Google生活のリアル
せっかくGoogleのDurhamオフィスという、日本人はおそらく誰一人まだ足を踏み入れたことのない(?)激レアオフィスで働いでいるので、ここでの生活がどんな感じなのか、不満たらたらでネガティブな文章になってしまうのは予め断っておくとして、書いてみたいと思う。まあ、この不満もどうせそんなに数年単位で続くものではないだろうし、むしろ書いてしまえばすぐになくなってしまうかもしれないなんていう期待もしつつ、自分としても記録としてぜひ残しておきたく、取り急ぎではあるが書いてみたいと思う。
まあグチだけ書いててもあれなので、この文章にもし生産的な結論があるとしたら、
クソデカい会社だと、どのオフィスに行くかは妥協しないほうがいい。(いわゆる配属リスク)という感じになる気がする。
では早速行ってみよう。メンタルに来ている原因を10個連続で挙げていく。
1.オフィス格差
これが我らがDurhamオフィスである。収容人数は600人程度。2022年の頭から本格稼働し始めた、かなり新しいオフィスである。今も急速なスピードで人を雇っている。チームの過半数は自分より後に入社している。
600人規模っていうとGoogleにおいてはどのくらいかというのが分かりづらいかと思うので、説明してみる。Googleの社員数は2021年のデータで15万人超おり、(実際はそこからさらにもっと増えてはいるが)、Mountain Viewオフィスの社員数が5万人弱、そこから車で5分~10分の距離にあるSunnyvaleオフィスの社員数も4万人規模である。ちなみに東京オフィスですら数千人規模である。
つまり何が言いたいかというと、いわゆるGoogleのオフィスで検索したら出てくるような素敵なオフィス(つまりMountain ViewやSunnyvaleオフィス)と比べて、およそ100倍の人数差があるということである。そしてその差は果てしなく大きく、様々なモノのクオリティの違いとしてのしかかってくる。
何が違うのかと言われれば、すべて、である。
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