
TRAINING DAYZ
曲紹介、ランダムに今回は、
『TRAINING DAYZ』です。
タイトルから分かるように、デンゼル・ワシントン主演、アントワン・フークワ監督の映画から世界観を拝借しています。
未体験のビートを作って乗ってみよーう!ということでスタートした制作ですが、
声質や滑舌の影響で、あんまり手を出してない雰囲気のビートです。
こういうパーカッシヴなトラックは出来ても使うタイミングが周りに対してもないので、結構作っているのですが、出せていませんでした。
なので、自作自演で作って乗ってみた、という楽曲。
けっこう怒りが強い内容だったので、意図的に固有名詞を多く出すことでファニーな印象に変えております。
途中、同じデンゼルワシントン映画で大好きなイコライザーにスウィッチしてデンゼル愛を見せております。
異世界異世界言ってますけど、どこ行ってもおんなじで、エスタブリッシュメントは幅を利かせてるし、誰が誰のサイドについてて、誰派閥だからナニナニとかが往々にしてあるわけですよ。
クソくだらないんですけど。で、映画観たことある方なら分かると思うのですが、そういう世界、または社会の中で清濁合わせ飲んで上手いことやるのが頭良いことなのか、バカ正直にピュアな衝動で突き進むのか、っていう、スタンスの取り方が、表れると思うのですが、どうしても行動変容を強いられるんですよね。あまりにも強大なエスタブリッシュメントのおかげで。
全く同じ構造の映画として、狐狼の血という映画が日本映画にもあるのですが、その松坂桃李のやってる役もまさにそう。
そこで、"これはトレーニングなんだ、俺が今まで通らなかったスタンスを改めて学び、また己のスタンスを強化するためのトレーニングデイなんだ"と思ったんですよ。
ホントに誰がどっち側かはわからない。この話はどこかに筒抜けちゃうかもしれない。共感してるふりして謳わされてる可能性もある。
ただ、その中で1番揺るぎない悪意というか、悪意とすら認識されてない悪意として、ホントに信念も何もない人たちが多くて、その人達がほんのちょっと公平性や、律するマインドを持ててれば、エスタブリッシュメントなんて構造的に否定できるのにな、って思った、って話。
正義とか正解の定義が揺らぐ理由、というか、まさにスタンスの話ではあるのですが。
トレーニングデイだと新米刑事がそのルーキーっぷりで突っ走るんですけど、彼は………っていう。
そのイーサン・ホークとデンゼルがシビれるほどカッコいいし、ヒップホップ濃度濃いめの映画なので、未視聴の方はぜひ◎
(そんなこんなで、いまだ潜入中。。。。)