
青山前二軍監督が明かした朝7時からのベイスターズファームの毎日
お断り
今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。
ベイスターズのファームは朝7時から首脳陣ミーティング
ベイスターズではファームの首脳陣は午前7時台から選手のコンディショニングや課題を確認して、試合がある日は試合での各選手のテーマや一軍選手になる上での戦術上の必要事項などをチェックして、午前8時台からグラウンドに来る選手に落とし込んでいきます。選手たちは自分の課題や試合で達成すべきこと等を確認した上で、フィジカルで足りない部分の強化や乳酸が溜まっている箇所のストレッチング、キャッチボール、守備練習ではキャッチング、スローイング、連係プレー等々を行い、打撃練習、投手であれば投球練習という感じになるようです。打撃ではどういう角度でインパクトして、どういう回転の打球を打てるようにするか?とかを確認していきます。投手も同様にどういう回転のボールをゾーンに入れていくかなど選手のレベルに合わせて少しずつステップを上げていく練習をするようです。午後に試合がある場合、試合での課題をチェックしてミーティングでフィードバックして終了という感じです。1日12時間近い長いファームの1日となります。
ヘッドコーチ時代のラミレス監督とのもめごと
青山前二軍監督はラミレス監督時代のヘッドコーチでした。青山コーチがラミレスと揉めたのはランナー1塁でカウント3-1で、通常はストレートのストライクなら振れというのがセオリーですが、ラミレス監督は変化球でもストライクなら振れという考えでした。変化球は空振りの確率も高く、見送れば1塁ランナーは盗塁できるということで、そういったセオリーになっていますが、ラミレス監督はストライクなら変化球でも打ち返せるだろうという考えでした。しかし、日本の選手には合わないとラミレス監督の指示に関して反対したそうです。そもそもランエンドヒットをサインを使って指示しているチームはベイスターズを含めて一部のチームしかないため、ベイスターズというチーム、ラミレス監督という監督ならではの悩み事でした。
青山二軍監督は23年に巡回コーチになったタイミングで2年で退団予定
ファーム日本一に輝いた青山二軍監督ですが、本人は優勝したこともあり二軍監督の継続を言われれば続ける気持ちもあったようです。しかし23年に巡回コーチになったところで24年ぐらいで退任の可能性は高いなと思っていたそうです。24年に二軍監督に青山氏が就任したのは、前任の仁志二軍監督が突然退団したからそうです。仁志二軍監督は球団としては留任前提で24年の組閣を進めていたことがわかります。しかしコーチは基本的に単年契約なので退団を申し出れば、強く留任することはできません。一方で青山二軍監督の後任も予定していた人が退団もしくは入団しなかったことで、しばらく二軍監督空席でした。最終的にフロントから桑原義行氏が二軍監督に就任しました。これは妄想ですが、松坂世代の藤川監督が阪神の監督に就任したことで、その世代の監督を三浦監督の後任としたい意向がフロントにはあったのではないでしょうか?小池コーチの二軍監督就任などを想定していたものの中日へ移籍したという感じかもしれません。小池、村田のどちらかをポスト三浦監督としてチーム内に置いておきたかったのではないか?と妄想しました。