今日のレッスンではイギリスにあるテディーベアミュージアムに関するストーリーを生徒さんと一緒に読みました。
そんな中ふと疑問に思ったのが、テディーベアのテディーってなに?という疑問です。
ささっとWikipediaで調べるとこんな記事を見つけました。若干血なまぐさいストーリーなので読みたい方は覚悟して読んでください。
簡潔に要約すると、テディーベアのテディーは時のアメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトのニックネームのテディーから由来しているらしいです。
そのきっかけとなったのが1902年11月16日に発行されたワシントンポスト紙に掲載された風刺画でした。
その風刺画には、ルーズベルト大統領が熊狩りに行った時の一コマが描かれていました。
その時に一緒に熊狩りに出かけたほとんどが狩りを成功させる中、まだ獲物を仕留めていなかった大統領に気を利かせた接待人が、熊をハウンド犬で追い詰めて痛めつけ、木にくくりつけて大統領が来るのを待っていたそうです。
到着したルーズベルトはスポーツマンシップに反するとしてその熊を撃つことを拒否。そのシーンが下のような風刺画に描かれました。
オリジナルでは実話通り大人の熊が描かれたようですが、後に描かれた風刺画では上の写真のように可愛らしい子グマが描かれるようになったそうです。
これを見たモーリス・ミッチトムという人が子グマの人形を作ってteddy’s bearと名付け、自身の経営するニューヨークのブルックリンのキャンディーショップで売り始めたのがテディーベアの由来だそうです。