ライデル・マルティネス 巨人入り ベイスターズどうする?
お断り
今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。
中日のマルチティス 巨人に年俸14億の2年契約24億円で入団
中日の保有名簿から漏れ、ベイスターズも獲得調査したと噂されるライデル・マルチティスですが、年俸14億円の2年契約で巨人に入団するそうです。
マルチティスは2018年に中日に入団して、育成契約からスタートして2019年からリリーフ投手をやりはじめて24年までで166セーブを記録しています。22年には39せーぶで、24年には43セーブで最多セーブ投手になっています。24年は防御率1.09です。22,23年は0点台の防御率でほぼ失点していない状態です。23年は48試合46.2回登板で4失点という驚異の投球です。
実質30億円の契約
キューバの選手は基本公務員なので、年俸契約金はいったんキューバ政府に入り、そこから給料をもらう仕組みだそうです。しかも24億円の契約に対して、政府への契約金のようなものが20%上乗せされるので、巨人は最低でも2年で28.8億円払うことになります。巨人選手の外国人を除いた総年俸が50億円と言われています。読売グループの総売上が2,500億円で営業利益が50億円と言われていますから、マルティネスだけで読売グループの利益60%相当を使うことになります。(現実問題利益は費用を引いた後に残った数字なので適切な比較ではありません。)ちなみにDeNAは24年3月期赤字、23年3月期は1,350億円の売上で42億円の営業利益です。読売グループと利益はあまり変わりません。しかもスポーツ事業が利益の源泉となっており、ベイスターズがその中核であるため、利益を生むための投資として選手の年俸をチームは考えています。マルティネスが入団して、巨人の集客やグッズ売上が倍増しないとチームとして先行きが厳しいものになります。東京ドームへの出資や築地移転まで考えるとどこかで選手補強費が枯渇する危険性もあります。菅野のMLB移籍を認め、来季は岡本の移籍も認めるようですが、巨人から主力選手が抜ける未来もあり得ます。マルティネス獲得で、巨人が連覇して東京ドームが連日満員で、グッズも現在の数倍売れる2年のための起爆剤として大金を用意したと思われます。ちなみに中日新聞社は売上が1,000億円程度で営業利益が5億円程度です。東京中日スポーツの発行をやめて電子版に移行するなど、今後は大きなリストラをする可能性もあります。名古屋を中心に多くの不動産を持つので会社としては安泰ですが、中日ドラゴンズに大きな費用を掛けることは難しくなってくる可能性が高いです。
ベイスターズの外国人補強は?
本命はバウアー投手でしょう。日本の個人ファンクラブも作り、バウアーアウテージとのコラボレーションでも実績があるだけに、ベイスターズはバウアーを戦力的にも売上的にも獲得したいところでしょう。バウアーがMLBに戻る可能性があるのかどうかは?現在開催されているウィンター三―ティング次第です。ここで感触がなければ、ベイスターズ入団に傾く可能性はあると思っています。