を提出するという。
国会で、決めなければいけないことは、一切、決めれない状態になる。
この状態がいつまで続くかも見えない。尹大統領が、このまま素直に辞任するかも不透明だ。
現政権も動けないし、次の政権もどうなるか、わからない時に交渉なんて出来ない。それでなくても、政権が変われば、国家間の約束なんて、簡単に反故にする国だ。どこの国も、韓国と交渉しようなんて思わない。
全ての国家間のプロジェクトは、一旦停止となるだろう。韓国の政治は、次の政権を担ったものが、前政権のやったことを全て否定することから始める。
ということは、油田の話も、海外への武器支援などの話も、当然無くなる可能性が高い。
それにしても、最悪のタイミングで最悪のことをする国だ。しかも、尹大統領が続投することで、混乱は更に深まるだろう。
流石、全てにおいて、最先端をいっている国だ。