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韓国 雑談ねた 「脱亜」はしたが「入欧」はできない国【朝鮮日報コラム】 2024.9.18

 まだ、暑い日が続きます。今年も、本当に夏が長い。ご安全に。


高句麗の王后の服が中国風? TVING初の時代劇『于氏王后』の考証を巡って論争

OTT(オンライン動画配信サービス)大手のTVINGが手掛ける初の時代劇『于氏王后』が、配信開始前から考証論争に巻き込まれている。高句麗故国川王の夫人かつ、レビラト婚(未亡人が夫の兄弟と結婚する慣習)により2度も王后の座に上ったウ・ヒ(チョン・ジョンソ)が主人公、制作費300億ウォン(現在のレートで約32億8000万円)以上が投じられたということで、期待を集めていた。全8話のうち、8月29日から配信が始まった第1話-第4話では、突然の王の死去後、義弟の一人と再婚して自分の部族を守ろうとするウ・ヒの姿と、ウ・ヒを追う勢力の追撃戦が繰り広げられた。高句麗の気迫を示そうとした企画の狙いとは異なり、予告編が公開された時点で早くも「中国風」という批判が出た。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/09/09/2024090980044.html

 高句麗という国が、中国の影響を強く受けている時点で、「中国風」も何もないと思うのだが・・・

 TVING側は「形は似ているように見えるかもしれないが、高句麗のよろいの特徴であるモッカリゲと三足烏(さんそくう、3本足のカラス)の文様を組み合わせてデザインしたサントゥ冠」だと説明した。一部のネットユーザーは「高句麗は左襟を服の内側に入れる左袵(さじん、左前)方式だったのに、乙巴素は中国式の右袵(右前)で服を着ている」と主張した。これは事実ではなく、研究によると、高句麗には左袵と右袵が混在していた。

 公営放送でもなくドキュメンタリーでもない、OTTのドラマに対して厳格な基準を当てはめるのは難しい、という反論もある。『于氏王后』は、伝統時代劇よりはファンタジーに近いフュージョン時代劇だ。OTTだからこそ可能な、かなり過激なベッドシーンや、残酷なアクションシーンも多数含まれる。シム監督は「歴史的考証にばかりこだわったら、視聴者の目の高さに合わせることは難しい。史料を基本にはするが、想像力を足して、世界をとりこにできる作品を作らなければならない」と語った。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/09/09/2024090980044.html

 「伝統時代劇よりはファンタジーに近いフュージョン時代劇だ」って凄い。ファンタジーと言ってしまうと問題なので、新しい言葉まで出ている。フュージョン時代劇???

 「シム監督は「歴史的考証にばかりこだわったら、視聴者の目の高さに合わせることは難しい。史料を基本にはするが、想像力を足して、世界をとりこにできる作品を作らなければならない」と語った」というのも、これまでの韓国ドラマのままだ。そして、その想像の世界が本当だと信じてしまうのが、韓国人だ・・・

 韓国ドラマの「善徳女王」では、美室(ミシル)という強大な敵に、どうやって勝って、女王になるかをドラマにしているのだが、この美室(ミシル)は実在しない。

 この美室(ミシル)が存在しないと、このドラマのほとんどは成立しない。それだけ、話を盛っている。

 まあ、韓国の歴史自体が盛っているので、仕方はないのだが。

 朝鮮半島で一番古い歴史書「三国史記」は、1143年に編纂が始まっている。紀元前からの建国神話から始まっているのだが、まあ、1143年から書いている時点で・・・なんだが。

 中国の歴史書などを引用しているのだが、ほとんどが中国の歴史書にも記載されていない内容で、他の第一次資料として引用したものも現存していない。つまり、歴史書自体が、妄想と想像だ。

 「日本書記」と「古事記」も、古い時代の記述は、妄想と想像の部分があるのだが、その部分を真実だと信じる人は少ないだろう。偽書とされる書物も、新しい発見で、本当の事だったとなることもあり得る。しかし、証明されるまでは、その記述は未確定の情報でしかない。


需要低迷の韓国EV産業に火災恐怖症が追い打ち…内需が崩壊すれば輸出も危うい

昨年、現代自動車、起亜、KGモビリティーは世界で電気自動車(EV)を約24兆ウォン(約2兆6000億円)売り上げた。現代自、起亜は2017年に全世界でのEV販売台数が年2万6000台にとどまっていたが、昨年は約42万台に増えた。EVの中核部品である電池を生産するLGエナジーソリューション、SKオン、サムスンSDIの3社の売り上げは69兆ウォンに達する。中国を除く世界市場で昨年末時点でのシェアは48.6%だ。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/09/09/2024090980052.html

 EVでは、世界的にはテスラとBYDが首位を争っている。アメリカでのシェアは、テスラが6割弱で、現代自は、2位なのだが、5.3%で、GM5.1%、フォード5.0%、VW4.7%と続く。

 世界的に見ても、テスラ、BYDだけが売れていて、他のメーカーは同じような感じだ。中国を除く世界市場で、シェア48.6%というのも、中国市場だけでEVが売れているという証拠でもある。

