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ホームランもっと打てるよね 梶原昂希
お断り
今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。
2024年ブレイクした梶原
入団3年目だった2024年 ベイスターズ梶原はブレイクしました。91試合出場で99安打4本塁打30打点打率.292盗塁はリーグ2位の16でした。規定打席には足りないものの打率.292は大したものです。25年は100安打以上目指し、盗塁も30ぐらいして欲しいです。
飛び抜けた肉体
梶原は神奈川大学時代は長打力もあり、身体能力が高い選手でした。50m5秒8の俊足に、遠投110mの強肩、しかもソフトバンク柳田ばりのフルスイングからの長打力はドラフト上位でもおかしくないと思わせました。しかし打率は3割以上と高くても四球が少なく、早いカウントから打ちに行ってしまうことで、野球通のドラフト識者などからは待ち球しない打者ということで通常よりも低い評価を受けていました。ソフトバンク柳田の広島経済大時代の体格に似ているところからも活躍できるのでは?と思っていましたが、3年目に88安打して一軍レギュラーを掴んだ柳田と梶原は似たような軌跡を辿っています。
ホームランをもっと打てるはず
梶原はまだ自分の長距離砲としての素質を信じていないのか?フルスイングを躊躇う場面も多いです。また外角に逃げる変化球を悉く空振りするように完全に苦手なコースがあります。それが梶原の自信を喪失させているのかもしれません。いい角度で強い打球が打てる梶原は25年には20本塁打ぐらいできるかもしれません。3割20本20盗塁ぐらいできるはずです。
守備の精度を上げる
日本シリーズの大事な場面でファンブルして得点を許した梶原の守備は、課題を浮き彫りにしました。肉体的ポテンシャルが高いだけに、勘とボディスキルに頼った外野守備をしてきたのか?走者の動きや自チームの他の野手の動きなどをきっちり把握できなままプレーしているケースが見受けられます。センターから試合全体を俯瞰で見ることができるようになれば、梶原の外野守備は格段に良くなると思います。