頭の中の雪解け水

いつも同じ人たちと会って、話す。毎日がそう。だから、ずぅーーーと、頭の中の流れが澱んでる気がする。

昨日も今日もきっと明日も同じ人と話す。頭の中の考えや価値観に全く刺激がないのはそのせいだろう。刺激がないからずっと停滞、澱んでる感覚。やな感じ。

頭の中に雪解け水なみに勢いのあるフレッシュな流れを生み出したい！

だから、今日はちょっとだけ勇気を出して、いつもなら話しかけない人に話しかけてみた！

その人は、どうやら自然が好きっぽいので、僕の好きな冒険家？写真家？の星野道夫さんの話をしてみた。

すると、その人は僕の話に乗ってくれた。それに、僕が「 星野道夫は、、、 ｣と話していたのに、その人は「 星野さんは、、、 ｣とさん付けで話していた。どうやら僕よりもずっと星野道夫の事に関心があるのだろう、そう思うと同時に、良い人だなって思った。

話をしたのは僅か3分程度

澱んだ頭の中がスッキリしたか？といえば、正直そこまで話込めなかったので、春先の雪解け水は流れなかった、、、

でも、弱いけど新しい繋がりができた気がする。

今まで目に入ってたけど素通りしてた人に話しかけるのは勇気がいるけど、悪いものじゃないね。むしろ得した気分。

今日みたいな小さな繋がりをこれから少しずつ太くしていけば、少しずつ広げていけば、澱みは消えるかな。

だけど、今日は得たものは少なかったけど、分かったことがある。

繰り返しの毎日だって0.5歩でも踏み出せば、ちょっとだけ非日常になりえる、ってこと。

同じ環境に留まり、凍ってしまっている自分をちょっとだけ熱を高めて行動すれば、いつかは流れるような毎日に浸れるかな。

とにかく、今日は良い出会いがありました。