ベイスターズ 春キャンプは守備重視
お断り
今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。
ポストシーズンで守備の重要さを痛感
三浦監督は25年春のキャンプで守備の強化を徹底するそうです。キャンプで練習すべきは外野、内野、バッテリーの連係プレーでしょう。連係プレーのパターンが徹底されていないと、試合中に慌てて送球ミスや中継ミスに繋がります。ソフトバンクや巨人は相手守備のポジショニングを考慮した走塁をしてくるので連係プレーは非常に重要です。肩の強弱で内外野の中継に入る位置を変えなくてはいけないですし、場面によって1点も許さないのか?1点取られても大量失点に繋がらないようにするのか?徹底的に覚えなくてはいけないでしょう。
守備の強化は個人ノックだけという時代は終わった
元日本ハムの広瀬哲郎さんが動画で話していましたが、12時間ノックを受け続けたことがあったそうですが、まるで意味がなかったといいます。個人ノックはキャンプを見学するファンにとってはアトラクション的に面白いということはあるでしょう。ノッカーと選手の掛け合いやノッカーの絶妙な名人芸ノックなどファンには楽しみかもしれません。しかし名ノッカーのノックは試合では使えないですし、個人の守備のレベルUPは秋のキャンプや自主トレで行うべきでしょう。開幕が近い、春のキャンプでは連係プレーがより大事です。
捕ってから投げるまで、そしてカバーまでが守備
守備と言えば捕球のうまさだけが取り上げられますが、送球まで速さや送球の正確さ、そして送球後のカバーまでが守備といえるでしょう。相手の攻撃にどのようなプレッシャーをかけることができるかが、強いチームの守備でしょう。個々の守備力よりも全体の連係が大事だと思います。
トータルで最少失点にする
無死2,3塁とか一死2,3塁で申告敬遠で満塁策を取った方がフォースプレーができて守りやすく失点を防ぎやすいのか?満塁で大量失点の可能性を作るより、1人1人打者に集中した方がいいのか?相手打者やランナーによってケースが変わるでしょう。無理に飛び込んでゴロを取りに行くより、単打は止む無しで中継プレーに内野手がすぐ入った方がいいのか?全打者を完璧に抑えたり、無失点で試合を終えることはなかなか難しいので、トータルで最少失点にできる守備をチームの目標として欲しいです。ベイスターズはこれまでレーザービームだったり、スライディングキャッチなど個人技のファインプレーが評価されていましたが、目立たなくても結果として失点を少なくする守備があるはずです。優勝するにはそういう守備をチーム全体で目指してほしいです。