バウアー復帰と新外国人
お断り
今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。
ドジャース戦に登板したバウアー
ラミレス元監督がGMをしたり、何かとベイスターズと縁があるアジアンブリーズのメンバーとしてバウアーがドジャース戦に登板しました。実戦はベイスターズで故障して以来実に半年ぶりでした。ドジャースのマイナー相手ではありましたが、3イニングで43球を投げて1安打無失点。最速99マイル(約159.3キロ)のフォーシームで4奪三振をマークしました。ベイスターズを自由契約になった11月末から3か月以上経った現在もバウアーはどの球団とも契約を結んでいません。それどころかキャンプの招待選手にもなっていないため、実戦で投げる場がなかったのです。中南米のウィンターリーグとかでも投げていないのです。アメリカにも独立リーグがあるので一時的にそういったチームに所属して実戦でアピールするという手もあったとは思うのですが、想像以上に北米ではバウアーをチームに迎えたくないという共通意識が強いのかもしれません。裁判が和解で終わり有罪でないとはいえ、性的暴力についての北米での拒否感は人気プロスポーツの選手としては致命的なかもしれません。アメリカでオープン戦などをしながら、世界各地へプロ野球選手を送り込むという試みをしているアジアンブリーズには、ベイスターズを退団した大橋選手もいます。バウアーの登板もアジアンブリーズに対して、渡米している壁谷チーム統括副本部長が働きかけたものではないでしょうか?バウアーが望むよい環境を提供してあげた上で、NPBに戻るならベイスターズは門戸を開いているという関係なのでしょう。
バウアーは日本に戻らないという記者もいる
USAトゥデイ紙ナイチンゲール記者は「彼は日本球界復帰しないように思うね。そのことについて質問したことがあるが、日本に戻るようには思えなかった」と語ったそうです。その一方で「今日の投球は重要ではないと思うよ。メジャーからオファーがない状況は変わることはない」と断言しています。33歳のバウアーにとって投げない状況が続くことは野球引退の覚悟も必要になります。またバウアーの選手としての人気がバウアーアウテージやモメンタムのビジネスの大きなエンジンだっただけに、ベイスターズに所属して日本にビジネス基盤を置くことの大事さも彼の周囲も含めてわかっているはずです。私はバウアーのベイスターズ復帰はかなりの確率であるのではないかと思っています。
若手野手の台頭もホームラン打者が欲しい
渡米している壁谷氏にはバウアーの復帰もそうですが、それ以上にホームランが打てる打者の獲得をお願いしたいと思っています。オースティンが復帰してフル出場できれば良いのですが、それは極めて難しいと思っています。度会をはじめ、若手野手が急激に成長しているベイスターズですが、ホームランを量産できる迫力のある打者は日本人では牧ぐらいです。メジャーのキャンプ招待選手がリリースされる時期が近づいています。大物打者の獲得をお願いしたいです。
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