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最も打つべきシュートとその道筋。スキルトレーニングの方向性を再考。

勝利を目指すならば、実施するすべての練習は試合の勝利から逆算されたものでなければならない。


何か物事に取り組む時、賢者は必ずゴールから逆算する。

バスケに取り組むモチベーションの源は人それぞれだが、勝つことを第一義にするならば、当然それをゴールとして逆算された練習を行わなければならない。

バスケの勝利条件は「残り時間が0になった時に相手より得点が多いこと」だ。

100点取ろうと、10000点取ろうと、相手がそれより1点でも多く得点していればその試合は負けだ。

逆に1点しか取れなくとも、相手が0点ならば勝ちだ。

よって「たくさん得点する」「ディフェンス頑張る」というのは勝利条件としては確実に間違っている。
これらは勝利条件を達成するための頑張り方の方針のひとつになるだけだ。

やはり「残り時間が0になった時に相手より得点が多いこと」
ここから逆算をしていく必要があるのだ。

この路線で逆算を進めると、オフェンスで最も打つべきシュートは何かという話になる。

結論、これはレイアップだ。
いくらスリーの価値が見直されているとはいえ、未だにレイアップの期待値をスリーが上回っていることはたぶん世界中のリーグを探してもないだろう。

さて、ここでひとつの質問をしよう。

「打つべきシュートはレイアップ」
そう聞いた時にあなたが頭に思い浮かべたシチュエーションは一体どんなものだろうか?


ここで「ドライブ」を思い浮かべた人は、一種の沼にハマっている可能性がある。

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