ハシゴキャンプ DAY1 | WENT FROM CAMPSITE TO CAMPSITE DAY1
2022年2月11-13日にハシゴした2つのキャンプ場のうち、11-12日のキャンプについてご紹介します。普段は土日を使ってキャンプに行くので、土曜の夜に一泊だけして帰っていたのですが、今回は有給を使うことで、金曜の夜と土曜の夜に、それぞれ別のキャンプ場で一拍づつ出来ることになりました。まだ雪は残っていますが、年始に-10℃の極寒キャンプを経験しているので、正直寒さは全く気になりませんでした。
フィールド情報
25年間続くキャンプ場「板室オートキャンプ場 ナーデルバウム」をリニューアルし、2021年7月22日に再オープンした「那須高原ITAMUROキャンプ場」は、小川沿いのリバーサイトとソロサイト、川から少し離れたフォレストサイトの大きく3つのエリアに分かれており、それぞれの中心となる位置に管理棟がある構造でした。
お父さんとその仕事を手伝う小学生くらいの息子さん二人で管理されているようで、このお父さんがとても気さくで良い方でした。また、管理棟のすぐ隣にお湯も出て洗剤類もひとしきりそろった綺麗な水場と自販機が。さらにその隣にトイレがあるという構造。トイレはそこそこ綺麗で、ウォッシュレットもついていましたがダイヤル式の見たことのないタイプでした。そしてさらにその隣にシャワー室がありましたが、使用しなかったためコンディションは不明です。薪も販売しているようですが、今回は大部分が雪で湿ってしまっているので各自持ってきてくださいと言われていたので、道中のスーパー(後述)で購入して持っていきました。
スマホの電波状況ですが、自身のdocomoと友人のsoftbankの電波は問題なく使えました。
9:30頃に自宅マンション下まで迎えにきてもらい、荷物を積んで都内を出発。平日だからか道も空いており、すぐにキャンプ場付近へ。道中の買い物は板室街道沿いがゴールデンストリートで、以下の三軒が同じ道に建ち並んでいました。ぜひこのルートを通ってキャンプ場を目指される事をお勧めします。
まず11:40頃に立ち寄ったのは道の駅「明治の森・黒磯」。7.5haという広大な敷地に、明治時代に建てられた青木周蔵子爵の那須別邸が建つ、観光にも適した道の駅。新鮮な地元の食材が購入できるファームマーケットで購入したとちおとめはとても甘くて美味しく、キャンプ場に向かう車中で食べ尽くしました。その隣にはカフェ併設のアイス・パン工房もありました。買い物を済ませて11:55頃出発。
続いて12:00頃に立ち寄ったのは、チーズ工房那須の森。農水省の研究者として全国の牧場を回っていた落合一彦さんを代表に、2008年に立ち上げた工房で、本州一の牛乳生産量を誇る那須北部地域に決めたのだそう。添加物や発酵調整剤を使わないので健康的。また、生乳からチーズを作る過程でその90%がホエイとして廃棄物になってしまうのですが、この廃棄ホエイを活用してブラウンチーズを作るプロジェクトを行うなど、乳製品の未来に向き合う素晴らしい工房でした。おつまみ用にフィラータスティックというチーズと、鉄板で焼くと美味しいカチョカバロを購入しました。
12:30頃立ち寄ったのはスーパー池上。ここは至って普通のスーパーでしたが、鮮魚が謎に安かったので購入しました。過去の経験上、なぜか山間のキャンプ場近くのスーパーの魚は安くて美味しいことが多い気がします。
先述したように、薪は各自持ち寄るよう言われていたので、周辺で購入できる場所を探していたのですが、薪ストーブ屋さんが多くあるものの、営業時間外であったり、微妙に遠かったりと、なかなか良い場所が見つからず困っていましたが、このスーパーでも販売していたので購入しました。実際燃やしてみて感じましたが、ここの薪、火の持ちがとても良かったです。
服装
今回は予報上の最低気温は-4℃だったので、年始の-10℃のキャンプ用の服装をそのまま持っていきつつ、日中はダウンやフリース、ナイロン×フリースパンツを脱いだ状態で過ごしました。前回はアウターのミリタリージャケット以外全て着込んで寝ましたが、今回はダウンを脱ぎ、ダウンソックスも履かずに寝ることができました。
新しく導入した道具
ほぼほぼ前回のキャンプで道具は揃っていたので、特に大きなアップデートはないです。以下が買い足したアイテムです。
・照明用三脚
CLAYMOREのLEDランタンを高い位置に設置するために、これまではランタンスタンドを使用していたのですが、鉄製のスタンドは重く、ランタンハンガーは不安定で、光の向きや高さの細かな調整が難しかったのですが、このLEDランタン、三脚にさせるネジ穴が空いているので、この際軽量でコンパクトな三脚に乗り換えてみました。
Velbonのトラベル三脚 CUBEは、約3秒で940mmの高さにセッティング可能で、ワンタッチで足を収納すると高さ240mmで、厚みもわずか32mmにまでなる優れた三脚で、バックパックでもスペースを取らずに収納が可能です。ちなみにこのLEDランタンは、三脚用の穴の周囲にある自立用のスタンドが干渉するので、三脚の先にさらに細いマウントを乗せる必要があります。三脚の対荷重400gに対して、このLEDランタンは860gありますが、問題なく自立しました。ただ、強い風が吹いた時には倒れてきたので注意が必要です。
元々使っていたランタンスタンドは550gあったのですが、この三脚は390g。160gの減量になりました。重さ的には微差ですが、展開・撤収のスピードやランタンの角度調整なども加味すると十分なアップデートでした。
・電熱インソール
前回のキャンプの記事でも書いた通り、万全の準備で望みましたが、唯一寒かったのがブーツを履いた足でした。友人から借りたカイロを突っ込むことで解決しましたが、その経験を受けて今回は電熱インソールを導入。無線でリモコン操作可能なタイプから、高評価の多かったFzlotの電熱インソールを選びました。明確に温かくなった感覚はありませんでしたが、逆に足の冷えは全く感じなかったので、ワークしていたのだと思います。
帰りの寄り道
次のキャンプ場に向かう道中で立ち寄ろうと予定していたのは、ピラミッド元氣温泉。
ピラミッドで集めた宇宙エネルギーと、1.2km深層水の地殻エネルギーをコラボした、生命力強化出来る次世代型温泉です。
という説明がサイトに書かれており、非常に気になりましたが、移動時間やこのタイミングで合流する友人との待ち合わせの兼ね合いで見送ることに。このカオス感、かなり気になるのでいつかリベンジしたいところです。
今回の様子を動画で
ハシゴキャンプ1日目はこんな感じでした。noteでは細かい情報やギアの購入先などを紹介していますが、キャンプ当日の雰囲気は別途YouTubeで公開していますので、ぜひそちらもご覧いただければと思います。
それでは次のキャンプの紹介もお楽しみに。
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