ばやし

歴史が好きなサラリーマン。歴史に関連したゲーム、本、漫画、ニュースに触れて感じたこと、思ったことを書いていきます。

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最近の記事

久々にNOTEに帰ってきた。今年は記事書く習慣をつけていくぞ。

    • [漫画]イサック10巻の気になった背景を解説

      こんにちは。今月21日にヨーロッパ30年戦争を題材にした漫画、イサック最新刊が発売されました。 年始にまとめ読みした身としては、ナイスタイミングということで発売日に買って読みました。もちろん。 この記事では10巻の舞台と登場する要素について調べたことをまとめています。 ライデン イサクの次なる目的地はオランダのライデンでした。 ライデンはオランダに実在する街です。首都アムステルダムから36kmほどの距離。 ライデンは15世紀には繊維業でオランダ最大の都市となりました

      • 夜10時に帰ってきてから書くのつら…無理ない程度に書く、隙間時間でインプットする、を意識してがんばろー

        • 【読書感想文】ドイツ三〇〇諸侯

          こんにちは。 30年戦争を題材にした歴史漫画「イサック」の影響でドイツ諸侯の勉強中です。その中で読んだ本が面白かったので、まだ完読してないのですが先に感想を書いてみます。 本書の面白いところは有力ドイツ諸侯を「家」ごとに紹介しているところです。個人に焦点を当てた伝記が一般的ですが、家の繁栄を目指したヨーロッパを理解するならば「家」ごとにストーリーにしてしまうのも面白いですね。 巻末には本編で出る家ごとの家系図の付録付き。これが理解するのに便利だし家系図見てるだけで面白いので

        • 久々にNOTEに帰ってきた。今年は記事書く習慣をつけていくぞ。

        • [漫画]イサック10巻の気になった背景を解説

        • 夜10時に帰ってきてから書くのつら…無理ない程度に書く、隙間時間でインプットする、を意識してがんばろー

        • 【読書感想文】ドイツ三〇〇諸侯

          文系・理系を選ぶ意味は無い

          こんにちは。昨日・今日はセンター試験(共通テスト)ですね。 たいていの高校生は大学受験前に文系・理系を選択すると思います。 また、数学が苦手だから文系、国語は分からないから理系選択した、という方も多いのではないでしょうか。 僕もその類で、国語・英語が苦手で高校生の時に理系を選択しました。 ですが大人になってから考えると、文系・理系のカテゴライズは何の意味も無いし、自分の知識・教養を得る機会を減らす原因にも成りかねるので正直この分類は無いほうが良いと思ってます。 その理由

          文系・理系を選ぶ意味は無い

          2021年は歴史検定取得に挑戦しようと思います。趣味で歴史が好きとはいえ、情報を発信するならば基礎知識があることを証明したい&ちゃんと歴史を勉強し直すキッカケにしたい、という理由です。 2、3級は大学入試レベルなのでそこを目指して頑張る!

          2021年は歴史検定取得に挑戦しようと思います。趣味で歴史が好きとはいえ、情報を発信するならば基礎知識があることを証明したい&ちゃんと歴史を勉強し直すキッカケにしたい、という理由です。 2、3級は大学入試レベルなのでそこを目指して頑張る!

          30年戦争当時のヨーロッパ国境を見たらカオスすぎた

          こんにちは。漫画「イサック」を読みました。 30年戦争という日本ではマニアックな戦争を舞台にした歴史漫画です。調べてみたら30年戦争時のヨーロッパ地図がカオスだったので簡単にまとめてみました。興味ある方は読んで頂けると嬉しいです。 まずヨーロッパ全体の国境から(1620年時点) 30年戦争前、スペインが世界の覇権を握っていました。16世紀はスペインの最盛期でアメリカ大陸、アフリカに領地を持ち、上の地図の通り南イタリア、サルディーニャ、オランダを治めていました。 このとき

          30年戦争当時のヨーロッパ国境を見たらカオスすぎた

          漫画「イサック」が最高にリアルで面白い

          17世紀ヨーロッパを舞台にした歴史漫画「イサック」が面白くて一気読みしてしまいました。舞台は17世紀ヨーロッパ!そこで戦う日本人! ヨーロッパの戦争の中でも30年戦争が舞台というのが渋いチョイスですね~ もっと流行って欲しいので簡単に紹介したいと思います。 「イサック」はアフタヌーンで連載中の作品です。現在単行本は9巻まで発売中。また、アフタヌーン公式HPで1話無料公開中です。気になる方は読んでみて下さい。 どんな漫画? 時は1620年、後に「人類史上初の世界大戦」とも呼

          漫画「イサック」が最高にリアルで面白い

          昨日「イサック」という歴史漫画が面白くて一気読みしてしまいました。解説・感想記事書いてみようかなと思います。舞台は30年戦争の神聖ローマ帝国、でも主人公は日本人!

