ベイスターズ25年展望 広島対策
お断り
今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。
24年開幕カードからは勝ち越せると思った
24年のハマスタでの開幕カード、ベイスターズは広島戦でした。ルーキー度会の活躍もあり、2勝1敗で勝ち越しました。外国人打者がよくない感じでした。一方でルーキー度会は開幕2戦目で頭にぶつけられました。広島と言えば、ケンカ野球でお馴染みですが、昔のように狙ってぶつけるなどはないと思いますが、体に当ててもいいから内角を突いてきて、内角に腰が引けた打者を外角で討ち取るという野球を伝統的にやっています。結果としてベイスターズは広島に11勝14敗と負け越しました。広島には2020年に14勝8敗と勝ち越して以来、4年連続負け越しです。ラミレス監督の5年間で3回勝ち越してますが、三浦監督になってからは負け越しています。なんとか25年は勝ち越して欲しいです。
35歳菊池と37歳秋山が衰えるのか?
広島の25年スタメンは1番(中)秋山翔吾2番(遊)矢野雅哉3番(左)ファビアン4番(一)モンテロ5番(捕)坂倉将吾6番(三)小園海斗7番(二)菊池涼介8番(右)野間峻祥9番(投)となりそうです。24年は外国人選手がよくなかったので小園が4番を打ったりしていました。守備範囲が広い二塁手菊池が35歳になり、24年あたりから守備範囲が狭くなっている感じです。打撃も鋭いスイングではありますが、コンタクト率が悪くなっています。秋山は37歳になりますが、25年は単打はかなり多くなっています。ただし、打球は上がらなくなっており長打警戒は必要ない感じです。しかし、菊池も秋山もきちんとアッパーブローで打っているので、2人が待っている球を投げるとスタンドインしてしまいます。そこだけ気を付ければ何とか抑えられそうです。
新外国人選手は若くてパワーあり
広島の新外国人選手は27歳になるファビアンとモンテロ。ファビアンが24年に3Aで17本塁打81打点の外野手です。モンテロはMLB通算21本塁打で、24年は3Aで28本塁打86打点の内野手です。広島に欠けるパワーヒッターです。
ルーキー佐々木泰がレギュラーに入るか?
モンテロがオープン戦で調子が悪ければ、ドラフト1位の佐々木泰が一塁もしくは三塁に入る可能性があります。ボールを下からいい角度でミートして、ホームランできる打者です。内野のコーナーポジションをこなせるので、広島にとって貴重な戦力になりそうです。
矢野に要注意
24年ゴールデングラブ賞に輝いた矢野の遊撃手の守備はかなり脅威です。菊池の守備範囲が少なくなった分を補って余りある守備です。打撃も足が速いので三塁打が多い打者です。
投手陣は森下、床田に注意
広島の投手陣は九里がFAで移籍、矢崎が現役ドラフトで移籍しましたが、左右のエース格森下、床田が元気です。現役ドラフトでアンダースローの鈴木が移籍してきたこと、2年目の常廣、ドラフト2位指名の佐藤など25年台頭しそうな投手も豊富です。クローザーに栗林がいることも脅威です。
ベイスターズの広島対策
広島打線はホームランの空中戦は少なく、盗塁もあまり仕掛けてきません。ベイスターズはスコアリングポジションの場面で、当てたり、叩いたりせず、きっちり振ってくる広島打線に得点されています。広島打線はコンパクトでもきっちりスイングしてくるし、内野のフィールドからゴロを転がさないので、強く速い打球が野手の間を抜けていきます。ミスショットさせる、空振りさせるということが広島打線への対策と言えるでしょう。一方、広島の投手陣はテクニックがある投手が多く、球威で圧倒的に抑えるわけではないので、ベイスターズ打線なら長打を狙っていく攻撃の方が有効だと思います。25年はきっちりと広島に勝ち越せる対策をして欲しいです。