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ベイスターズ25年展望 捕手編


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

捕手陣の充実がなければ日本一になれなかった

24年のベイスターズは前年にエース東と共に最優秀バッテリー賞を獲得した山本祐大がレギュラー捕手でした。前半戦終了時点で規定打席未到達ながら3割台の打率とリーグトップの盗塁阻止率をマークし、7月にはオールスターゲームにファン投票によって初選出される活躍をした山本はリーグを代表する捕手になっていました。しかしAクラス争いをする中で9月半ばに山本は死球で右尺骨骨折で24年残り試合絶望となります。シーズンは終わったかと思った中で、ベテランの伊藤光、戸柱が山本の穴を埋めます。そしてAクラスを確保します。CSでは伊藤光が肉離れでリタイヤします。ここからは戸柱がCSで出場した全試合で安打を放つ活躍をしてMVPに輝き、日本シリーズへ進出します。日本シリーズでは好リードも光り、全試合にマスクを被り日本一に貢献しました。多くの球団はレギュラー捕手と控えの間に差があったりして、レギュラー捕手のケガは命取りになるところですが、ベイスターズは捕手陣が充実していることで日本一になれました。

25年は山本祐大と松尾を軸に起用か?

24年ゴールデングラブ賞とベストナインを獲得した山本祐大は打てる捕手です。多くのチームの捕手は打撃が弱く、ベイスターズも相川がFAで移籍後は投手だけでなく捕手の打撃も弱いことが打線の弱点でした。打率.291の山本祐大はクリーンナップに入れるほどの打撃ですから、守備や盗塁阻止率でもセ・リーグ上位の山本が25年のレギュラー候補となります。ここに高卒3年目となる松尾が挑戦状を叩き付けます。捕手としての経験は少ないものの長打力ある打撃と強肩は山本にも劣りません。ベテランの戸柱はファーストも兼ねながら経験豊富な捕手として、意外性のある打撃の持ち主として重宝しそうです。一方、伊藤光もかつてはパ・リーグのゴールデングラブ賞、ベストナイン、最優秀バッテリー賞にも輝いた捕手だけに、その経験値は貴重です。また東妻、益子という二軍の捕手も台頭してきていますのでどこかでチャンスを与えて欲しいです。

松尾は三塁手兼務か?

打撃のいい松尾を捕手としての経験を積ませるためだけに二軍塩漬けはにするのは戦力としてもったいないです。入団1年目に二軍で104試合に出場し、打率.277、7本塁打、2年目は二軍で78試合に出場し打率.326、3本塁打、42打点、OPS.816と打撃では一軍クラスなので、ベテラン宮崎のフォローとして三塁手を兼務しながら一軍捕手としての経験を松尾には積んでもらいたいです。

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