          昨日「イサック」という歴史漫画が面白くて一気読みしてしまいました。解説・感想記事書いてみようかなと思います。舞台は30年戦争の神聖ローマ帝国、でも主人公は日本人!

          2021年 noteの目標

          あけましておめでとうございます。 昨年11月からnoteを初めて週1程度で色々書いてみました。 自分にとっては慣れないこと、新しいチャレンジなので苦戦しました。 1記事あたり数十ビュー、数個のスキをもらい、自分の読んだ文章が読まれることに嬉しさもあり、一方でもっと読まれたいという思いも若干あります。 それでは2021年のnoteにおける目標を書いていきます。 投稿頻度を増やすSNSもそうですが、やっぱり読まれている人は発信する頻度が高いなと。 またPDCAを早く回すため

          2021年 noteの目標

          2020年 おすすめしたい本3冊

          こんにちは。2020年も最終日になりましたね。 今年は約20冊ぐらい本を読みました。note見てると100冊200冊読んでる人が普通にいるんですよね。それに比べると圧倒的に少ないですね。 ただ個人的に読んだ本の数は分かりやすい指標だけど、あまり気にしないようにしてます。理由は「本」とひとくちで言っても、ジャンルや一冊のボリュームは人それぞれだから。ということでマイペースに3冊紹介していきます。 ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現企業だけでなく様々な組

          2020年 おすすめしたい本3冊

          「古臭い」日本人的な働き方のルーツ

           こんにちは。最近宗教の歴史を遡ることにハマってます。  特に儒教は日本人の生活に深く根ざしており、我々日本人の価値観がいかに儒教の教えの影響を受けているか、という発見が多く、とても面白いです。この記事はその儒教と日本人の「働き方」の関係に注目したいと思います。  昨今、「働き方改革」を始めとして多様な働き方が提唱・認知され、日本社会全体が働き方を変えようとしています。また、企業の社員という枠に縛られず、副業したり、起業することが何となくカッコイイという風潮がありますよね

          「古臭い」日本人的な働き方のルーツ

          興亡の定理

           高校生のときに「あっくん」という友達がいた。  あっくんは不思議なヤツでバドミントンが上手くて遊んでばっかだけど、たまに不思議なことを言うやつだった。 ある時、あっくんが本を読んでた。その本のタイトルはもう思い出せないが、数学書っぽい本で高校生には理解できない色々な定理や公式が載っていた。 その中で一つ覚えている定理が 「興亡の定理」 だった。 細かいことは全く頭に残ってないが、その名の通り国の興亡を数式で表現した定理だった気がする。 今思うとかなり胡散臭い本だっ

          興亡の定理

          Audibleで人文・歴史書読んでみた感想

          こんにちは。突然ですが僕は現在会社への通勤時間が片道約1時間ほどあります。 しかも車での通勤です。なので通勤時間の時間を有効に活用するのは難しい。。。 1日往復2時間、1週間10時間(実際はリモートワークも行っているため短いですがを運転だけに使うのはもったいないですよね。 ということで、この通勤を始めてからAudibleを使い始めました。 Audibleはいわゆる「聞く読書」、オーディオブックですね。 最近ではインフルエンサーの方などが、「生産性がすごい上がる!」と

          Audibleで人文・歴史書読んでみた感想

          どうしてペリーが日本を開国する前に徳川家がアメリカへ渡らなかったのか

           結論としては私の人生で最も衝撃を受けた本を紹介したい。  なぜこんなタイトルにしたかと言えば、その本の中で「なぜスペイン人征服者ピサロがインカ帝国を征服するのではなく、インカ皇帝アタルワパがスペインを制服しなかったのか」という、個人的にはなぜそんな疑問を持てるのかと思うが、一文があり、それももじった訳である。  これらを言い換えれば、「どうしてアジア・アフリカ系が世界の支配せず、白人が世界の支配することになったのか」となる。  これに対しての考察を壮大な一冊にまとめた

          どうしてペリーが日本を開国する前に徳川家がアメリカへ渡らなかったのか

          百年戦争 国家の生まれ

          現代の覇権国家アメリカの成り立ちの背景には「国民国家」という概念があり、その前にまず「国家」という概念が生まれたきっかけである百年戦争を知ろう、というわけである。 百年戦争という戦争、一般的にはかなりマニアックな戦争。日本史で言えば応仁の乱くらいマニアック。「ジャンヌ・ダルクが活躍した戦争」と聞けば、何となく「へ~」ぐらいには感じられるだろう。  マニアックな理由は大きな知名度のある人物がそれぐらいしかいないから、そして中世ヨーロッパの混沌とした世界のせいで、始まりも終わ

          百年戦争 国家の生まれ