防水キャンプ | WATER PROOF CAMP
2022年8月6-7日に行ったキャンプについての記事です。しばらく悪天候が続き、キャンプに行けない日が続いていましたが、とうとう行けることに。しかし天気予報の示す天気は芳しくなく、雨が降る前提の装備で挑むことにしました。
そもそも真夏は自分達にとってはオフシーズン。人も虫も多くて暑いので、基本的にはそれらを避けて秋・冬・春をメインにキャンプに行っていました。なので今回は初の真夏キャンプとなりました。
フィールド情報
今年の2月のキャンプでも利用させていただいた「那須高原ITAMUROキャンプ場」。冬の様相とは打って変わって、違うフィールドに見えるほど。管理棟の隣にある、温水も出る水場とトイレは変わらず快適でした。
9:30頃に自宅マンション下まで迎えにきてもらい、荷物を積んで都内を出発。少し混み合っていましたが、ストレスなく進み、12:00前にGOOD NEWSに到着。
栃木県那須町の「バターのいとこ」がある通りに、7月6日にできたばかりのGOOD NEWSは、“大きな食卓”をコンセプトに、ファクトリー、レストラン、コーヒーロースター、ベーカリー、アウトドアショップなどの店が集まり、“生ごみの堆肥化”や飲食店での“リユースカップの活用”などで森と共生する“持続可能なまち”を作り上げることを目的とした場所です。リリースを見た時から目当てにしていた場所だったので、みんなでうろつき、野菜やプリン、コーヒー、クッキーサンドを購入。12:45頃出発しました。
この辺りは面白い店が多く、寄り道が止まりません。5分ほど走ったところにあるチーズガーデン那須本店に寄り、前回同じキャンプ場を利用した際にも購入した、チーズ工房那須の森のカチョカバロと、地ビールを購入しました。
その足で、道路を挟んだ向かいにある、天然わら納豆ふくふくへ。実はスーパーなどでみかける納豆は、純粋培養菌を振りかけて作った物で、本来の稲ワラに潜む菌で作られた物ではありません。稲ワラの菌で作られた本物の納豆はスーパーで売られている納豆よりもやわらかく、しかも半年くらいは保存が効くという優れもの。歴史の中で絶滅しかけている本来の納豆の姿を楽しめる、貴重な場所です。
ふくふくを13:15分頃出発し、最後に立ち寄ったのはスーパーダイユー。正直、ここまでの店舗で購入できなかった細かいものを補填するくらいの扱いで向かったのですが、このスーパーが最強でした。チーズガーデン那須本店にも売っていたカチョカバロも地ビールもあり、肉も野菜も豊富で、もうここで全て事足りるんじゃないかと思うほどでした。
服装
都内は外宿自粛を勧められるほどの猛暑。しかし今回は雨の那須高原。基本は半袖短パンでしたが、夜は真夏でも寒いので、パンツは膝下をくっつけて長ズボンにできるタイプで、トップスは上から羽織る物を用意しました。また、各アイテム、雨で濡れる前提での素材選びをしています。
今回は靴とパンツ、レインコートをご紹介します。
・靴
いつものレザーブーツではなく、HOKA ONE ONEのTEN NINE HIKEを選択。雨で防水性が欲しかったのと、夏は荷物軽量化の為に焚き火ではなくガスバーナーを使用しているので、火の粉での穴あきリスクも気にせず、長時間履いても疲れない軽い靴ということでこちらにしました。
トレイル用に作られた靴で、特殊なヒール形状により、踵からつま先までの体重移動が効率的にでき、軽量ながら推進力があります。いつかこれで山登りをしてみたいです。
・パンツ
Nike ISPAのパンツは、膝下がジップで切り離せ、昼と夜の温度変化に対応できる点がよく、今回導入しました。また、ポケットが多いのでちょっとした小物を入れておけたり、防水性の高い素材なので雨のキャンプにぴったりでした。
・レインコート
とにかく濡れない。そしてコンパクトになる。この二点で選んだのが、このTHE MONSTER SPEC®︎のALL WEATHER COATです。世の中の定番=「THE」を新しく生み出すことをコンセプトにしたブランドの中でも、オーバースペックと言われるほど機能性を高めた商品群を括るTHE MONSTER SPECという、男心くすぐるブランドライン。フードに収納できるコンパクトさと、とにかく濡れない!と店員さんに強調されたことで、購入を決めたと同時に、家にあった他の雨の日用のコートをメルカリに出しました。もちろん今回のキャンプでもしっかり雨を防いでくれました。
