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マネーフォワードに転職してからの一年を振り返る
マネーフォワード福岡開発拠点でエンジニアの小林です。
今年の3月でマネーフォワードに転職してから一年が経ちました。この一年でいろいろと感じたことを振り返っていきたいと思います。
良かったこと
まず印象に残っているのが、「一歩踏み出し、行動する」といった自分の強みを上手く活かせた一年だったなということです。
機械系技術者から今のエンジニアにキャリアチェンジした私にとって、周りには私よりも経験やスキルが豊富なエンジニアがたくさんいます。その中で「自分はどのように貢献することができるか」を常々考えていました。
例えば、ちょうど私が入社した時期にモニタリングツールであるDatadogが担当プロダクトに導入されました。前職で利用していたこともあり使い方には知見があったので、モニタリング用のダッシュボードを整備したりDatadogを活用したパフォーマンスチューニングなどを積極的に行ったりしました。
その他には、日々の開発案件がある中でなかなか手を出せずにいたバグの修正・改善活動を始めました。地道に改善活動を進めたことで、今ではバグ発生数が目に見えてわかるほど少なくなりました。ちなみに、今も継続して改善活動を続けています。
企業で働く上で、組織貢献の仕方はいろいろあると思っています。エンジニア力をフルに活かしていくことはもちろんですが、自分なりに課題は何かを考え、課題を見つけ、実際に解決に向けて行動していくことも貢献の一つかなと感じました。
さらに活動を続ける中で再確認したことは、継続の大切さです。自分自身が興味・情熱を持って取り組めないとなかなか長続きせず、結果として途中でやめてしまったり思ったほどの成果が出なかったりします。
「継続は力なり」です。自分に合った課題を見つけそして解決に向けて行動し一定の成果を出せたことは、私の人生にとっても大きな収穫となりました。
苦労したこと
一方で、自分自身に対する期待値と周りからの期待値を合わせるところについて試行錯誤の日々がしばらく続きました。
前職ではエンジニアの中でも勤務歴が長くリーダー的な役割を担っていましたが、新しい環境ではチームの一員として働き始めるなど、求められる役割の違いがありました。
それに加え、相手がどういった人間なのか、どのような働き方をするのか、どのくらいのスキルや能力を持っているのか、などは実際に働き始めるまでお互いにわかりません。
以前の職場で周りから受け入れられていた言動や何も言わずとも理解されていた行動も、新しい職場で同じように受け取ってもらえるとは限りません。一緒に働いていく同僚や上司などとの関係性を一から築き上げていく必要がありました
こうした状況の中で、日頃のコミュニケーションはもちろんですが、それにプラスして、先に書いた取り組みや改善活動など「言葉だけでなく行動でも示す」といったことを意識していました。
実際、主体的に取り組みを行うにつれて、自分自身がどういった人間かなどの発信が私の中でちょっとずつできるようになり、またそれに伴って周りとのコミュニケーションもしやすくなっていった気がしています。このような行動を通した形でも、自分らしさだったり一緒に働いていく同僚との相互理解だったりは生まれてくるのかなと感じました。
今後について
個人的にも組織的にも課題はたくさんあります。私自身の課題でいうと、エンジニアとしてのスキルをもっともっと伸ばしていく必要を感じており今年の目標に掲げています。
問題や課題はついついマイナスとして捉えがちです。しかし、そうではなく、「伸び代ですね〜」と捉え、自身の成長が組織、さらにその先の社会への貢献に繋げられるように努力していきます。
銀の弾丸はありません。明日、目が覚めたらスーパーエンジニアになっていたいですが、そんなことは起きません。
今の自分の行動が、未来の自分に繋がっている。
またコツコツとがんばっていきたいと改めて思った一周年のゆるブログでした。
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