大和 戦力外 ベイスターズ
お断り
今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。
混戦セ・リーグが面白い これならCSも価値が高い
首位巨人は2位・阪神とは2ゲーム差、3ゲーム差で続く3位・広島と4位・DeNAの差は1ゲーム差と、優勝争いだけでなくCS出場をかけた争いも激化しています。このため、阪神が残り試合10試合なのにまだ、どの球団にも優勝マジックが出ていません。マジックナンバーの過去最速は2022年7月2日ヤクルトがマジック53となりました。それまでの最速は1965年7月6日南海のマジック62です。早々に首位独走があると、リーグは盛り上がりません。マジックナンバーは自力優勝の可能性を残すチームが1つになった時に出ます。現状では自力優勝の可能性を残すのは巨人とベイスターズです。9月18日、ベイスターズが巨人に負ければ、阪神が勝つてばマジック9,阪神が引き分けもしくは負ければマジック8となります。巨人にマジック点灯させないためには、ベイスターズが勝つしかないのです。ここまで緊迫したセ・リーグの展開だとCS争いも激しく、CS出場するレベルも高くなります。これなら間違いなくCSも面白いでしょう。
選手層の厚さが強さに影響
ベイスターズは残り試合16とセ・リーグで最も試合を残しています。この大事な終盤で山本が死球で骨折など戦力に響く怪我が出ましたが、捕手はかつてのベストナイン捕手伊藤光、日本シリーズも経験した戸柱もいます。ショートも林がケガをしましたが、森敬斗、京田が元気です。徐々に選手層が厚くなってきた感じです。巨人はモンテスなど7月に獲得した外国人も、既存の選手と入れ替えながら戦力ダウンを抑えてきました。また戸郷や中山など高卒の選手でも2,3年目からバンバン試合に使います。故障しても手術すればいいだろうぐらいの考えで、選手を使うので選手層が厚くなります。のんびり5,6年かけて育てるとかのんびり育成すると選手もコーチも甘くなり、結果、戦力にならず選手層が薄くなるチームが多い中で、巨人の育成しないで試合に使うというやり方は正しいのかもしれません。ベイスターズの石井コーチが、巨人の三軍を指導していた時、三軍に来るような選手は意識が低く使い物にならないというようなことを言っていましたが、「高卒は5年はじっくり育成」という考えは選手層を薄くする考えなのかもしれません。使える選手はどんどん使うというのが、選手層を厚くするための正解なのかもしれません。
二軍は勝って首位キープ
ベイスターズの二軍はオイシックスに9-2で勝って首位キープしました。先発の松本ですが、6回2失点はいいのですが与四球6という乱調ぶり。球威があるタイプの左腕で貴重ですが、ストライクゾーンに投げる練習をするなどしないと一軍では厳しそうです。ただ42年ぶりの二軍優勝へ向けて着実に近づいていることは確かなので、頑張って欲しいです。
大和が来季戦力構想から外れる
2018年FAでベイスターズに移籍して7年間チームのショート、代打の切り札で活躍した大和選手が来季の戦力構想から外れたそうです。19年にショートでレギュラーとして137試合出場したり、チーム最年長選手として若いチームを支えてくれました。23年1月には国内でも数百人しかいない「デント病」であることも判明し、生体腎移植も視野に入れながらプレーを続けてきました。鼻骨骨折で一軍登録を外れましたが、通算1000安打まであと43安打だけに、現役続行かどうか大和選手の動向が注目されます。
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