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菅野巨人にベイスターズ勝った


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

大貫の好投

10月17日クライマックスシリーズファイナルステージにおいて、ベイスターズは巨人に2-1で勝ちました。ベイスターズ先発の大貫は6回2/3投げて96球、被安打5奪三振7与四球1失点1の好投でした。大貫の真骨頂であるコントロールが冴えていました。1回の三者三振に始まり、ストライクゾーンで勝負していく姿勢が見られました。シーズン中盤は不調で二軍に落ちて再調整していましたが、クライマックスシリーズで大貫らしさが出ました。

三浦監督の継投策が冴えた

先発大貫が好投していた7回裏、二死からこの日2安打の小林に四球を出したところで三浦監督は坂本に投手交代しました。いつもであれば、先発投手を引っ張る三浦監督でしたが、6回に長打を浴びて1失点していて、しかも7回まで出していなかった四球を出したことできっぱりと投手交代しました。一発長打のある秋広が代打で登場したところで、左腕の坂本でしたが、低めのチェンジアップが冴えました。シーズン中、大原投手コーチと激論しながら投手交代を躊躇い落とした試合もあっただけに、この投手交代は見事でした。8回は前日クローザーでマウンドに立った伊勢が三者凡退に抑えます。9回は前日肩の不調でベンチを外れた森原が、シーズン中ずっとクローザー務めた投手らしく三者凡退で抑えました。

伊藤光も故障し登録抹消も打線が7安打

シーズン終盤、正捕手山本の骨折以降、戸柱と共にベイスターズの捕手を支えた伊藤光がふくらはぎの肉離れで支配下登録抹消となりました。満身創痍のベイスターズですが、5回に森敬斗のタイムリーで先制します。6回裏に巨人岡本のタイムリーで追い付かれると、今度は7回表にオースティンのホームランで再び勝ち越します。1点差ゲームを投手陣が抑えて、クライマックスシリーズ2連勝したベイスターズ。日本シリーズ出場も夢ではなくなりました。

故障者続出ベイスターズ

クライマックスシリーズに入り、東投手に続き、伊藤光捕手も故障で支配下登録を外れました。


森原が戦列復帰しましたが、上記リストの内、12人は試合に出場できる感じではありません。山本、ウィックが日本シリーズに間に合えばラッキーという感じです。夏場の屋外球場での連戦など選手に疲労が蓄積していることは間違いなく、炎症などはスキャンでチェックして事前に休ませたりしているようですが、瞬発的動作で急なテンションが掛かることによる肉離れは事前に防ぐのはかなり難しいです。普段なら許容できるテンションを疲労の蓄積で許容できなくなり、筋肉の断裂に至らせてしまうという現象が9月以降の選手の故障の大きな要因でしょう。夏場の試合運営については球団からリーグにも申し入れて、選手の疲労を回避できる日程にしてもらうべきでしょう。

第3戦は吉野の先発

クライマックスシリーズ第3戦は今シーズン3勝の吉野が先発です。吉野は巨人戦2試合に登板し、1勝1敗 防御率1.64です。対する巨人先発のグリフィンはベイスターズ戦3試合に登板して1勝0敗、防御率1.59です。190cmの長身左腕グリフィンをベイスターズ打線が打ち崩せるかがカギになりそうです。

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