【倫理】優先席で足を伸ばして座る若者、どう思う？マナーや道徳の危険性について。

私のツイッターでとあるアンケートを取った。

「電車で目の前におばあさんがいるのに、座っている優先席を譲るどころか足を伸ばしている若者がいる」

若者に対してどちらの感情を抱きますか？

— Basketball Coach (Ryota) (@bba11coach) November 17, 2020

187票というスモールサンプルなのでデータとしての信頼度が高いとは言えないが、十分すぎるほどわかりやすい結果になった。

優先席を譲らない若者に対して3人に2人は「なんだこいつ」と思っていることになる。

このアンケートが回答期限終了後に、ある情報を加えて再度アンケートを取った。

実は若者は膝の大怪我からのリハビリ中です。
ギブスを外した後で膝が曲げられない状態だったため、優先席に座って足を伸ばしていました。

若者に対してどちらの感情を抱きますか？

— Basketball Coach (Ryota) (@bba11coach) November 18, 2020

若者が止むを得ず「道徳心の感じられない態度」を取っていたことがわかると、一気に投票数が逆転する。
どちらでもない派も増えてくる。「それじゃ〜仕方ないな」といったところか。

私がこのアンケートを取った理由は非常にシンプルなものだ。

見た目ワルモノでも、他人からは分からない背景を抱えている可能性がある

ということを示したかったからだ。

ちなみに、このアンケートの「若者」は大学生の時の私だ。
大怪我というのは誇張があるが、靭帯を痛めて歩けなくなり、ギプス処置になった。ギプスから解放された後にバスに乗っていた時にまさにアンケートの状況になった。

3人に2人が負の感情を抱くのだから、降り際にわざと私の足を蹴飛ばしていった人がいるのも残念ながら自然なことだ。もちろん声も出ないくらい痛かった。

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さて、この話を通じて考えてみて欲しいのは「マナー、道徳」の取り扱い方法についてである。