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Secret★Steward 無理だった

という結論を、ひたすらに書く。 アップロードされて一週間は経過したから、多少は冷静に書けるだろうという気持ちを持って。 徹底的に合わなかった まず、Secret★Stewardについて、あらすじを引用しよう。 <毎週木曜更新>容姿端麗・頭脳明晰という完璧スペックを地で行く嘘のようなお嬢様・架場シノ。大森ユウはそんなシノを影で支える執事であり同級生。そんな二人が織りなす見習い執事×ワガママお嬢様ラブコメ、ついに始動!!最後の1ページまで見逃し注意な話題作、開幕―――!!

    • シーシャを吸った話

      タバコも葉巻も電子もやったことがない。 が、タバコに対する憧れというものは、情景というものは持っていた。 ある時はアウトローが、ある時は刑事が、ある時は、ある時は。 あらゆる男、あるいは女が、あらゆる理由でたばこの煙をくゆらせていた。 なんとなくの情景を抱いたまま、これまで過ごしてきた。 たばこは百害あって一利なし。その教えをバカみたいに守ってきたからだ。 とは言え、アウトローの興味も尽きない。 悶々とした人生であった。 そんな中、所用で都市部まで外出する機会があった。

      • 昼飲みのカクゴ

        休日、昼間から酒を飲む。 殆ど経験がないが故に、特別なことである。 よって、ぼくはそこに強い強い覚悟を以て臨む。 その覚悟のために、準備を進めるのだ。 1.午前のうちにやることなすことを全て終わらせよ 必然である。 飲んだ後「トイレットペーパー買い忘れた!」となると 途端にGAMEOVERだ。飲酒をした身体で車には乗れないし、かといって歩いてペーパーを買いに行くというのは軽装で登山に挑むようなもの。 テンションは下がり、数分前の軽率な行動を取った自分の顔を、親でもわからなく

        • 創作の「俺」「俺」「俺」

          「あっ!いいこと思いついた!」と創作をしているといつも思う。 最高のアイデア!俺って天才!最強!最高! 車輪の再発明という言葉を、最近知った。 その「いいこと」、というのは創作の中で誰もが思いつき、ある時は作風に合わず、ある時はあまりにもレベルが低く下らぬと切り捨てられる。 ぼくはその先人が捨て去っていったアイデアのゴミ溜めの中で、それらを黄金として目を輝かせている。 使えそうなものは全て拾い、ありったけを背負って帰路に就く。 事実、ぼくのようなド素人からすれば彼らの廃棄

          田舎者、バーに行く

          日帰り出張が終わる。会社に連絡をし、直帰する旨を伝える。 しかしそのまま帰るのも味気ない。 少し散策をしようと、駐車場を素通りしたところで見つける。 「KANAYAMA80’s」 地下へ続く階段でひっそりと佇んでいるそこに、入る。 思えば物怖じもしなくなったモノだ。 ドアを開くと、何とも色気を含んだ女性が申し訳なさそうに 「すみませんね、今日は貸し切りの予約が…」と言われた。 それは申し訳ないことをした。踵を返そうとすると、 「なので19時半まででお願いします」とのことだっ

          田舎者、バーに行く

          IPAを飲みながら、ラガーを想う

          風呂上がりに、グースIPAを飲んでいる。 コストコで、一本270円くらいだったと記憶している。 IPAだと考えれば、非常にリーズナブルだ。 適度に重厚で、ほんのりとフルーティ。 IPAの入門キットと捉えても何ら違和感はない。 暑いとラガーが恋しいが、この時期はIPAもおいしい。 非常に周回遅れな話で恥ずかしさすら感じるのだが、ある日の買い物中、バドワイザーの缶のデザインが真っ赤になっていたのに気付く。 そもそもぼくはラガービールだとハイネケンとコロナが大好きで、他のビール

          IPAを飲みながら、ラガーを想う

          瓶ビールのロマン

          身も蓋もない話である。 先日瓶をまとめゴミに出していたときに、ふと思った。 本当に、飲んでるなぁと。 三週間分とはいえ、ウィスキー二本とビールの小瓶が8本ほど転がっていた。 ぼくの住むエリアでは、ここまで酒の瓶を捨てる家庭はまずない。 おそらくどうしようもない飲兵衛だと思われているだろう。 さて、瓶ビールとは不思議な魅力がある。 先日、キャプテンブーメランと缶ビールの熱い話をしたが、瓶ビールは瓶ビールで熱い話がある。 やはり海外映画は欠かせないだろう。 バーテンが何が

          瓶ビールのロマン

          一人暮らし、身勝手の極

          社会の歯車たるサラリーマン。 何かとストレスがたまる。 薄っぺらなスーツの鎧では、理不尽の波状攻撃には耐えられなかった。 やっとこさの休暇。ぼくは思いきった。 焼いちまおうぜ。肉。 食らいつけ。 さび付いた歯車に、潤滑油を。 休肝日開けの肝臓に、ぶち込めアルコール。 ってわけで用意した。トントロ・ホルモン・ソーセージ・塩タン・カルビ。全て安物。シールが貼ってあった。だが、これがいい。食らいつくせ。 朝っぱらからニンニクチップも仕込んだ。 サンチュは三パック。昼からタイガ

          一人暮らし、身勝手の極

          クラフトビールについての個人的あれこれ

          国内のクラフトビールをあらかた飲むと、次は海外のそれが気になってくる。 おらが村から遥か遥か遥か遥か北、試される大地にとても大きなビール専門店がある。 行ってみたいなぁ…行きたいなぁ…と指をくわえカタログページを見る日々である。 海外のクラフトビール缶は、国内のそれに比べてよりインパクトのあるデザインが多い。 連想ゲーム的な思考で、海外のビール…海外のビールを飲むキャラで特に印象的なのが、映画「スーサイド・スクワッド」のキャプテンブーメランだ。 別段カッコいいキャラという

          クラフトビールについての個人的あれこれ

          ジャパニースライスブリュット…日本のコメの……何?

