『深海』 Salpa

BBBBB_old（おび）

2025年1月17日 02:29

韓国と日本、両国で活発に活動している音楽家Zekk君のニューアルバム、Salpaのアルバムデザイン制作レビューです。

深海、どんな所だろう

2021年11月、私はZekk君に依頼された。

毎回楽曲制作で忙しい一日を過ごしている彼がSalpaのコンセプトと意図を伝えながら話を進めた。参加が決まってメンバーたちと話すとアルバムのイラストもすでに出来上がっていた。

私もかなり多くのことを進行しているせいでZekk君が楽想を思い浮かべる間私がどうやってこの作品をパッケージング、販売できる商品にすることができるかを悩んだ。

いつも完成に汲々としていては本質を逃すものだ。
深海が何かを調べることにした。

ジェームズ·キャメロンの深海探検ニュース

私が唯一知っている深海に関することは映画’アバター’の監督ジェームズ·キャメロンは深海に入ったという記事しかなかった。

こちらが今回のEPのモチーフになった生き物たち。

1番目の写真からBolinopsis mikado / Salpidae / Marrus orthocanna。

Marrus orthocanna以外はクラゲではないということがかなり面白いですね。 pic.twitter.com/WRqyxUjqDT
— Zekk (@zekk_wa_zetku) September 30, 2022

そしてZekk君と話を交わしながら深海のイメージを収集し無意識のうちに入れようと努力した。

楽曲制作

実は今回の出来事の大きな変数はEPの流れに沿った楽曲制作だった。
月ごとにいろんな曲を選び出すZekk君もクライアントの締め切り期限とは別に、個人的なEPをリリースするための時間、労力をかけるのが大変だった。

Zekk君が曲を制作して初めてWIPをアップした時間、多分この時私は参加しなかった。

2021年11月に依頼され彼が完成するのを待つ時間、約十か月ほどかかった。長い間Zekk君に会ったから最初は彼がなぜこんなに時間がかかったのか分からなかったが完成した後、聞いてみると納得するしかなかった。

グラフィックデザイナーの業務

ある程度楽曲が終わった後、私は作業に着手した。
今作で追求した要素を簡単に整理しよう。

深海な要素を積極的に活用
イラストのブラッシュアップ
違う視覚で眺めること、フォントをひっくり返すこと
Zekk Best Albumとは逆のデザイン

特異な点といえば、ミーティングを最初にしたときのスケッチを最終的に適用したという点だ。最初のスケッチが作業の本質を見抜くことはたまにある。EPデザインを先に行った後、先行シングルデザイン、YouTubeサムネイルなどを作業した。

終わり

アルバムのデザインを完成させた後、AkiraComplexさんのマスタリング音源が届いた。彼のマスタリングで一段とよくなった音と聞きやすい音楽になった。

本当に不思議な経験

そして2022年9月30日発売
長いEPの発売が終わった。