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#雑記

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雑多なこと、雑多なもの
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少年カフカに胸焼けして、村上春樹と新海誠とフェミニズムについて思ったこと

前回に続き、Audibleで村上春樹の海辺のカフカを聴きました こちらもおよそ四半世紀ぶりの再会です 四半世紀ぶりに読んだノルウェイの森は大分印象が違ったのだけれど、海辺のカフカに関しては、さほど印象の違いはありませんでした ただし、ノルウェイの森が思っていたよりも淫靡ではなかった一方で、海辺のカフカは思っていたよりも淫靡でした それから、初めて読んだときには、現実社会の物語の中に、突如として現れる超非現実的なシュールな展開(魚が空から振ってきたり、猫とおしゃべりをしたり

【ノルウェイの森】突撃隊失踪事件

生成AIで作成した、村上春樹著「ノルウェイの森」のスピンアウトストーリーです 利用したのはperplexityProで、おそらくモデルはOpenAI o1ではなくGPT-4oです シンプルな創作指示では余りにも面白くない結果を返してきたので「スリルとサスペンスの要素を含めて」という指示を追加しました 第1章:不思議な出会い突撃隊こと佐藤健一が姿を消したのは、夏休み明けのことだった ワタナベが寮に戻ると、突撃隊の荷物が消えていた 机の上には一枚のメモ「ち、ち、地図を探しに行く

四半世紀ぶりのノルウェイの森

Audibleで村上春樹のノルウェイの森を聴きました 初めて読んだのは確か高校一年生の時で、それ以降に再読はしていないため四半世紀以上が経過していました 村上春樹が38歳の時の作品なのですが、こんなにもわかりやすく、こんなにも面白かったかと改めて驚きました Audibleなので通勤とか散歩とか家事とか買い物とか、いろいろな時に少しずつ聴いたのですが、早く続きが聴きたくなるほどにずっと楽しい時間を過ごすことができました 当時、ライ麦畑でつかまえては先に読んでいたと思うけど、グ

成瀬あかりを再び聴く

Audible(オーディブル)3ヶ月99円キャンペーンがはじまり早速契約しました Audibleは定期的にこのような大盤振る舞いなキャンペーンを行うも、新規ではないユーザーは対象外であることが多いのですが、今回のキャンペーンは私も申し込むことが出来ました おそらくこの3ヶ月で15冊くらいは読む(聴く)事になるかなと思うと楽しみです 適切な対価を支払わずに著者の方々には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、感謝の気持ちを込めて心して聴きます(結局聴き掛けの本が惜しくて、契約を延長す

ゴジラ-1.0

サブスクで「ゴジラ-1.0」を視聴しました ゴジラが好きでサブスク解禁を待ち望んでいた、というわけでは全然なくて、たまたまオススメに表示され再生されたので、ついつい最後まで見てしまったというありがちなやつです(特に邦画に多い) とはいえば、ゴジラには馴染みがあるし、本作がアジア初のVFXでアカデミー賞の受賞作品ということも知っていました 最初から最後まで白黒映画だったのには驚きましたが、むしろそれでよかったという印象です 実際のところは比較をしてみないとわかりませんが、白黒

やっぱりルックバックが刺さらない

ロックンロールは鳴り止まないみたいなタイトルになってしまった ルックバックは映画館で上映されて間もなく見に行った そして先日サブスク解禁されたので、もう一度視聴をすれば、今度は嗚咽が止まらなくなるような感情の波がどっと押し寄せてくるのではないかと期待をしたのだが、そうはならなかった 潮は満ちるのに凪である 1時間程度の映画なので、珍しくVRゴーグルを使い、さらに大げさなヘッドフォンを被って視聴した そのため没入感としては映画館にかなり近い(視聴中に何かを食べたり、スマホを

神の左手悪魔の右手

楳図かずおが亡くなってしまいました コアなファンが多い方なので、それに比較してしまうと、めちゃくちゃ好きだとは言いにくいんですけれども、訃報を知ってショックを受けたので、自分で思っていたよりは好きだったのかも知れません 実はそんなに多くの作品は見ていません 漂流教室と、ホラー系の作品を数冊と、まことちゃんを少々といった感じです でも漂流教室は、私にとって、AKIRAや風の谷のナウシカに肩を並べるほどの殿堂入り超大作の一つです 例えば、私が高校生のころ、周囲ではドラゴンヘッ

