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ベイスターズ外国人選手


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

タイラー・オースティン 右投右打

106試合打率.316(首位打者)25本塁打69打点。5年目にして初の規定打席到達。3年契約3年目だが4年目は球団オプションということで、5~6億の年俸で複数年契約を提示するでしょう。チームを鼓舞する選手ですし、チャンスに強い選手。問題はケガが多いことです。ファンからの人気も高く、オースティン残留が外国人補強の中で一番のポイントです。

マイク・フォード 右投左打

7月13日来日。6試合打率.200 1本塁打2打点。ファーム日本選手権では2本塁打するなど二軍では活躍。外国人枠の関係で一軍の出場が少なかったフォードですが、一軍で出場すれば打率.250以上20本塁打以上はできそうな選手です。オースティンの控え、宮崎の控えといった活用もあるし、何しろ長打力がすごいです。残留してもらえるならうれしいです。

アンドレ・ジャクソン 右投右打

25試合8勝7敗防御率2.90 ベイスターズの外国人投手ではモスコーソ以来の規定投球回到達。28歳と若いだけにMLB復帰が視野に入る選手ですが、平均153km/hの速球とチェンジアップが魅力です。後半戦、日本のストライクゾーンに慣れてきただけに残留して欲しいです。

アンソニー・ケイ 左投左打

24試合6勝9敗防御率3.42 150km/hを超える速球を投げる左腕でテンポがいい時は相手打線を寄せ付けません。調子にバラツキがあり、イニング毎に調子が違うこともありますが、2年目となれば安定してくるかもしれません。ジャクソンと共に1年間先発ローテを守った貴重な投手なので残留交渉して欲しいです。

J.Bウエンデルケン 右投右打

2023年は61試合2勝3敗3S33H防御率1.66と2024年クローザー候補と思われました。4月に右肘の故障でリタイヤし、8月から復帰も10月1日右胸鎖関節で登録抹消されました。2024年は28試合1勝1敗16H防御率1.71。故障さえ問題なければクローザーもできる投手です。残留が望ましいですが、どうなるか?

ローワン・ウィック 右投右打

43試合5勝1敗1S11H防御率2.60 150km/hを常に超える速球とタテに落ちるカーブが特徴ですが、体が開く投球フォームのため、前半戦は打ち込まれました。二軍で入来コーチの指導を受け、極端に体を開かないように気を付けたことで復活。一軍では投球解析のプロである小杉コーチにストレートと同じフォームから握りを変えるだけで、大きくスピン量が変わるボールを教わり、後半戦はかなりいい成績になりました。右内腹斜筋の肉離れでシーズン終了間際に離脱ということで来年契約は?です。

ジョフレック・ディアス 左投左打

2020年入団で育成5年目で初の支配下登録です。7試合4H防御率0.00 
155km/h近い速球とカーブ、チェンジアップ、スライダー、シンカーが武器です。もっとチャンスを与えて欲しい左腕です。

外国人補強どうする?

今季の外国人選手が残留しても戦力としては申し分ないですが、メキシコで最優秀投手になったバウアーをはじめ、優勝を目指すためには外国人選手の入れ替えも必要だとは思います。

外国人補強体制

MLBに太いパイプを持つ壁谷周介氏を筆頭にルイス・ロペス氏とグレッグ・ハンセル氏がアメリカ全土をカバーします。アメリカ全体を網羅した広い視野で発掘し、選手の能力を見定め、日本に直接連れてくるという形が出来ています。いいと思った選手を複数年追いかけるため、大きな失敗が少なくなりました。ただ、急にチーム構成上必要になったポジションを埋めるという外国人獲得には弱く、フォード獲得の際も筒香が復帰したにも関わらず、同じタイプの選手を獲得してしまうことになり、結果、あまり出場機会に恵まれませんでした。懇意にしている代理人等に「このポジションで、こういうタイプの選手が欲しい」と丸投げして外国人選手を実際に見ないで獲得する球団も多い中で、異彩を放つ外国人補強体制です。カタログスペックだけ見て、「こういう選手がいい」と思ってしまう私のような素人ファンからは違う角度の選手を獲得するベイスターズの外国人スカウト部隊の次なる補強が楽しみです。


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