今日より明日がどうとか言ってる内に今日は去って
明日やろうは馬鹿野郎、なんて言葉は聞いたことがあるでしょうか?
僕は高校生の頃にこの言葉を初めて聞いたのですが、言わんとしてることは何となくわかりました
明日やろう、明日頑張ろう
そう思ってたら、いつまで経ってもその明日はやって来ない、そういうことですね
今日をがんばった者……今日をがんばり始めた者のみに……明日が来るんだよ……!
(某賭博マンガより)
藤原竜也さんが主演を務めた映画の原作マンガでも上記のような言葉で似たようなことが言われております
今日だけ頑張る
これが意外と難しいんですわ!
今日は、課題をやろう!
明日の分の仕事を今日でかしちゃおう!
そう朝の段階で意気込んでも気付けば夕方になり、夜になる
そうして、
「 別に今日じゃなくても明日やれば問題ないや 」
こんなことの繰り返しが僕は日常茶飯事です
結局今日はなんもやらなかったなぁ…
そう思う度に、「 明日やろうは馬鹿野郎 」のワードが頭の中に浮かんでくるのです
しかし、そんな同じ失敗の繰り返しの中で、自分のモチベーションを少しでもあげて行動に移す術を見つけました
それは、音楽を聞くことです
全然、劇的な方法じゃないし必ず成功する訳でもありません
ましてや多くの人にオススメできるかといえば、そうでもありません
でも、音楽を聞いてその歌詞に励まされて
よし、頑張るか!
と気持ちが奮い立つことがあるのです
今回のタイトルである
今日より明日がどうとか言ってる内に今日は去って
も歌詞の一部なのです
アーティストは、tacica
曲名は、aranami
今年の4月から6月まで放送されていたアニメ
波よ聞いてくれの主題歌でもありました
この曲のサビで歌われるこのフレーズを聞いて、今日も少しだけでいいから頑張るか!と自分のモチベーションを刺激することができるのです
明日やろうは馬鹿野郎とか今日頑張らないでいつ頑張るの?とか
同じような意味の似た言葉っていうのはこの世に沢山あると思います
しかし、ちょっとだけ言い方を変えたり、聞いたことがないような角度から指摘されると、同じ意味でも自分の中にスっと落ちてくることがあるんです
僕にとって、tacicaのaranamiのサビは、何度と使い古されたような意味合いだけどスっと自分の心に響くものでした
いままで聞いたことがなかった曲や本と出会った時にこういう体験をよくするので、
「 経験の数って大事だなぁ 」
とつくづく感じます
何かを一歩踏み出したいけど、踏み出せない
そんなときは、音楽や本、あるいは知り合いや同僚の言葉でもいいです
自分の周りにあるモノを頼ってみると、案外気軽に歩き出せることってあると思うんです