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ベイスターズ25年展望ヤクルト対策


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

21年はヤクルトに大きく負け越した

24年ベイスターズはヤクルトとの対戦成績が15勝10敗と5つ勝ち越しています。しかし21年には6勝17敗と11負け越しています。通算の対戦成績が907勝952敗と全球団に通算で負け越しているベイスターズとしては、近い将来、勝ち越せる可能性があるヤクルトには少しずつ勝ち越しておきたいところです。巨人には通算で353負け越しています。これを勝ち越しに持って行くのには何十年もかかります。

ケガの塩見、不調の山田哲人が復活すると厳しい

ヤクルトでは4番村上もそうですが、塩見、山田哲人、青木にいい場面で打たれていました。塩見が23,24年ケガで離脱し、山田哲人が20年以降5年ほど成績が低迷しています。山田はコンディション不良も出ていて、塩見と共に復活されるとベイスターズとしては厳しいです。青木が引退したことで、苦手選手が減ったことはベイスターズ投手陣にとってプラスです。村上は打率こそ.250を切っていますが、33本塁打で本塁打王です。25年オフにはMLB移籍を視野に入れているとのことなので今年はかなり活躍する可能性があります。オスナ、サンタナの外国人選手もチャンスで打てる打者なので油断できません。また最多安打の長岡が当てたり、叩いたりする間違った打撃を改善したことで、青木クラスの打者になりそうなので対策が必要です。

ヤクルト投手陣は不透明

ヤクルト投手陣は先発のエース格が22年ドラフト1位の吉村です。9勝しています。他に9勝はリリーフの大西もあげています。左腕では高橋が8勝あげて左のエース格です。この後に続く先発ヤフーレが楽天に移籍してしまいました。ベテランの小川は2勝、石川は1勝と力の衰えは隠せません。一方、19年ドラフト1位の奥川が3勝あげて復活してきました。2年目に9勝あげた後、故障などで苦しんでいましたが、かつての球威はないもののまとまりのある投球で25年は先発ローテの中心になるかもしれません。リリーフでは左腕の田口と右腕の小澤がクローザー争いをしています。小澤は6勝6敗2ホールド11セーブ、防御率2.55とキャリアハイの成績を残しています。ベイスターズから23年途中トレード移籍した阪口がイースタンリーグでは最優秀防御率(2.24)、最多勝(9勝)、最高勝率(.750)のタイトルに輝いていますが、一軍では四球を連発しているので、25年一軍で結果を出せるかがカギです。ドラフトでは右腕No1の中村投手を獲得したので、一気にエース格になれば上位進出もあります。

ベイスターズのヤクルト戦対策

21,22年セ・リーグ連覇のヤクルトが23,24年連続5位というのが不気味なところです。しかしベテラン選手が多く、そのベテランが下り坂にある状況が改善されるかどうか次第で対策は違ってきます。ベイスターズは元々、ヤクルトの30~40代のベテランのテクニックに投手陣、攻撃陣がそれぞれやられてきました。24年の試合を見ていてもヤクルトの若手は村上、長岡のように力量がある選手はいるものの、穴がないわけではないという選手が多いです。データを駆使することで優位には戦えそうです。新外国人はMLBで先発メインのランバート投手が発表されています。ヤクルトの外国人選手は当たりが多いので気を付けたいところです。ルーキーの中村も右腕No1と言われただけあり、吉村、高橋しか先発ローテ確定がいない中で、開幕からフル回転する可能性があります。新戦力をデータが少ない中でどう捉えるかもベイスターズにとってはカギになりそうです。

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