キャンプときどきリモートワーク | REMOTE WORKING IN DEEP FOREST
2022年6月1-2日に行ったキャンプについてご紹介します。
いつも声がけをしてくれる友人がアメリカ旅行に行っていた為、彼の帰りを待っての久しぶりのキャンプとなりました。待ち遠しさが行動にでて、土日を待たずに平日にキャンプをすることに。流石に平日に2日も有給は取りづらい時期なので、1日目に有給をとり、2日目はリモートワークをしつつのキャンプにする事に。仕事をする為に、ポータブル電源とMacbook、電源コード周りを持っていく必要があるので、それに反してキャンプアイテムを削れるだけ削って持っていきました。
季節はそろそろ梅雨。雨中キャンプは何かと大変なので、本格的に雨季が来る前に、あと何回キャンプに行けるか。カレンダーと睨めっこするこの頃です。
フィールド情報
今回のフィールドは、前回行って気に入った、栃木県烏山市にあるフォレストパークおいらの森。前回同様、直火もOKな野営フィールドであるDeepフォレストDeepフォレストに宿泊。
GWに沢山の方が使われたようですが、その際にマナーが良くない方もいらっしゃったらしく、細かなルールが増えていました。その辺りの細かなアップデートはサイトではなくSNSで通知しているようです。キャンプスキルと共に、キャンプ場でのモラルも身につけていきたいです。
今回も9:30頃に自宅マンション下まで車で迎えに来てもらい、都内を出発。同行者のカメラマンが機材の返却があるとのことで一旦六本木に立ち寄りつつ、12:00頃にスーパーに到着。
キャンプ場は前回と同じですが、スーパーは違う場所を使ってみました。たいらや岡本店は、とにかく安くて質の良い肉がたくさんで、同行者のテンションも上がっていたのでリピート確定になりそうです。自身も肉を家から持っていっているのですが、スーパーでも追加で肉を買いました。他には朝ご飯のアボガドと飲み物系を調達。12:30頃に店を出発しました。
13:00頃にLightフォレストで受付をして水を調達。13:30頃にDeepフォレストに到着しました。
服装
暖かくなってきたので去年の5月のキャンプの服装と同じ組み合わせになりました。靴のみ、年明けの極寒キャンプの際に購入して以来使っている、Danner×SOPHNET.のサイドジップブーツです。
昼はこの服装で余裕だったのですが、まだまだ6月頭の夜は冷えました。荷物を減らす為に、シュラフを持っていかず、冬用に買っていたSEA TO SUMMITのインナーシュラフのみで挑もうと思っていたのですが、この服でインナーシュラフに入っても寒かったので、中にTHE NORTH FACEのクライムライトジャケットを着て眠りました。
新しく導入した道具
暖かくなってきたので、冬に比べて荷物が減ります。減る荷物に合わせ、どこまで荷物を減らすことができるのかに興味が湧いてきました。そこで、ついにUL(ウルトラライト)系の有名ブランド「山と道」のバックパックに手を出し、その耐荷重11kgに収まるセッティングを組む為にいろいろ買い足しました。
・バックパック
先ほどお話しした、山と道のONEを購入。山と道は2011年に日本の夫婦がはじめた、ハイカーのために作られたブランドです。ハイキングでは長距離を歩くため、身体への負担を極限まで下げる為に軽量化を徹底する一方で、アウトドア環境でタフに使えるよう、引き裂きに強い独自の生地を開発しており、非常に優秀なバックパックです。
今回購入したONEはわずか619gながら、最大55L、11kgまで収納が可能。少し前までカスタムオーダーでのみ販売を行っていたモデルだったのですが、2022年の春から、素材とカラーを定めたスタンダードモデルに。カシタムオーダーは年に数回のチャンスを待ち構え、即座に注文の枠を抑え、オーダーから2-3ヶ月待って手に入れるスタイルですが、スタンダードモデルになったことで、これまで以上に購入もしやすくなりました。
