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ベイスターズ25年展望 先発投手編
お断り
今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。
先発投手陣は不確定要素あり
ベイスターズの先発投手にエースらしいエースとして東投手が君臨してくれるようになりました。2年連続2桁勝利、32試合連続QS、2年連続最多勝はできませんでしたが、極めて安定したピッチングでベイスターズの投手陣を引っ張ってくれます。左腕東を先発の軸にして、ジャクソン、ケイという外国人投手が先発三本柱を形成します。ここに23,24年は不振だったものの大貫が過去2桁2回の先発投手として入ってきます。
24年の主な先発投手の成績は下記の通りです。
東 13勝4敗 防御率2.16
ジャクソン 8勝7敗 防御率2.90
ケイ 6勝9敗 防御率3.42
大貫 6勝7敗 防御率2.85
石田裕4勝3敗 防御率3.97
あとの先発投手は2勝以下です。(中川颯がリリーフ転向後も含め3勝)
故障で登板数が少なかった石田健大、平良という投手が実績ある先発投手です。後半戦先発ローテに入ってきた吉野も開幕から活躍できれば5勝ぐらいはできそうです。ここに入団以来リリーフ投手だった伊勢が先発転向を希望しています。ドラフト1位の竹田、2位の篠木も先発陣に入ってくる可能性はありますが、先発投手陣は不確定要素が多いです。
バウアーが加われば鬼に金棒
MLBのウィンターリーグが終了し、MLB復帰への道が厳しそうなバウアーがベイスターズに復帰してくれれば、先発投手陣は非常に安定します。東、バウアーの二本柱が連敗を止めてくれる可能性が高く、後半戦、日本の野球にフィットしてきたジャクソン、ケイも昨年以上に成績を残してくれそうです。
先発で期待の若手
まずは育成選手の庄司投手が先発投手として期待される一番手に上げられるでしょう。ファーム日本選手権MVPで、イースタンリーグ優秀投手賞にも選ばれた庄司は、ファーム日本一になったベイスターズ二軍の先発ローテを一年守ってきた実績があります。キャンプ次第で支配下登録され、早ければ開幕ローテにはいある可能性もあります。先発左腕として大きな期待が掛けられます。また結果は残していないですが21年ドラフト1位の小園、8月に左ひじのクリーニング手術を受けるまで、二軍で防御率1点台だった22年ドラフト4位の森下も先発で期待できる投手です。20年ドラフト3位の松本隆之介も左腕として球威がある投球ができるので先発に入ってきて欲しいです。
優勝へのカギは先発候補5人目以降で5勝以上できる投手が何人いるか?
ベイスターズの先発投手では東、ジャクソン、ケイ、大貫までは10勝以上~5勝は期待できる投手です。先発ローテ6人のうち前述の4人を除いた投手で5勝以上できる先発投手を作り出せれば、安定したペナントレースの戦いができそうです。