なぜマウンティングするのか。
マウンティングとは、本来、動物が自分の優位性を表すために相手に対して馬乗りになる様子をいいますが、人間関係においては、「自分の方が優位」と思いたいがゆえに、「私の方が他人よりも幸せである」と一方的に格付けし、自分の方が立場は上であると主張し、更にそれをアピールするのがマウンティング
女性でも男性でも行われるマウンティング。
昨今、多少話題になっているこのマウンティング
自分は相手より優位でありたい。認められたい。すごいって思われたい時に発動する非常に動物的な欲求がある。
これは、睡眠欲や食欲、性欲などのように人間が先天的に持ち合わせている 「承認欲求」や「自己顕示欲」からくるもので、無意識かつ本能的な側面が大きく、依存性や中毒性も強く一度その快楽を知ると次々承認が欲しくなってしまう少しやっかいな欲求なのだ。
この承認欲求や自己顕示欲は人間の根源的な欲求ですが、昨今インターネットやSNSが発達し より顕在化してきたのではないでしょうか。
TwitterやFacebook、Instagramも欲求充足の場として使われている。
「インスタ映え」という言葉が発現し、フォトジェニックな写真を撮るため休日にあちこち忙しく駆け回る姿は承認欲求に駆られた中毒者に他ならない。
いいね👍のボタンは、タバコで言う「ニコチン」と変わらないのである。
脳にある報酬系にドーパミンが出るので、その依存性は科学的にも証明されている。
必ずしもデメリットばかりでない承認欲求や自己顕示欲ですが、そんな承認競争に疲れてきた人もいるのではないか。
「SNS疲れ」と言う言葉がある以上、現在の低俗な承認競争や承認バトルから抜けたい人が少なくともいるのではないか。
承認欲求を捨てる
生まれながらにして承認欲求は皆持っているが、それを捨てることもできる。
お金持ちになりたいのは、人から認められたいからではなく
裕福な生活を経験してみたいから。
旅行に行くのは、Instagramに投稿したいからでなく
本当に行ってみたいから。
恋人を作るのは、周りにスペックを自慢するのでなく
心の底から好きだから。
断じて自分の本音や本質から目をそらしてはいけない。
承認を得るため、旅行は行き、恋人を作る。
なんのための人生かわかんなくなる。
かの有名な心理学者アルフレッドアドラーはこう言った。
承認欲求はいらない。認められるために行動したり、褒められたいがために行動するとそれは「他人の人生」を生きていることになる。
若干難しいけど、承認欲求はクソだってこと。
そのためアドラーは「貢献感」が大切だと説いている。
人のために何か貢献した時に得られる快楽を大事にし追い求めると幸せになるんじゃねーのって言ってる。
承認されたいよねー
認められたいよねー
褒められたいよねー
ちなみに、これを満たしてあげる男女はモテまっせ⭐︎
私は人を褒めて褒めて褒めちぎる。
そして中毒になる。
私がドーパミンの権化と呼ばれる日は近い。