※これまで通りのセミカスタムオーダーモデルもONE Custom Editionという名前で残っています。
・ポータブル電源
少し前に都内の一部エリアで停電があった際、自身の住んでいるエリアは何の影響もなかったのですが、もしもそうなったら?という妄想が浮かびました。2030-40年あたりに、富士山噴火や南海トラフ地震、首都直下型地震が来るとの予想もありますし、オール電化の自宅で災害時に電気が止まると、あらゆるものが使えなくなります。そういった災害にも備える意味で、ポータブル電源を買ってみました。結構ゴツいので、これを持って逃げられるレベルの災害ではないかもしれませんが、自宅で待機できる境遇や、避難所にいられる境遇などであれば、一つあると便利だなと思います。PowerArQのアイテムはミリタリー感のあるデザインが好きで、自宅の部屋に置いていても馴染んでくれるのですきです。
最悪外から戻れない。という妄想も働いたので、勢いで蓄電用にソーラーパネルも買っときました。
・ハンモック
バッグの中で中々の容量と重量をとっているアイテムの一つに、テントがありました。自身は以前から、ハンモックにもテントにもなる万能のKAMMOK Sunda 2.0を使っていましたが、これが2790gと中々重くかさばるので、確実にハンモック泊ができると決まっているキャンプ場に行く際は、ハンモック機能に特化したものを選ぶことで軽量化しようと思いました。
そこで、同じブランドであるKAMMOKのMantis Ultra Lightを見つけました。こちらはハンモックに蚊帳が一体化しており、雨や日差しよけのタープも一緒に袋に入った便利なセットで、重量も995g。収納サイズも小さくなり、バッグの中の面積を空けてくれました。
今回初めて専用のハンモックを使ってみたのですが、設営がびっくりするほど早くできたので最高でした。
・ハンモック用小物入れ
ハンモックの中には、意外と置いておくものがあります。メガネ、iPhone、AppleWatch、それらの充電器兼照明、水、シュラフやエアマットの収納袋などなど。安定感のあるベッドと違い、その辺に置いておいても重さで撓むハンモックの中では身体の方へ転がってきてしまいます。なので、脱いだ上着など以外は、全て決まった収納ポケットに入れたくなります。そこで、KAMMOKのRidge。コンパクトでありながら大容量で、かつこの配色。中に照明を入れることで、目立ちにくいオレンジライトと、明るい白のライトを切り替えられる機能も兼ねています。
帰りの寄り道
今回も栃木方面という事で、前回、前々回とほぼ同じコースです。
早めにキャンプ場を後にし、北関東最大級の温泉施設であるザ・グランドスパ南大門でサウナに浸り、サウナ後に休憩スペースで仕事。平日なので空いている餃子通りで餃子を三店舗ハシゴしてランチを食べ、これまた平日なので空いている高速にに乗って都内へ。15:00前に栃木を出て、自宅に着いたのは16:30頃でした。
車での移動中はMacbookを開く気になれず、スマホでSlackを返す程度にとどまり、資料作りなどの作業は帰宅後に後回しに。結局有給を取った1日目の昼に、この記事のサムネにもなっている写真のように丸太の上で作業をした以降は、サウナ上がりの少しの時間を除けばスマホでできる対応程度しかできず、あまり仕事との両立には向いてないなと感じました。移動も多いので長めのミーティングなどが入っていたらアウトでした。次回は1日有給を取るなら土日にくっつけ、2泊3日のキャンプにするなどのほうが良さそうでした。
今回の様子を動画で
リモートワークを伴うキャンプはこんな感じでした。梅雨の合間の良い時期でありながら、さらに平日に行けたことで、キャンプ場も、街も、人が少なくて快適でした。仕事は二の次になってしまいますが、その分楽しめたキャンプの様子はこちらの動画からご覧ください。
それでは次のキャンプの紹介もお楽しみに。
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