モスキート怨

そう、10年に一度くらいの頻度でその話題を耳にし、ふわっと一瞬だけその場を盛り上げる力のあるクソみたいなネタで、モスキート音とは蚊(モスキート)の羽音のようなキーンという音で、1万7000ヘルツ前後の高周波数の音であり歳を取るとだんだんと聞こえなくなるのである 雑誌のコラムでたまたま見かけたので、食卓にそろっていた家族に私からこの話題を提供してみた 普段は私の話になどには耳を傾けない家族なのだが、思いの外興味を引くことが出来たので、やはりこのネタは瞬発的な力はあるようだ 今

まっすぐに背筋を正そうぜ

ふとした瞬間に、ある曲のフレーズが脳裏によぎることがあります 必ずしもメロディーが伴っているわけではありません 目の前で起きていることと、頭の中によぎったイメージとが、一瞬だけ交わる現象で、ただそれだけのことなんだけど、それが結構好きです 夏の暑さにまいっているとき、遠くで誰かが水たまりを駆け抜けたとき、急遽会議用の飲み物の買い出しに行ったとき、慌てた様子でタクシーに乗車する女性を見かけたとき、「最近どうよ?」なんて会話してるとき、おセンチな気持ちで星空を見上げたとき、背筋

世界は言葉でできている

町の本屋さんが目に見えて減っていますね 何やら10年前に比較すると1/3の店舗が閉店してしまっているようだが、それは私の肌感覚とも一致します そんなこともあってか、たまたま訪れた町で、本屋さんを見かけると必ず立ち寄ってしまいます 潰れるのを待つばかりの魅力のないどうしようもない本屋が3割、ほぼほぼ雑誌と漫画が売り場を占めていてPOSデータに頼り切りなくせに話題の新刊もろくに配本されない個性はないけどボチボチ経営はできていそうな本屋が3割、規模はまちまちだけど町に根付いていて

白い悪魔大王

懲りずにガンダム復讐のレクイエムの記事です 前回酷評をしてしまったのでもう少しその説明と自分なり妄想を盛大に綴らせて頂きます 先に言っておくと、推し作品に対する不満は、必ずしもネガティブな感情だけでなく、ポジティブな期待があってのものだと思っているので、そこのところは承知おきください まず、Unreal Engine5で作られた映像はすごくキレイです 人物に関してはちょっとアレですが、モビルスーツ含めた兵器などの無機物と、その爆破の描写に関しては、過去作最高峰と思えるよう

ガンダム復讐のレクイエム

Netflixの新しいガンダムを視聴しました15点!! 先日、閃光のハサウェイが良かったので、新作のガンダムも楽しみだという記事を書きました さんざん擦り続けた初代ガンダムで、Netflixの圧倒的な予算を使って今の世に何を表現するのか、そんな期待を寄せていたのですが、私にはなんの回答も見つけることができず、100点満点で言えば15点だった 最近観たA24の映画Civil Warの感想で「一様の解釈を求める説明的な作りでは無く、視聴者に映像から想像させる感じがいい」と書

ぐらぐらな記憶

絵本作家の中川李枝子さんがお亡くなりになったニュースを目にしました 「ぐりとぐら」は私が子供のころにも家にあったし「ももいろのきりん」や「いやいやえん」なんかも子供に読んであげたなと、少し懐かしい気持ちになりました 親子二世代で楽しませていただきありがとございました  でもあれだな、一番好きだったのは「もりのへなそうる」だな、と思って表紙を見てると中川李枝子の名前がない あれ? 渡辺 茂男って、じぷたとかエルマーの冒険の訳者じゃないか 「もりのへなそうる」と「いやいやえ

医心館の疑心感 ⑤

医心館のビジネスモデルの考察 その4(弱点) 医心館とは、2014年の誕生以降、現在では全国に130施設以上が設立されている、急成長中の新しい老人ホームのような施設です。 関東南部にある新設されて間もない医心館で祖父がお世話になりました。ネットで検索しても施設内の様子を含めた具体的な情報が全く見つからなかったので、その時の経験を踏まえて、気がついたこと感じたことを共有したいと思います。興味のある方は、スキとかコメントをしてください。分かりにくい施設だと思うので、需要があれ