          猿山鹿男。箕面ビールと秋鹿酒造のコラボビールとのこと。 箕面ビールはもはや定番だろう。 秋鹿酒造は大阪箕面は隣、能勢町にある酒蔵なのだとか。 山田錦の麹米を使い、酵素の力で発行がうんたらかんたら…。 ぼくはことビールに関しては3行以上の文章は読めないのだ。 要は米を使ったビールねハイハイとなる。 さて、飲んでみよう。 見た目は本当にザ・ビール。恐らく万人が想像するビールの色だ。 飲み口は驚くほど軽やかで、しかしかなり後味が残る。 スッキリとしながらも、舌にゆっくりと残存する

          ジャパニースライスブリュット…日本のコメの……何?

          セルバレイ・ホワイトラムにシルバーバックの夢を見た

          先日セルバレイラムのカカオを呑んだ。 今日は、ホワイトを飲んでみよう。 度数は40%。ウィスキーと同等だ。 開けてみる。 熟成したパイナップルのような香りに、少しだけスモーキー。 口に含むと、まずはピリッとした刺激が舌を貫く。 そしてすかさず、とろりとした舌触りと滑らかな甘みの波状攻撃。 ゴクゴクとはいけないが、これは癖になるラム酒だ。 飲みながら、どこかで読んだ灰色の毛並みのゴリラのことを思い出した。 調べたところ、灰色の毛並みのゴリラはシルバーバックと呼ばれ、老練した

          セルバレイ・ホワイトラムにシルバーバックの夢を見た

          飲もう飲もうよオールドパー

          ハイボールから、ロックがおいしい時期になってきた。 今日は、オールドパー12年をロックでいただいてみよう。 角が全然ない。スーッと入る。 これは飲みやすい チェイサーも用意したが、必要ない位にスルスルと入る。 入り口は甘めでほんのわずかにスモーキー。アクセント程度だ。 後口も爽やかで、全然残らない。 溶けるような飲み心地 秋風と共に、オールドパーも月に乗って溶けていく。

          飲もう飲もうよオールドパー

          セルバレイ・ラムってなんだぁ~?

          買い物のついでに、酒販店に立ち寄った。 そこで、こんなものを見つけた。 スマートなデザインの瓶に、ゴリラのイラスト。 とてつもなくキャッチーだ。 セルバレイ・ラム。調べたところ、あのブルーノ・マーズがプロデュースしている!!とのことだ。 あの…どの?といった無知具合が非常に恥ずかしいが、ブルーノは音楽の世界では最も権威があるとされるグラミー賞を11回も獲得したアーティスト なのだそうだ。 ブルーノは大のラム好きで、そんな彼が気に入ったラムを全面的にバックアップ・ブランド化

          セルバレイ・ラムってなんだぁ~?

          ヘイジーIPA、多くね?

          と、思うこの頃である。 別段好んで買っているわけではないが、ふとクラフトビールショップに行くとあらゆるブリュワリーがこぞって「ヘイジーIPA」を出している。 ちょっと前はIPAばっかりだった記憶もあるが、今は本当にヘイジーヘイジーヘイジーだ。 気になって調べたところ、どうやら世界的にブームになっているらしい。 そもそもヘイジーIPAって何ぞや、と言ったところだが 「IPAよりも濃厚で、DDH IPAよりも軽い」といったハイブリッド仕様らしい。 なるほどね。そりゃ流行るわけ

          ヘイジーIPA、多くね?

          フルーツエールのお話

          秋でもうまい。てか年中旨い。 最近はアマプラで映画見ながらとか、ゲームしながらとか。 自分の生活に、ビールの方が寄り添ってくれている感じがする。 さて、クラフトビール。国内のブリュワリーは基本的に少量生産。一期一会だ。 だからこそ、好みのものを見つけると、驚きと喜びがある。 色んな種類のホップを使ってみたり、塩や乳糖を加えてみたり。 その中でも、果物を使ったフルーツエールは、僕のビール観を変えた。 備忘録的に、特に印象深かったものをいくつか挙げていきたいと思う。 京都酒造

          フルーツエールのお話

          激熱クラフトビール

          クラフトビールが熱い。個人的に。ずっと熱い。 そもそもクラフトビールなんてものは知らなかった。知ったのは一年くらい前だ。 ビールはアサヒとかキリンとか精々バドワイザーハイネケンだった僕に、クラフトビールはまさに鳴り物入りで僕の人生に飛び込んできた。 ビールってまぁ、最初はうまいけどさ…みたいなのを、クラフトビールはぶち壊した。最後までうめぇわこれ。 僕の住む町では全く流行ってない。僕を含めて、地域では数人の中だけで流行っている。 多分後数年は流行らないだろう、というの

          激熱クラフトビール