花粉の森でキャンプ | vs POLLEN
2022年3月12-23日に行ったキャンプについてご紹介します。キャンプ自体、昨年秋に始めたばかりなので、春のキャンプは初めて。冬のキャンプに比べれば、春も秋のように過ごしやすい気候なので、さぞ快適なキャンプができるだろうと思っていました。が、マスク生活も長かった為、ついつい忘れていました。自身が花粉症であったことを。花粉の根源である樹木に囲まれたフィールドでのキャンプは、ティッシュで鼻を噛んでは燃やすの繰り返しでした。また花粉のない季節に来たいです。
フィールド情報
今回のフィールドは、栃木県烏山市にあるフォレストパークおいらの森。管理された広葉樹林のフィールドであるLightフォレストと、直火もOKな野営フィールドであるDeepフォレストがあるのですが、今回はDeepフォレストに宿泊。
何組か他のお客さんもいたのですが、サイト同士が適度に離れていることや高低差や樹木の背丈もあって、自分達以外の人間の気配も感じられない、プライベート感のある森でした。
注意したいのは、駐車場からサイトまでは坂になっている山道を歩かなければいけないことと、駐車場に置かれた紙なしの仮設トイレしか設備がないこと。水源もないので、Lightフォレストにある管理棟に寄った際に、水を貯めさせていただいて持っていくことをお勧めします。ちなみに管理棟では薪の他に、スウェーデントーーチ用の丸太も売っており、購入するとチェーンソーで切り目を入れてくれます。管理棟の周囲にはかわいい犬と鴨家族が飼われていました。
スマホの電波状況ですが、自身のdocomoの電波は問題なく使えました。
ハンモックももちろんOKでした。
今回はありがたい事に、9:00に自宅マンション下まで車で迎えに来てもらい、都内を出てキャンプ場へ向かいました。
10:30頃、壬生PAにあるみぶハイウェーパーク立ち寄り、食料品を物色。金柑とイチゴなどを買い、謎のメリーゴーランドを楽しんで移動。
11:00前に移動し、11:30頃にスーパーとりせん高根沢店で買い物。
12:00過ぎに出発し、12:30頃にLightフォレストで受付と水・薪・スウェーデントーチを調達。13:00頃にDeepフォレストに到着しました。
服装
日中は暖かいですが夜はまだまだ冷え込むので、ある程度重ねて調整が効くようにしました。いつものMILLET(ミレー)のドライナミックメッシュショートスリーブにエアリズムコットンUVカットクルーネックT(長袖)を重ねた状態を一番の薄着にしていましたが、ハンモックの設営時にはそれでも少し暑かったです。
涼しくなってきた時に備え、以前紹介したモンベルのフリース クリマエア ジャケットを重ね着。さらに焚き火の火の粉に備えてPUEBCOのミリタリージャケットを羽織っています。
このnoteやYouTubeアカウント名の「BBB」を冠したワッペンを作ったので、今回からバッグやジャケットに付けました。
下は、高校生の頃に買ってリジット状態から履いているLevi's 502。雑に扱えて火の粉でも燃えづらく、汚れも味になるので、寒さ的に問題ない限り、キャンプはデニムが最適です。その下にタイツと靴下二枚履き。余談ですが、昔ジーンズを染めるのに使われていた天然のインディゴは防虫効果もあったそうなので、当時の製法を再現したデニムがあれば、なお最適なんでしょうね。
新しく導入した道具
前回同様、ほぼほぼ必要なものは揃いきっているので、今回は2アイテムだけ追加しました。
・グランドシート
ブッシュクラフトインストラクターの方が立ち上げたブランド、HIIRAGI OUTFITTERSの3Way Camp Sheetを購入。
表面はワックスドコットンで裏面は防水リップストップナイロンなので、焚き火の日にも濡れた地面にも強いグランドシートでありつつ、両端の持ち手を活用してログキャリーにもなり、さらに記事が表と裏の間に空間のある袋状になっている為、ブランケットロールカバーにもなる優れもの。地べたに座ったり寝転んだり、道具を一旦全部広げたい時など、何かと便利です。畳むととてもコンパクトになるのでこれからも重宝しそう。
・塩
キャンプ仲間が「友人がやっている」と教えてくれた日本草木研究所。日本全国の可食植物を集め、食材としての可能性の発掘を行う研究機関。そこで販売されている草木塩という調味料を購入しました。(現在単品での販売がないようです。)
塩、樅、大白檜曽、檜が混合された調味料は、ひとかけで食材を既味感の無いスペシャルな味わいに変えてくれるアイテム。もちろん肉にかけても最高に美味しいです。
帰りの寄り道
今回も栃木方面という事で、前回とほぼ同じコースです。
北関東最大級の温泉施設であるザ・グランドスパ南大門でサウナに浸り、餃子通りで餃子三昧でした。今回は個々の餃子やをハシゴするのではなく、有名店が一同に会した来らっせという施設でミニマムに食べ比べ。このコース、常習化の兆しがぷんぷんしています。
今回の様子を動画で
花粉の森でのキャンプはこんな感じでした。タイトルで掲げているほど花粉との格闘は描けていませんが、とにかく自然感丸出しのフィールドの魅力が少しでも伝わればと思いますので、ぜひYouTubeもご覧ください。
それでは次のキャンプの紹介もお楽しみに。
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