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6.太陽の塔

2025/01/28(火)

2023年春、太陽の塔の内部を見学した。
大阪行くし行ったことないところ行ってみたいな〜って調べてたら内部に入れることを知った。子供のころ、母親が大阪万博に行ったときの話をしてくれた。そのときの話を覚えていたから「よし!せっかくなら行ってみよう!」と、軽い気持ちでチケットを予約した。

新大阪駅に着く。ここから何回か乗り換えをして万博公園に向かうのだ。車内から外を見ると、太陽の塔がこんにちはしてる。駅に着く。花見シーズンも相まって、たくさんの"これからお花見楽しむぞ"軍団がいる。その軍団と一緒に公園入り口まで向かう。太陽の塔がどんどん近くなってくる。入場券を買う。入る。

目の前にドーンっと太陽の塔が建っている。こんなでかいもの本当に人が作ったのか??と、感動に浸る。予約した時間が迫っていたので我に返って急いで集合場所へ向かう。「写真撮られる方は専用のケースをお買い求めください。」という声が聞こえる。そうか、内部の写真撮るなら課金が必要なのか。迷わず課金する。注意事項を聞いた後は自由に見学することができた。内部に入る。キラキラしている。なんか恐竜がいっぱいいる。言葉にできないゾワゾワした感じが身体に伝わってくる。言葉にできない。とりあえず写真を撮る。説明を読む、階段を登る、説明を読む、写真を撮る、階段を登る、説明を読む、写真を撮る、この繰り返しだ。一番上に着く。太陽の塔の手?のところに着く。手?はそれぞれ赤色と青色に染まっていた。この照明見てたらちょっとおかしくなっちゃいそう、と思いながらしばらく立ち止まって、しっかり見る。忘れないようにしっかり見る。写真を撮る。満足して階段を降りる。途中「芸術は呪術である。岡本太郎」と言う文字が壁に書かれていた。またゾワゾワする。涙が出そうになる。写真を撮る。

これが軽い気持ちで観に行こうとした太陽の塔の内部か、と思いながら駅に向かう。
電車に乗り車内から外を見ると、太陽の塔がサヨナラをしている。また必ず会いに行くよと思う。好きな場所が1つ増えた。嬉しかった。

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