三嶋の本格復活を見たい
お断り
今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。
ベイスターズをAクラス常連に導いた12年ドラフトメンバーの三嶋
2012年ドラフト ベイスターズ指名選手
1位 白崎 浩之 内野手 駒沢大
2位 三嶋 一輝 投 手 法政大
3位 井納 翔一 投 手 NTT東日本
4位 赤堀 大智 外野手 セガサミー
5位 安部 建輝 投 手 NTT西日本
6位 宮﨑 敏郎 内野手 セガサミー
2位三嶋は先発リリーフで、3位井納は先発で、6位宮崎は首位打者2回も取っています。1位の白崎は残念ながらレギュラー取れませんでしたが、三嶋は12年在籍して37勝42S56H,井納は8年在籍して50勝、宮崎は同じく12年在籍して1264安打152本塁打通算打率.302という素晴らしい成績です。この12年のドラフトこそベイスターズをAクラスの常連に導いたドラフトでした。
背番号17はベイスターズのエースナンバー
三嶋は12年のドラフトでウエーバーで2位の一番最初の指名でした。ドラフト1位かもしれないという評判でしたが2位でした。三嶋への期待は背番号17に表れています。大洋時代の大エース秋山登さんがコーチ時代を含めて14年付けていた背番号です。それを山下律夫さんが継いで7年間背負います。そして斎藤明夫さんが17を17年背負います。投手タイトルを数々獲得した投手です。その後は盛田幸妃さんが4年付けて、三嶋の法大の先輩・矢野英司さんが4年背負います。矢野から加藤武治さんが受け継ぎ7年間17を背負います。最優秀中継ぎ投手なども獲得しました。加藤の後はロッテから移籍の清水直行さんが3年背負い、三嶋が引き継ぎます。盛田を除けば、大学のエースだった投手が17を付けています。秋山が明大、山下が近大、斎藤明夫が大商大、矢野が法大、加藤が学芸大、清水が日大で、三嶋が法大です。三嶋がエースクラスの活躍を期待されていたことがわかります。
難病克服
三嶋は22年に黄色靱帯骨化という国指定の難病を患いました。胸椎黄色靱帯骨化切除術を受けて、23年には復活しました。27試合3勝1敗6ホールド、防御率4.84という成績ですが、前半戦で3勝するなどリリーフ陣を盛り立てました。しかし24年は7試合の登板で終わりました。二軍では29試合投げて防御率1.66とファーム日本一の原動力になりました。25年は再び一軍のマウンドで輝いて欲しいです。優勝するには必ずベテランの力が必要となります。367試合登板している三嶋の経験は、若いチームであるベイスターズにとってはとても貴重なものです。優勝を目指すために必要なピースとしての三嶋に期待します。