 残りの少ない市場で、なんとか5割弱のシェアとなるのだが、韓国紙では、そういう書き方はしない。

 さらに、EVの市場自体が自動車全体の市場から見ても、10%あるかないかくらいの規模だ。その中で、中国市場だけが大きく、他は小さい。

 書き方でいくらでも、印象操作は可能だ。

 自動車融合技術院のイ・ハング院長は「EV輸出台数が内燃機関車より少ない初期段階であるだけに、EVの内需による後押しがある程度なければ、規模の経済で生産コストを節減できない」と述べた。内需を基盤として輸出拡大を実現するのが、これまでの韓国自動車産業の成功モデルだった。業界はそうした方式がEVの普及初期にもある程度働くと予想した。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/09/09/2024090980052.html

 韓国が国を挙げてEV推しなのは、輸出するために規模を拡大するためというのが書かれている。結局、輸出するためにやっているにすぎない。

■困難だが進むべきEVの道

 EVは不便で不安であっても進まざるを得ない道だ。今後10年前後で韓国、欧米などの主要国で自動車排出ガス規制が本格的に導入され、EV市場はさらに拡大せざるを得ない構造だ。例えば、米政府が定めた2032年の炭素排出可能量は、自動車の燃費に換算すると1リットル当たり24.6キロだ。新車の平均燃費がこの水準をクリアしなければ、数億~数十億ドルの罰金を払わなければならない。最近のハイブリッド車の燃費が通常は同14~18キロしかないことを考えれば、ハイブリッド車では対応が難しい。 

 状況に差こそあれ、韓国や欧州も似ている。企業にとっては、今売れ筋の内燃機関車やハイブリッド車にばかりこだわっていると、将来販売する車がなくなり、淘汰されかねない状況だ。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/09/09/2024090980052.html

 EVは、不便で不安であっても進まざる得ない道・・・なんで???中国EVの関税をアメリカは引上げ、100%にした。中国EVの関税を引き上げるのは、EUでも行っている。中国製パーツを多く使っている韓国製EVも関税を引き上げられる可能性も高い。

 世界的に見ればEV排除に向かっている。それでも、EVに進むしかない韓国は、他の選択ができないので、EVごり押しをする。

 ハイブリッドでも、バッテリーの容量を増やしたり、さらなる内燃機関の燃費向上もできるだろう。水素エンジン、燃料電池など他の選択肢もある。


「脱亜」はしたが「入欧」はできない国【朝鮮日報コラム】

このところ、欧州諸国の知韓派外交官と会うと、必ず出る質問が二つある。一つ目は「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領はもうじき弾劾されそうか」だ。質問する人の相当数が、2004年の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領弾劾の試みや、16年の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領弾劾に言及する。この人々の目に映る韓国の大統領弾劾は「日常的な政治プロセス」の一つだ。パリのある外交官は「8年前と幾つか似ている部分がある」と言い、どこかで計画された「弾劾シナリオ」が着々と進行していると信じているようだった。
 
 二つ目の質問は「李在明(イ・ジェミョン)議員が政権を取ったら韓米、韓欧関係はどうなりそうか」というものだ。これは二つの前提が存在する質問だ。まず、韓国で弾劾政局が差し迫ったものになると、李議員が次期大統領選ランナーとして有力だということ、そして彼の外交政策は今とは大きく異なるだろうという予想だ。李議員の外交・安全保障観についての詳しい理解があるようには見えなかった。ただ、韓国の「進歩左派」陣営の政治家はほとんどが反米・反西側の民族主義者だという認識が強いようだった。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/09/09/2024090980051.html

 脱亜をしたのか???国際的な約束であったり、二国間の取り決めを簡単に破る国が脱亜したと言えるのか?

 欧州の「エリート」たちが韓国の政治と政策当局の水準を非常に低く見ているのではないかと思うと、不快にもなる。米国だって、11月の大統領選挙の結果によっては既存の外交政策がひっくり返る可能性が高いではないか。しかし、韓国が過去20年間、対北関係と韓日関係、米国との同盟関係などにおいて何度も揺れ動く様子を見せ、この過程が周辺諸国の信頼を削り落としてきたことも事実だ。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/09/09/2024090980051.html

 米国と比較しても仕方がないのだが、韓国の場合は、何度も信用、信頼を裏切るような事をしている。政治水準というか・・・まあ、それ以外も信用されていない。

 どこの国からも信頼はされていないだろう。中国も、当然そう見ている。

 欧州の人々の目に韓国は、経済的には「脱亜」したが、民主政治の成熟度においてはまだ「入欧」の水準に達していない国、と映っているのかもしれない。韓国のG7(先進7カ国)新メンバー入りが思ったほど容易でないのも、このためだ。「政治は4流、官僚は3流、企業は2流」という29年前の評価は依然として有効なのかと思うとほろ苦い。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/09/09/2024090980051.html

 いや、違うだろう。経済でも完全に中国に依存している韓国は、完全に中国側だ。G7のゲストとして呼ばれた時に、中国に対しての共同声明に参加するのを拒否している時点で、中国側だと西側の国は認識した。

 政治も4流だが、官僚も4流くらいになっているだろう。企業は・・・2流というか、サムスンだけで、それ以外は5流以下だろう。

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クニノコ
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