ベイスターズドラフト指名選手
お断り
今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。
1位 竹田祐 投手 右投 三菱重工WEST
1位入札は予想通り関西大の左腕金丸投手でした。4球団競合の末、中日が交渉権を獲得しました。ベイスターズの外れ1位は竹田祐投手。履正社-明大-三菱重工WESTで社会人3年目の右腕です。184cmから投げ込む153km/hの速球が魅力です。明大では通算11勝あげており、大学時代から注目された投手です。変化球も多彩でコントロールも安定しています。先発投手としてはもちろん、シーズン後半ケガで人材不足だったリリーフ陣を担う存在としてもいけそうです。
2位 篠木健太郎 投手 右投 法大
木更津総合高校じだいからベイスターズマークしていた投手。157km/hのストレートと安定感で先発でもリリーフでも行けそうな投手です。24年秋はかなり不調で球速が落ちていたこともあり2位指名となりました。春の印象でドラフト予想した時は、外れ1位候補。憧れの存在である三浦銀二が退団したことはショックだったようですが、プロの厳しさを知ってのプロ入りとなりそうです。
3位 加藤 響 内野手 右打 徳島
東海大相模時代に通算32本塁打、東洋大でも試合出場を続けていた右のスラッガーです。東洋大では1つ上の石上選手にレギュラーを奪われ、4年時に退学し、徳島でプレーしました。徳島では4番で遊撃手として活躍した右の二遊間選手です。
4位 若松 尚輝 投手 右投 高知
札幌学院大3年秋から投手に転向しました。NPBでもトップレベルの2700回転を計測するストレートでど真ん中でも三振取れる球威が特徴です。
5位 田内真翔 内野手 右打 おかやま山陽高
走攻守のバランスが取れたショートです。強肩と広角打法で1年目からファームで数字を残して欲しい選手です。
6位 坂口 翔颯 投手 右投 國學院大學
153km/hの右腕で1年秋に5勝した逸材です。クローザータイプで国学院大の先輩小谷正勝投手のような存在になりそうです。
育成1位 小針 大輝 内野手 左打 日大鶴ケ丘高
長身の一塁手で広角にも打てるし、長打力もあります。巨人秋広のようなタイプの選手です。
育成2位 吉岡暖 投手 右投 阿南光高
制球のいいタイプの高校生投手です。センバツ甲子園では2回戦の熊本国府戦では2試合連続2ケタの14奪三振、無四球完封とコントロールに破綻がない投手です。
育成3位 金渕光希 投手 左投 八戸工大一高
威力のあるストレートにスライダーやカーブを操る左腕です。
総括
左の即戦力投手の補強はありませんでしたが、竹田、篠木、若松とストレートに力のある投手を獲得しました。1年目からリリーフもしくは先発で活躍できそうな球威とコントロールです。野手は東洋大で石上のライバルだった加藤を獲得するなど刺激的な指名がありました。暑い夏のリリーフ投手陣を考えると非常に理に適った指名と言えます。
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