新しく導入した道具
・コット
今回は何と、YouTubeのアカウントの方に「BROOKLYN OUTDOOR COMPANY」よりメールをいただき、コットをご提供いただきました。この2WAYコットは、組み立ても力要らずでゆったり余裕のあるサイズ感。濡れた地面に座ったり、物を置きたくなかった雨混じりの今回のキャンプに最適で、お陰で途中寝転んだりもでき、快適に過ごすことができました。
・クーラーバッグ
YouTubeをやるようになってから、スーパーで買った食材がレジ袋に入れられたまま、カメラに映り込む場所に置かれているのが嫌になり、どうせならと、保冷機能もある、見た目の良いバッグをと思い、ANAheimのVersatile Bag 9Lを購入。
・テーブル
荷物の軽量化を突き詰める中、前回のキャンプで地面に座ったまま過ごすことが可能だと分かったので、その高さに合う、軽量級のテーブルとして、snow peakのオゼン ライトを購入しました。
・エアマット
こちらも軽量化のため、硬い地面に接しないハンモック泊におけるクッション性とコンパクト性のバランスから、この骨抜きが合理的なKLYMITのInertiaX Frameを購入。本来はシュラフの中に入れ、穴の空いている部分にシュラフが立体的に入り込むことで空気の層を作るという使い方なのですが、今回はシュラフ自体を使用しなかったので、まだ本来の力が分かりきっていません。
・コーヒーミル
電動のミルがそれなりに重いので、軽量化のために、snow peakのフィールドバリスタ ミルを購入。回す手間はありますが、ハンドルの収納性やデザインのシンプルさなどに惹かれました。
・コーヒーフィルター
上記のミルに合わせ、軽いフィルターを求め、mont・bellのO.D.コンパクトドリッパーを購入。なんと重量は5g。あってないような物です。
・レインコート
とにかく防水性が高くて軽く、コンパクトになるレインコートを探していたところ、THE MONSTER SPEC®️の “ALL WEATHER COAT”を見つけて即購入。世の中の定番を新たに生み出し、定番の基準値を引き上げていくことを目指す「THE」というブランドの中でも、オーバースペックなほどの高機能性を備えたシリーズを集めた「THE MONSTER SPEC®️」というラインのアイテムです。
実際、この布に水を溜めて運べるほど防水性が高く、また畳めばフード部分に全てが収まるほどコンパクトで、重量も非常に軽いレインコートです。
帰りの寄り道
毎度定番のザ・グランドスパ南大門に立ち寄った後は、行き道同様、帰りもいろんな場所に立ち寄りました。
・那須クラシックカー博物館
航空機の格納庫を思わせる空間に、世界スピード記録保持車「MG-EX120」をはじめ、「ジャガーEタイプ、ポルシェ356」などのスポーツカーや、「ド・ディオンブートン」など古き良き時代を飾った名車達・ビンテージバイクを展示している那須クラシックカー博物館。
車は詳しくありませんでしたが、レトロな車体を生で一斉に見られるのは新鮮でした。
・那須高原ビール株式会社
1996年の秋にオープンした、那須高原ビール株式会社は、那須連山の那須深山の山々の豊かな森と、綺麗な雪解け水に恵まれた自然環境の中にビールを作る会社。時の語らいをコンセプトに、醸造される地ビールは、皇太子ご夫妻御用達で、愛子さまの名を持つプレミアムなビールもある。
・アンティークショップ
車で通りがかった際に気になって立ち寄ったショップ。隣に工房があり、普段は大道具やインテリアを作っているようで、アンティークに混ざって作品も販売されていました。
・香蘭
やや多めのごま油で焼かれた焼き餃子や、厚めの皮の食感が特徴の水餃子が美味しい、宇都宮の餃子屋。餃子ストリートから少し離れた場所にあるため、待ち時間も他に比べれば短めの穴場。もはや栃木方面のキャンプ帰りの定番の立ち寄りどころ。
今回の様子を動画で
防水キャンプはこんな感じでした。雨を想定したイレギュラーな装備と、情報量多めの、寄り道しまくりなキャンプの様子は、こちらの動画からご覧ください。
それでは次のキャンプの紹介もお楽しみに。
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