度会一軍で再び輝くか?ファーム首位打者松尾は?
お断り
今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。
若手の登用をうまくすることで後半戦に繋げる
交流戦も終盤になり、ここからはパ・リーグの本拠地での6連戦でDHが使えます。投打ともに若手を登用しやすい状況です。まず一軍へ上げる筆頭は開幕戦から2試合連続ホームランの衝撃デビューを放った度会選手です。5月16日に登録を抹消されると打率3割2分4厘、1本塁打、8打点と活躍しています。センターの守備にも挑戦しており、蛯名がレギュラーに定着しつつある外野陣にカンフル剤として度会が投入されることで、打線が活発になることを期待します。
度会の課題は外角球を全て捨てることができるか?
度会は開幕直後の活躍以降、苦手な外角を責められて二軍降格しました。
積極的な打撃の度会選手はファームでも外角のボール球に手を出している状況のようです。一軍に上がってきた時にはコーチが「外角球は全て見送れ!」ぐらいの大胆な指示が必要だと思います。四球を狙うとかそういうレベルではなく、見逃し三振していいから外角に来たら手を出さないぐらい徹底した方がいいでしょう。外角の低めに大きく変化する(特に縦の変化)ボールは審判から判断がつきにくいのでボールと判定されることがほとんどです。外角球を全て見送っても外角だけで見逃し三振を取りに来る配球をするバッテリーはほとんどいないでしょう。真ん中から内側だけを打つことを徹底すれば、渡会本来の打撃は戻ってくると思います。そもそも渡会はバッターボックスギリギリに立つので、投手心理としては外角の明らかにストライクゾーンには投げづらくなります。復活のカギは「外角を全部見逃す」ことだと思います。
イースタンリーグ首位打者松尾の起用法
宮崎がケガで右の強打者が少ない中で、二軍で首位打者の昨年ドラフト1位の松尾を一軍でどう使うか?も課題です。松尾は6月10日現在イースタンリーグで打率.314 ホームラン2本 打点25です。勝負強い右打者ですが、捕手というポジションのため、一軍で3割の打率を残す山本、ベテランの伊藤光、戸柱の中に食い込むのには時間がかかりそうです。山本祐大はここまで47試合に出場して打率.315、0本塁打、16打点、出塁率.377、OPS.747という成績です。守備面でもキャッチングに優れ、盗塁阻止率.423で6月10日現在で山本がトップです。松尾がいずれ正捕手になるとしても、この打撃を放っておくのはもったいないです。高校に入るまでは遊撃手だったことも考えると松尾を宮崎のバックアップの三塁手で使ったり、オースティンのバックアップの一塁手で使うアイディアも検討してもいいのかもしれません。
濱口も一軍へ
交流戦最後の西武戦では濱口も一軍へ合流しそうです。中川颯が右肩の炎症、石田健が左肩の肉離れ、森唯が再調整の中で、2017年から22年まで交流戦7連勝男濱口の一軍復帰です。4月に二軍落ちして以来、二軍で調整していた濱口ですが、ファームで7試合登板して2勝2敗、防御率1・57ということで、一軍で結果を出してくれそうな調整をしています。期待したいです。